民主党の理念では、子供は社会が育て、年老いた親の面倒も
社会がやるそうだが、そうした世相を反映するかのように、
全国至るところに、「徳養」と呼ばれる、老人施設が乱立している。
介護保険の制度が始まって、まだ十年程だと思うのだが、すでに
9兆円という巨額が、介護料金として支払われている。
問題は「徳養」に実態である。
若い人の雇用市場が、買い手市場化して久しいから、特に女性は
短大か専門学校を出て、介護師の道を目指す。
「徳養」は介護師だけでは、収容された老人の面倒が見切れないから、
より専門知識を身につけた看護婦さんも必要となる。
一度、彼女たちが集まっているブログを覗いてみたら、実態が良く分かる。
あの通りだとしたら、これはもう非道の世界である。
ボクが今日もお世話になった、ナースの話でも裏づけが取れた。
「徳養」は儲かる商売だと、儲けるために業者が増える。
これはまさに、現代の人身売買業・口入れ屋である、人材派遣業者と同じ
体質の者が集まるように成っている。
年老いて、そんな場所に放り込まれる老人は哀れである。
菅直人は、これからは介護だ!
介護で雇用が増えると叫んでいた。
民主党の体質は、日本の良い部分を、どんどん無くそうとする。
社会保険といえば、何でも通るとの感覚が間違っている。
ボクはすでに78歳。しかも人工透析15年という身分だが、日本国はもっと
社会保障のカネを減らすべきである。
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