二次元が好きだ!!

SSなどの二次創作作品の連載、気に入ったSSの紹介をします。
現在ストパン憑依物「ヴァルハラの乙女」を連載中。

おススメSS 艦これ 神崎島

2016-10-19 22:46:51 | おススメSS

艦これ 神崎島

自分もGATEネタで投稿している提督たちの憂鬱で掲載されている艦これネタSSです。
憂鬱の主人公である神崎博之が嶋田繫太郎としての人生を終えた後に今度は艦これの提督として人生を始めます。

艦娘たちとは全員ケッコンカッコカリで深海棲艦との停戦まで成し遂げたが、
根拠地である島、神崎島ごと「史実の1937年の太平洋」に出現。

226事件の影響で軍国化が始まりつつある史実日本と接触。
日本への帰属とこれから起こりうるであろう未来を帝国上層部へ密かに教える。

これにより日本は国土開発に邁進し日中戦争は回避。
日本の歴史、そして世界の歴史が動き出す・・・。

艦これSSにも拘わらず内政と政治に重点を置いた硬派な内容です。
ですが基本帝国の龍神様のノリなので楽しんで読めます。



自分もこのネタで投稿しています。
ぜひ見てください。



甲板に出ている人影は…

「女…?!」

慌てて艦橋に双眼鏡を向ける。
艦橋の中には、複数名の男女と思しき集団がいたが、
その中央にいるのは、田舎の女学校に通うような少女であったのだ。

艦橋はもとより、「時雨」全体に動揺が走り始めた。
それでもきちんと接舷準備をはじめるのはこの頃「訓練に限界なし」として猛訓練を課した成果であろう。
やがて、接舷用の舷梯が渡されると、「彼女」は現れた。

「はじめまして!神崎鎮守府所属駆逐艦 吹雪艦長…神崎吹雪であります!
 米内光政長官を艦隊旗艦にご案内する任務を仰せつかり参上しました!」

ぽかーんと口を開ける乗組員たちの中で、反射的に答礼できたのは士官クラス以上だけだった。

「案内御苦労。宜しく頼む。神崎艦長。」

一瞬表情がゆるみかけた相手方の艦長はすぐに「はっ!」と答礼し、細かな説明をはじめた。

手順自体は、海軍軍人にとってはありふれたものだった。
それに、吹雪と名乗ったどう見ても少女と思われる艦長はよくみれば外洋の波で揺れる駆逐艦の艦橋でなんでもないことのようにバランスをとっている。
どうやら、ただの悪戯という説は否定しなければならないようだった。

「さてさて、行く先は竜宮城かはたまた…」










コメント
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