近事変々

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若手が活躍、古城、土壇場・二死満塁でサヨナラ2ベース。

2008-08-26 14:59:02 | 読売ジャイアンツ
古城逆転サヨナラ!土壇場9回2死、伏兵一振りで救った ― スポーツ報知

◆巨人6x―5中日(25日・東京ドーム) 

 原巨人が執念で今季5度目のサヨナラ勝利をもぎとった。先発・高橋尚の乱調で4点を先行される苦しい展開だったが、土壇場の9回に1点差とし、なお2死満塁から古城が右中間二塁打して試合を引っくり返した。
古城は6月17日にも9回1死満塁でサヨナラ犠飛を放っており、シーズン2度の満塁からサヨナラ打は72年の長嶋以来、チーム36年ぶりの快挙だ。負ければ虎のしっぽが遠のく一戦で何とか踏みとどまり、26日からは上原と阿部が復帰して、チーム一丸で猛反撃を開始する。

 全身が震えた。お立ち台で拍手に包まれた古城は、それでも満足しなかった。左手を耳にやり、さらにG党をあおる。どんどん大きくなる「古城」コール。「歓声をだいぶ聞いてなくて、自分が選手として忘れられてるんじゃないかと必死になりました。本当にうれしいです」心ゆくまで声援を味わうと、両手を突き上げて喜びを爆発させた。

古城が決めた!巨人 劇的逆転サヨナラ ― スポーツニッポン(gooニュース)

坂本ひたすら「センター返し」実った追撃の2点適時打 ― スポーツ報知

亀井が呼び込ん打!原監督「カメにかけた」 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

先発の高橋(尚)が5回表に乱れて4失点。その裏、巨人も一死満塁としたが、鈴木と亀井があえなく連続三振でチャンスは潰えた。
続く6回裏、一死一、二塁から古城の2ベースと坂本のタイムリーで3点を返した。

3―4と1点差で迎えた9回表、4番手の山口が1点を失い3―5となったが、巨人も中日・5番手の浅尾を攻め、二岡、代打・谷の連続ヒット、亀井のタイムリー2ベースで1点差に迫った。
小笠原敬遠で無死満塁、ラミレスは注文通り併殺打で二死二、三塁、高橋(由)も敬遠で二死満塁となったところで、古城は右中間にタイムリー2ベースを放ち、6―5でサヨナラ勝ちを収めた。

だがしかし、である。
13安打を放った巨人打線だが、1番鈴木、2番木村、4番ラミレス、5番高橋(由)が無安打、ラミレスに至って満塁での併殺打を含め5打席凡退である。
逆に、亀井が3―2、小笠原が4―3、古城が5―3、坂本が4―2、この4人で10安打なのである。
土壇場で勝ったとはいえ、素直には喜べない結果である。