トランスポーターとオートバイトライアルと日記の備忘録

ノアにオートバイを積んでみました。忘れないように記録しておきます。

ST250 インジェクター洗浄

2021年08月08日 | スズキ ST250

この前 インテークマニホールド内を拭いたのですがイマイチなので、インジェクターの洗浄を行いました。

ガソリンタンクを外して、エアクリーナーボックスを止めている3本のボルトを外し、シリンダ側とエアクリーナーボックス側のバンドを緩めます。電気のコネクターとアクセルワイヤーを外したら、エアクリーナーボックスをずらしてスロットルボディを右側に外しました。狭くて手間取ります。

 

 

エアクリーナーボックス側マニホールドはまだ汚れています。シリンダ側はかなり汚い状態です。写真の下側の丸いのがインジェクターです。

 

 

スロットルボディのネジをプラスドライバーで外してインジェクターを引き抜きます。ガソリン供給側とインジェクターを分離します。

 

 

インジェクターからOリングを外します。ヨーグルトの容器にパーツクリーナー液を入れて1番置いたら容器が溶けました。

 

 

容器を2重にしていたので外側の容器に液が溜まっていました。汚れもかなりありました。

 

 

インジェクターに何ボルトが流れているのかテスターで調べます。車体側のコネクターに電線を入れてスイッチをONにして測定しました。8.10Vでした。どちらがプラスなのか調べるのは、デジタルテスターの場合とりあえず繋げて通常表示なら合っています。逆に接続すると「ー8.10」のような表示になります。オレンジに白線がプラスでした。

 

 

いよいよインジェクターの洗浄です。コネクターに加工した電線を接続します。8.10Vの電源がありませんが古い充電器を測定したら約7V で使おうとしたら12Vになったり6V位になったり安定しません。とりあえず繋いでみましたが反応しません。コネクターを点検調整して充電器を接続したら「ジー」と音がしました。12Vだと良くない影響があると思い充電器を6Vに切り替えても「ジー」と音がして電磁弁が作動しています。

+にテープを貼ってあります。

 

インジェクターは、ガソリン供給通路内にフィルターと電磁弁が内蔵されているそうです。なので先に噴出口からパーツクリーナーを入れて内部の汚れを出します。噴出口は細いのでワイヤーインジェクターが使えました。電気を流して電磁弁を作動させスプレーします。ボタボタという感じでクリーナー液が出ました。

 

今度は、インジェクターの噴出を行います。ガソリン供給側は太いので手持ちのチューブにスプレーチューブを入れてシリコンシーリングを詰めました。インジェクターのガソリン供給側に差し込みます。

 

ホースバンドをしないでクリーナースプレーを押したままにするとチューブが外れます。なので、1秒位押して離してスプレーが出なくなったら、またスプレーするというのを10回くらい繰り返しました。

スプレーを押している間ずっと霧状に噴出しているのではなくて、「パッ・パッ・パッ・・・」と噴出しています。電磁弁が速く作動しているようです。だんだんときれいに噴出するようになったので終了です。

 

マニホールド内も拭きましたが完全にはきれいにはなりませんでしたが終了して取り付けました。

 

 

 

ガソリンタンクのホースジョイントが外す時にうまく押せないので、プラスチックを貼り高くして押しやすくしたのですが、あまり変わりませんでした。

 

インジェクターを元に戻して取り付けました。エンジンを掛けるためにセルを回す時にホース内のガソリンが抜けているので長めにセルを回すと無事にエンジンが掛かりました。アイドリングをしている時にシートとサイドカバーを取り付けて、暖機運転が終わったころにアクセルをパッ・パッと開けると回転が落ちることもなく吹けます。力強い感じもあり、アイドリングも安定しています。

早速 走りに行きたいところですが暫く行くことができません。理由は駐車場がアスファルトで、おまけに車のタイヤが水道メーターの上を通るのでアスファルトがへこみメーターも沈んで壊れるかもしてないので、現在 水道メーターの移設とコンクリート舗装工事をしているからです。

家の立て直しで仮住まいから戻ってきたらアスファルト舗装になってました。

あ~あ、余計な出費です。前のスポーツスターを買ってお釣りがくるくらいです。ガッカリ(>_<)

 

 

コメント
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