もしも大洗に来たのがまほだったら
ガールズ&パンツァーのSSで「大洗に来たのはもしも西住まほだったら?」
というIFのストーリーでオリ主など一切なしの純粋なサイドストーリーであります。
10連覇を逃した責任を取る形で家から追い出され、戦車道をしている高校への転校もできず、
それでも戦車道は自分の全てと信じるまほは、戦車道がない学校で自ら戦車道を立ち上げることに思い起こす。
その学校の名こそ大洗女子学園であり、戦車道優勝で学園存続に賭けていた生徒会と利害が一致。
大洗女子の戦車道を率いて全国大会へと打って出る……。
なお前に紹介した「もしも西住まほが大洗女子学園に転校してきたら」とは別の人が書いたSSです。
また全国大会の初戦が知波単学園との戦いになるなど、原作と変化を付けているので今後の展開にわくわくします。
ぜひ見てください
「今大会で黒森峰の10連覇はならず準優勝…まほ、どういうことかしら」
「・・・・・・」
「この結果は黒森峰だけでなく西住流の名に泥を塗ったということを理解しているわね?」
「・・・はい」
「まったく、それにしてもあそこまで無様な負け方をするだなんて・・・ どう責任を取るつもりなのかしら?」
「それは・・・」
「・・・まあいいわ、あなたが何と言おうと私の考えはもう決まっています」
「え?」
「まほ、あなたを勘当します」
「かんっ・・・!」
「お母さん!いくらなんでもそれは」
「みほは黙ってなさい」
「は、はい・・・」
「まほ、あの無様な試合に勝つことを重んじる西住流の精神がまったく感じられなかった
破門されないだけでもまだ有情な処罰だと思いなさい」
「挽回する機会は与えてくださらないのですね・・・」
「西住流に於いて負けることは許されないこと 挽回の余地などありません」
「・・・わかりました」
「お姉ちゃん!」
「みほ、いいんだ すべて私が招いたこと、私が責任を取るのは当然のことだ」
「でも、でも・・・」
「数日中に荷物をまとめて出て行きなさい どこに転校しようがあなたの勝手です」
「はい」
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