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Media Reports & Analyses(メスト・エジル)

2012-01-28 23:56:24 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
バルサ戦後はその関連記事が読み切れないほど一杯出ていますね。
気持ちが明るくなるような記事が多くて嬉しいです!




タイトルだけでも

New York Times
Global Soccer
A New Look, and New Hope, for Real Madrid
By ROB HUGHES
January 26, 2012
レアルにとって新しい展望、新しい希望

Reuter Africa
Real recover pride and belief despite Cup exit
Thu Jan 26, 2012 11:38am GMT
レアルはカップは逃したがプライドと信頼を取戻した


Independent On Line
Real restore pride, despite defeat
January 26 2012 at 02:47pm
敗戦だったがプライドを取り戻したレアル





などなど。そのうちのいくつかを転載しておくことにします!

こちらスカイスポーツの記事によると、モウリーニョはファン、メディア、そしてプレーヤー達からのプレッシャーを受け、変化しつつある、ということ。
周りの意見を聞き、攻撃的ラインアップに変えてきた、というのですね。



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Sky Sports
Tensions eased
'Mourinho listened to Madrid's players and fans'
January 26, 2012 1:28pm
『緊張緩和』
モウリーニョ、選手とファンの声を聴く


Mourinho: picked attacking line-up against Barcelona
モウリーニョ、対バルサに攻撃的ラインアップを採る

Guillem Balague says
スカイスポーツ:ギレム・バラーグ談



Jose Mourinho finally selected the team
that the Real Madrid players wanted
during the second leg of their Cope del Rey quarter-final with Barcelona.
モウリーニョ、コパ第2戦にレアル選手が望む布陣をついに選択


"Finally, because of the pressure from the fans, media and players, Mourinho's gone:
'Let's go offensive and with the team everybody wants'. "
ファンやメディア、選手達からのプレッシャーで、ついに、やっとモウリーニョが
『みんなが望むチームで攻撃的に行こう』
と踏み出した。





レアルは2-0で終わった前半から、後半逆襲し2-2と敵地で引き分けとし、結局4-3で敗れ去った。
モウリーニョはエジル、カカー、ゴンゾーラがロナウドをサポートする、という攻撃的ラインアップを組んだ。
スカイのバラーグ解説員は、この試合を通してマドリーが見せたスピリッツは、彼らが攻撃的ラインアップで戦うとどんなに快適であるか、を証明してみせた、と考えている。
『おそらくスペインのだれもが思っているでしょう。ついにレアルファンが望んでいた形がきた、と。メディアが望み、レアルの選手たちが望んでいた形です。』
『前半2-0で負けていたのですよ。それが後半彼らはずっと良いプレーを見せたのですよ。これは本当に興味深い反応です。』





『対バルサ戦を難しいものにしていたのは他でもないレアルだったのです。それは選手たちがモウリーニョに言いたかったことでもありました。』
『さあ、この道を選んだからには、今までバルサ戦で採った中で一番攻撃的な道を、これこそバルサに勝つラインアップだ、と選んだ訳ですから、これが僕たちのやり方だ、ということを見せましょう。』
『彼らは2-2とし、さらにひっくり返すチャンスもありました。そしてスペインのいくつかのメディアが見出しに
「バルサ、昨季チャンピオンを負かす」
と載せましたが、それはまるでレアルがあと一歩で勝っていたから、そう書いているように思えました。』





Mourinho has endured a tough week at the helm of Real Madrid.
マドリーの監督として辛い一週間を耐えたモウリーニョの権威



1stレグ敗戦後、モウリーニョはトレーニング・グラウンドでイケルとラモスと口論したと報じられた。さらにレアルを去るのでは、との噂まで流れた。
しかしバラーグの考えるところでは、モウリーニョはもっと攻撃的ラインアップを採りいれると選手たちに説き、レアルの監督という大きな職責を全うするために(戦略変更を)受け入れた格好となった。
『彼は、選手たちの望むプレーを許可することで、権威をいくらか取戻しました。』
『私は選手たちがラインアップを決めたと言っている訳ではありませんよ。モウリーニョは、ファンの声は聴かないといっているけれど、彼は実はファンの声に耳を傾けていることは明らかです。』



『モウリーニョはこう語っています。
「今までバルサとは9回対戦してきましたが、今回のこれが私が言っている戦い方となるでしょう。」と。
でもどの戦い方のことなのか、私にはよく分かりません。毎回戦い方が違いますからね。』




『でも、ついに、ファンやメディアや選手達からのプレッシャーを受けて、彼は一歩踏み出しました。
「攻撃的に行こう。皆が望むチーム構成で。」
『とても力強いレアルを見ることが出来ました。そのせいでバルサは弱く見えたくらいです。レアルはそこを突いて行けそうなところまで行きましたね。』

(下手な訳でスミマセン)





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選手、ファン、メディアのプレッシャーによりモウリーニョは少し変化しつつあって、周りの意見を採りいれ攻撃的ラインアップにしたというのですね。
試合の実況担当(かな?)が、言ってましたが、2010年モウリーニョ体制下、5-0の大敗を喫した最初のクラシコ、あれは攻撃的ラインアップを組んで臨んだ試合だったそうですね。モウリーニョはあれがトラウマになってしまってるのでしょうか?
モウリーニョさんもこの一週間は色々と思い悩み、葛藤したことでしょう。


この敗戦が精神面でのプラス効果となる、という記事もあります。


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REUTERS


Jose Mourinho and Real Madrid proved to themselves as much as to the rest of the world that they can more than match Barcelona on the field of play.
モウリーニョとレアルは、国王杯争いから敗れ去りはしたが、フィールドでバルサと互角に戦えることを、自分たち自身感じただけでなく、世界中にそれを示した。


The holders gave a thrilling attacking performance at the Nou Camp and had their arch-rivals hanging on for the final whistle as they came back to draw 2-2 before falling 4-3 on aggregate, just one goal away from progress to the semifinals.
昨年の覇者レアルは、カンプノウでスリリングな攻撃を見せ、最後の笛がふかれるまでバルサに食らいつき2-2の引き分けに持ち込んだ。
合計4-3で敗退したが、準決勝進出まで、あと1ゴール足りなかった。



レアルの攻撃的ラインアップと、バルサのプレイメイカー達を非常に苦しめたプレッシャー、絶対に諦めないチームスピリットは、1stレグとは際立った対照を見せた。
1stレグ敗戦後は、モウリーニョ采配に対する初めての深刻な抗議の兆しがあったほどだった。





『マドリーはここ最近の劣等感を振り払い、記念となるプレーを見せた。』
とマルカ紙。


‐‐中略‐‐


レアルのファン達は1stレグのモウリーニョが採った臆病なディフェンシブな戦略を気に入らなかった。
1stレグでは、プレーメイカーであるエジル、カカーは先週1stレグではベンチスタートだった。
一方新聞各社は、ドレッシング・ルームでの諍いを報じたりで、バルサに勝てないフラストレーションをさらに増幅させていた。
モウリーニョはバルサ相手に10戦戦い1勝しかしておらず、特にレアルファンにとって痛いのはその負け方だった。


‐‐中略‐‐


しかしこの試合はバルサ相手にどう戦うかを示して見せた。』





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敗戦だったけれど、バルサ相手にどう戦いを挑むのか、が少し垣間見られた、ということでファンは納得だし激励を送るはず。
選手たち自身が攻撃的に、と望んだ自発的なサッカーだったからあれだけファイティング・スピリットが漲り、熱い熱気のようなものが伝わってきたのだろうな。


もうひとつはESPNから。
シャビ・アロンソの言葉が響いてきます。


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ESP
That's the way to do it.
これこそが正しい戦い方だ

We gave a very good performance. It's a shame really, but feeling we were superior is important." - Xabi Alonso.
僕たちはとてもよいパフォーマンスだった。結果は本当に残念だ。でも自分たちの方が優っていたと感じられることが大切なんだ。‐‐シャビ・アロンソ


‐‐中略‐‐

As Xabi Alonso says above, Los Blancos can take plenty from their performance at the Camp Nou. Madrid deserved to win the game. Deserved? Or threw it away? They certainly had the best chances, they certainly had Pep's boys against the ropes late on, and they certainly, for a change, had the heart.
アロンソが言うように、レアルは彼らのカンプノウでのパフォーマンスで多くのことを得た。マドリーは勝利に値した。値した?のかあるいは試合を捨て去ったのか?
彼らにはたしかに勝てるビッグチャンスがあったし、最終面ではバルサ選手たちに冷や汗をかかせた。そしてもちろんそこに、ハート、魂があった。


While the history books will chalk this down as a victory for the Catalans over the two-legs, the second-leg tie could just well prove to be a psychological victory for Jose Mourinho and his men in the long run.
歴史の本にはこの2試合はバルサ勝利として記録されるだろう。しかし長い目でみると、心理的にはモウリーニョと彼のチームの勝利であったと判明するかもしれない。


‐‐中略‐‐





Mesut Ozil - brilliant. While the focus is often on Ronaldo and how he 'goes missing' in Clasico matches, Ozil more often than not rises to the occasion; he was outstanding on Wednesday. The German international has suffered dips in form this season but his passing and vision was exceptional at the Camp Nou. An inch lower and we'd have been talking about 'that' shot for years to come.
メスト・エジル‐‐brilliant 。クラシコでロナウドがどうゴールをミスしたか、に焦点が当たっている時、エジルはよくその理由、根拠として引き合いに出された:しかし水曜日の彼は素晴らしいの一言!このドイツ代表選手は今シーズン、調子を落し気味だったが、カンプノウでの彼のパス、ビジョン、は非常に優れたものだった。あともう1インチ低かったなら、『あのショット』はこれから何年か先まで、語り草となっていただろう。






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Marca紙もエジル絶賛記事を載せたようですね。






ヘッドとリードはこんな感じ。

GERMAN RETRIEVES HIS BEST FOOTBALL AND SHOWS THE WAY
エジル、トップ・フォームを取り戻す

Özil illuminates the white game
レアルを輝かせたエジル

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もう、お腹いっぱいです。






明朝のリーガでの活躍を祈ります。レアルガンバレ!

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2 Comments

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Unknown (Madridistas)
2012-01-29 13:59:47
素晴らしい記事をありがとうございます。
「現地では 今回のクラシコはどう評価されているの?」
「エジルのパフォーマンスは どう表現されているのかしら?」
私の一番知りたかったことを 教えていただけて、感激しています。

pale mintさんはいつも 海外情報を丁寧に訳して、提供してくださいますね。
大変な労力がいることと思います。
そのおかげで 日本にいながら 私たちは色々知ることができます。
本当にありがとうございます。

これからも ずっと、ずーっと、blogを続けてくださいね。
「勝手なお願い」は承知の上です。(笑)
pale mintさんに頼るしかないんですぅ。 
返信する
ありがとうございます♪ (pale mint)
2012-01-29 22:46:52
Madridistasさん、拙い訳文を読んで頂きありがとうございます!
ひょっとして海外メディアが伝えることなど、興味を持つ人少ないかな、と思いながら
自分の興味先行で記事アップしています。
そう言っていただけると元気が出て頑張れます!(笑)

モウさん国王杯後、ずいぶん各方面から非難受けたり、選手達ともちょっと不穏な空気になったりしていたのですね。
あの試合後は何も読む気がしなくて、シャッタウtト状態だったので知りませんでした。

カンプノウでラモスが退場になってピッチから引き揚げてきた時、抱いて長い間耳打ちしていましたね。
それから先日のモウさん誕生日にはイケル、ラモスがバースデイケーキをもってトレーニング・グラウンドにやってきてましたね。
どれもこれもモウさんと選手たちの関係は良好です、または修復しました、と見せる意味もあったのかな、と今思っています。

エジルは今月に入って好調を維持していて毎試合ワクワクのプレーを見せてくれますね~。レアルもこのまま攻撃的でスペクタクルな(スアレスさんの受け売り)をフットボールを見せ続けてほしいです!
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