近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

グライシンガーの右腕唸る、8回7三振1失点でハーラートップの13勝。

2008-08-31 12:02:50 | 読売ジャイアンツ
復帰初V打!李が巨人も「金」に導く ― スポーツ報知

◆阪神2―3巨人(30日・甲子園) 

 巨人が首位攻防の第2ラウンドを制し、阪神と再び7ゲーム差に戻した。初回、5番に昇格した李承ヨプの適時打で先制し、6回に阿部の適時二塁打などで加点。投げてはグライシンガーが8回1失点の好投でハーラー単独トップの13勝目を手にした。李は6、8回にも安打し、今季初の猛打賞をマーク。前日から1四球を挟んで5打数連続安打と猛打が止まらない。北京五輪で韓国を金メダルに導いた英雄が、今度は巨人は奇跡の逆転Vへ導く。

 笑顔はなかった。李は一塁ベース上で大きく息を吐いた。「とにかく結果が出てよかった」わき返る三塁ベンチに目をやると、じわじわと喜びがこみ上げてきた。

 原監督の期待にひと振りで応えた。4月9日の横浜戦(横浜)以来、約5か月ぶりに「5番」を任された。初回、2死一、三塁、カウント0―1からの金村暁の真ん中に甘く入ったフォークをとらえた。「当たりは今ひとつだったけど、コースがよかった」鈍い音を残した打球は、一、二塁間を抜けていった。先制の右前適時打。北京五輪からチーム復帰後、初打点をマークし、安堵(あんど)感が全身を包み込んだ。

グライ得意の「虎狩り」で13勝 ― スポーツ報知

慎のスパート 復帰後19の7で打率.368 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

先発のグライシンガーが、8回を4安打7奪三振1失点という好投でハーラートップとなる13勝目を上げた。

3―1で迎えた9回裏はクルーンが引き継いだが、あわやサヨナラ負けかと思わせるような、スリリングな場面の連続だった。

この回、先頭の鳥谷を三振に討ち取ったものの、金本、林の連打と関本の四球で一死満塁の大ピンチ。葛城の一ゴロで金本を本封したが、併殺をあせった阿部が一塁に悪送球、3―2と1点差に迫られた。
なおも二死一、三塁とサヨナラのピンチは続いたが矢野を空振り三振に仕留めて事なきを得た。

マー君、満塁被弾で6回6失点で降板、チームも延長10回で逆転負け。

2008-08-31 12:00:29 | 楽天イーグルス
マー君初体験、満塁被弾「甘かった」…楽天 ― スポーツ報知

◆楽天6―8ロッテ(30日・Kスタ宮城) 

 変わらない表情が、田中の悔しさを際立たせた。北京五輪から復帰登板でプロ初の満塁弾を浴びた。「打たれるべくして打たれました」6回を6安打6失点、97球での降板だった。

 1点をもらった直後の2回、大松に同点ソロを食らった。そして2点リードの6回、大松を敬遠した1死満塁から、サブローに痛恨の被弾。「甘く入りました。(フォークは)落ちなかった。(満塁被弾は)初めてじゃないですか」と淡々と振り返った。

マーくん初めての屈辱 満塁策でやられた ― スポーツニッポン(gooニュース)

金刃の背信、四球連発で5失点、大事な初戦を落としてしまった。

2008-08-30 09:24:28 | 読売ジャイアンツ
原巨人痛すぎる 意地は見せたが…金刃と林で7失点 自力V消滅 ― スポーツ報知

◆阪神7―5巨人(29日・甲子園) 

 巨人が首位・阪神との直接対決で終盤、粘りを見せながらも敗れ、自力Vが消えた。先発の金刃が初回、2死から林、関本の連続適時打を浴びて3失点。3、4回にも2死からタイムリーを許すなど、中盤までに7点ビハインド。阪神の先発・下柳に6回まで無得点に抑えられていた打線は7回に反撃。2死からの5連打で3点を返し9回には2点差まで迫って球場を沸かせたが、連勝は4でストップ。クライマックスシリーズ進出マジックも消滅した。

 あきらめることはなかった。6回までの7点差を、9回には2点差にまで詰め寄っていた。なおも2死一、二塁。一発が出れば逆転の場面も、小笠原が右飛に倒れて怒とうの反撃は終わった。勝利への執念はあと一歩、届かなかった。「やっぱり、前半の5点は重いですね」原監督は開口一番、そうつぶやいた。期待の左腕が序盤に試合を壊した。それが最後の最後まで響いた。

上原ローテ不発…G甲子園決戦黒星スタート ― サンケイスポーツ(gooニュース)

新打法で絶好調!坂本5戦で4マルチ! ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

阪神との直接対決、巨人の先発は久々に登板の金刃だったが、いきなり先頭の赤星に四球、二死後、金本にも四球、林と関本に連打されて初回に3点を失ってしまった。
その後も、3、4回に連続失点、結局、4回で4四球、5失点と散々な結果であえなくKO。
あとをつないだ林も2失点、6回を終えて0―7と決定的なリードを奪われてしまった。

打線も6回までは阪神先発の下柳を打ちあぐみ、僅か2安打と振るわなかった。
しかし7回表、疲れの見え下柳に対して二死からの5連続ヒットで3点をもぎ取った。
9回表にもウィリアムスから2点を上げ5―7とし、なおも二死一、二塁と迫ったが、小笠原が→飛に倒れて試合終了、大事な初戦を落としてしまった。

金刃の不出来が最大の敗因だが、阪神との差を詰めるどころかCSマジックも消えてしまった。

クリーンアップが3連発、へとへと上原、5回7安打1失点で先発初勝利。

2008-08-29 12:30:25 | 読売ジャイアンツ
上原693日ぶり先発で勝った 魂の82球!5回7安打1失点 ― スポーツ報知

◆巨人7―1横浜(28日・東京ドーム) 

 笑った。やっと、心から笑えた。06年10月5日の横浜戦(東京D)以来、693日ぶりの先発勝利。上原は笑顔でナインとハイタッチを交わした。「これ以上の笑顔は無理!」と、白い歯をこぼした。7安打を許した。1点を先取された。仲間の好守備や、援護射撃に助けられて手にした白星。だが、関係ない。勝てたことがただ、素直にうれしかった。

 原点に戻った。2月の春季キャンプ。早朝の散歩中に上原が、熱弁したことがある。「オレはパワーピッチャーと違う。もともと、コントロールピッチャーやって!」と、制球と球のキレが身上と訴えた。
だが、開幕からまさかの4連敗。左太ももに不安を抱えながら、それでも球速を出そうと、上半身に頼った。投げ急ぎ、右ひじが下がった。4月26日の阪神戦(甲子園)。力任せの140キロ台後半のボールを打ち込まれ、2軍に落ちた。

上原が帰ってきた!2年ぶりに先発で勝利 ― スポーツニッポン(gooニュース)

ガッツ&ラミ&谷 3連発で祝!上原先発1勝…巨人初!シーズン2度目 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

上原が約4か月ぶりに先発し、李承ヨプもスタメンに復帰したこの試合、初回に3連打で先制点を奪われるという不安な立ち上がりだった。
しかし、その裏の攻撃で小笠原の2ランを皮切りにクリーンアップの3連発で4点を上げてひっくり返した。

4―1のリードで上原も立ち直り、5回まで7安打を許しながらも追加点を与えなかった。
5回裏には、デッドボールで出塁の李が二盗に成功、阿部のタイムリーと代打・二岡の犠飛で2点を追加した。
続く6回裏、木村、小笠原の連続2ベースで、さらに1点を追加して7―1と横浜を圧倒した。

5回を投げ終えた上原はへとへとの体だっが、大量点とバックの攻守に助けられた。
救援投手陣は東野―山口―林と無失点でリレーし、上原に先発初勝利をプレゼントした。


何はともあれ、上原が先発で初勝利を上げ、CSマジックも点灯した。
きょうからは阪神との直接対決である。
最後の天王山ともいえるこの三連戦で、一気に阪神との差を詰めたいところである。

職人技、代打・大道の逆転弾で3連勝、自力Vも復活。

2008-08-28 14:36:29 | 読売ジャイアンツ
大道芸!男38歳代打V弾!原監督仰天逆転3連勝! ― スポーツ報知

◆巨人3―2横浜(27日・東京ドーム) 

 巨人が代打・大道の一振りで連勝を3に伸ばした。同点の8回、左中間へ勝ち越しの2号ソロ。打ち崩せなかった三浦の降板で得たチャンスを、ベテランが勝利に変えた。
4回に小笠原の25号で反撃へののろしを上げ、6回には約3か月ぶりにスタメン出場した亀井が同点の中前適時打。自力Vを復活させ、負けた首位・阪神とのゲーム差を7に縮めた。28日に先発復帰する上原で4連勝し、週末は敵地の甲子園で猛虎を脅かす。

 やってのけたことを、しばらく信じられなかった。「まさか、あれが入るとは…」お立ち台と会見で、大道は何度も繰り返した。こすり気味にはじいた打球は左中間フェンスをぎりぎり越えた。

代打大道V弾!原巨人3連勝自力V復活 ― 日刊ニッポン(gooニュース)

ガッツ弾!亀打!大道劇弾呼び込ん打!

上原124日ぶり先発!逆転連覇へ!CSの柱へ! ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

先発のバーンサイドが2回表、村田にデッドボールの後、吉村に2ランを浴びて先行された。
巨人は、4回裏に小笠原が二死から25号ソロHRを放ち1点を返した。

6回裏、坂本、代打・二岡の連打で無死一、三塁とし、亀井のタイムリーで2―2の同点に追いついた。
8回裏、一死後、代打・大道が左中間にソロHRを叩き込み3―2と逆転に成功、9回表はクルーンが三者凡退に締めて3連勝を飾った。

阪神が中日に敗れたためゲーム差は7となり、自力Vも復活した。
小笠原が好調な反面、ラミレスの不調が目立つ。悪いときのパターンで外角低めのボール球を強振しており、6回裏の二死二、三塁のチャンスには空振り三振に終わった。

巨人、初回の猛攻、打者12人で6点先取。阿部が「サイコーで~す」3ラン。

2008-08-27 15:20:23 | 読売ジャイアンツ
阿部復帰初球弾!五輪の悪夢吹っ飛ばした ― スポーツ報知

◆巨人7―3横浜(26日・東京ドーム) 

 どデカイ一発をあいさつ代わりに、慎之助が帰ってきた。北京五輪に出場し、この日出場選手登録された阿部が1回、いきなり右中間へ14号3ラン。五輪では期待に応えられず、責任を感じていた男は、東京Dのファンの声援を力に変えた。
ラミレスの先制2点打など6安打12人攻撃で、この回一挙6点。6回には坂本の6号ソロも飛び出し連勝、横浜戦の勝ち越しを決めた。主将が戦列復帰し、貯金を今季最多の11にした原巨人。首位・阪神を必死で追い掛ける。

 さまざまな思いが詰まったお立ち台だった。阿部はゆっくりと話し始めた。「本当に温かく迎えてくれたんで、ありがたく思っています」ファンは北京五輪で金メダルを期待して送り出してくれた。ブーイングをされてもしようがない。覚悟の上だったが、意外なほどの大歓声にうれしさがこみ上げてきた。

北京帰り初球!巨人・阿部、サイコー3ラン ― サンケイスポーツ(gooニュース)

馬力の坂本5戦3発!原監督絶賛「排気量上がった」 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

巨人は、初回の猛攻で上げた6点と、6回に飛び出した坂本のソロHRで勝利を収めた。
久しぶりに、阿部の「サイコーで~す」が聞かれたのも大きな収穫である。

先発の内海が不調で、5回を7安打3四球3失点で降板を余儀なくされたが、6回からの救援陣が横浜打線を無安打に抑えた。

楽天・岩隈、西武を下し20勝も射程に・・・。山崎も2発の援護射撃。

2008-08-27 15:17:17 | 楽天イーグルス
岩隈17勝!最多勝へ2日スライドも何の ― スポーツニッポン(gooニュース)

<西武2-7楽天>◇26日◇西武ドーム 

 楽天のエース、岩隈久志投手(27)が西武戦に先発し、7回8安打2失点で17勝目を挙げた。2日連続スライド登板で先制されたが、修正能力の高さで粘った。主砲山崎武が17号、18号の2発で援護した。5年ぶり20勝投手誕生も見えてきた。

 仕事を終えたころには、いつものエースに戻っていた。5回まで98球も、結局は7回で113球。岩隈がマウンドを降りた時には、すっかり勝ちゲームが出来上がっていた。「粘って、粘ってでした。悪いなりに試合をつくれたと思う」。今季17回目の勝利のハイタッチも、普段どおりの光景だった。

 技術よりも精神面で苦しんだ。24日のソフトバンク戦に先発予定だったが、2日連続で雨天中止となり、この日は人生初の再スライド。「気持ちの持って行き方が難しかった」と苦笑いした。絶好調なだけに、投げられないストレスが微妙に制球を狂わせた。それでも試合の中で修正できるのが今季の岩隈の真骨頂。勝利を重ねて築いた自信は、最後まで揺るがなかった。

岩隈7回2失点17勝、沢村賞見えた! ― 日刊ニッポン(gooニュース)

「おとりんの一言」

「エースが投げる試合は負けない」、雨でスライド登板の岩隈がそれを証明し、17勝目を上げた。あと3勝で20勝、けっして難しくない域に到達した。
主砲の山崎も17号、18号の連発で岩隈を援護し、7―2と首位・西武をほふった。

若手が活躍、古城、土壇場・二死満塁でサヨナラ2ベース。

2008-08-26 14:59:02 | 読売ジャイアンツ
古城逆転サヨナラ!土壇場9回2死、伏兵一振りで救った ― スポーツ報知

◆巨人6x―5中日(25日・東京ドーム) 

 原巨人が執念で今季5度目のサヨナラ勝利をもぎとった。先発・高橋尚の乱調で4点を先行される苦しい展開だったが、土壇場の9回に1点差とし、なお2死満塁から古城が右中間二塁打して試合を引っくり返した。
古城は6月17日にも9回1死満塁でサヨナラ犠飛を放っており、シーズン2度の満塁からサヨナラ打は72年の長嶋以来、チーム36年ぶりの快挙だ。負ければ虎のしっぽが遠のく一戦で何とか踏みとどまり、26日からは上原と阿部が復帰して、チーム一丸で猛反撃を開始する。

 全身が震えた。お立ち台で拍手に包まれた古城は、それでも満足しなかった。左手を耳にやり、さらにG党をあおる。どんどん大きくなる「古城」コール。「歓声をだいぶ聞いてなくて、自分が選手として忘れられてるんじゃないかと必死になりました。本当にうれしいです」心ゆくまで声援を味わうと、両手を突き上げて喜びを爆発させた。

古城が決めた!巨人 劇的逆転サヨナラ ― スポーツニッポン(gooニュース)

坂本ひたすら「センター返し」実った追撃の2点適時打 ― スポーツ報知

亀井が呼び込ん打!原監督「カメにかけた」 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

先発の高橋(尚)が5回表に乱れて4失点。その裏、巨人も一死満塁としたが、鈴木と亀井があえなく連続三振でチャンスは潰えた。
続く6回裏、一死一、二塁から古城の2ベースと坂本のタイムリーで3点を返した。

3―4と1点差で迎えた9回表、4番手の山口が1点を失い3―5となったが、巨人も中日・5番手の浅尾を攻め、二岡、代打・谷の連続ヒット、亀井のタイムリー2ベースで1点差に迫った。
小笠原敬遠で無死満塁、ラミレスは注文通り併殺打で二死二、三塁、高橋(由)も敬遠で二死満塁となったところで、古城は右中間にタイムリー2ベースを放ち、6―5でサヨナラ勝ちを収めた。

だがしかし、である。
13安打を放った巨人打線だが、1番鈴木、2番木村、4番ラミレス、5番高橋(由)が無安打、ラミレスに至って満塁での併殺打を含め5打席凡退である。
逆に、亀井が3―2、小笠原が4―3、古城が5―3、坂本が4―2、この4人で10安打なのである。
土壇場で勝ったとはいえ、素直には喜べない結果である。

山本(昌)にキリキリ舞、僅か2安打で大敗。グライも5回4失点の体たらく。

2008-08-25 09:48:54 | 読売ジャイアンツ
巨人、山本昌に3連敗…小笠原「不敗弾神話」止まった ― スポーツ報知

◆巨人1―9中日(24日・東京ドーム) 

 巨人は43歳のベテラン左腕・山本昌に今季2度目の完投勝ちを許し、自力優勝の可能性が消滅した。初回、小笠原が24号ソロを放ったが、その後は8回、代打・大道に二塁打が出ただけ。わずか2安打で、山本昌に今季3連敗となった。先発・グライシンガーは原監督がノルマとする6イニングを投げ切れず、首位・阪神を追い上げる足掛かりとなるはずの8連戦で、初戦を落とした。

 試合終了の瞬間、原監督はスコアボードに目を向けた。屈辱的な数字を確認すると、厳しい表情でベンチ裏に消えた。「それぞれが役割を全うできないと、こういうゲーム展開になりますね」1回裏に1点を奪ったが、その後はゼロ行進。今季最少タイの2安打、「スミ1」で自力Vが消滅した。

巨人完敗 ファンだってヤケ酒ブチまけるよ ― スポーツニッポン(gooニュース)

「おとりんの一言」

本当をいえば、こういう試合の記事は書きたくない。
僅か2安打、山本(昌)にキリキリ舞、悠々と完投されての完敗である。
初回の小笠原のソロHRと終盤の代打・大道のヒットだけでは何もできない。

きのうは8連戦のスタートだというのに、自力Vの可能性も再び消滅、先が思いやられる。

星野ジャパン、ひとつのミスから敗退、メダル無しに終わる。

2008-08-24 13:44:26 | 野球一般
星野JAPANダメだった…全員プロで初のメダルなし ― スポーツ報知

◆北京五輪 野球 ▽3位決定戦 米国8―4日本(23日・五カ松球場) 

 星野JAPANが3位決定戦で米国に敗れ、2大会連続の銅メダルを逃した。メダルを持ち帰れないのは2000年のシドニー大会以来で、全員プロ選手で臨んでからは初めて。荒木、青木の本塁打で3回表までに4―1とリードしながら、先発の和田がその裏に3ランを浴びて同点。2番手の川上が5回に4点を失い、逆転負け。8回にはエースのダルビッシュを投入したが、反撃にはつながらなかった。日本は有終の美を飾れず、野球は12年のロンドン五輪で実施競技から外れる。

 時間が止まったかのように、どの選手も動かない。ハイタッチを繰り返す米国ナインをぼう然と見つめていると、星野監督がグラウンドに背を向け、ロッカーへ消えた。ベンチ横にファンが掲げた「日の丸」のはためく音が、寂しげに響いた。

星野ジャパンメダルなし むなしい惨敗4位 ― スポーツニッポン(gooニュース)

星野日本4位…審判に戸惑ったまま/野球 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

「おとりんの一言」

何度もいうようだが、勝負事は結果がすべてである。
慣れないレフトで失策を重ね、敗戦のきっかけとなったG・G・佐藤の落球は、悔やんでも悔やみきれないミスである。
この試合でも、投手の心理に多大な影響を与えたであろうことは否定できない。

全員がプロの選手といえども、故障者あり、不調の者ありで、ツキにも左右される短期決戦、結果は4位に終わってしまったが、星野ジャパンはよく戦った。
残念さはあるが、もうこれで終わりである。 
お疲れ様でした。