坂本、球宴初安打、幼なじみのマー君と共に輝いた。

坂本お祭り１本締め！五輪組マー君にエールの初安打…オールスター第２戦 ― スポーツ報知

◆マツダオールスターゲーム第２戦　全セ１１―６全パ（１日・横浜）　

　少しだけ、ほおを緩めた。ライナー性の打球が、右翼前で弾んだ。１９歳の坂本が、初の球宴で刻んだ初安打。「１本出て、うれしかった」派手なポーズはなかった。控え目な笑顔が、初々しかった。

　またひとつ、新たな足跡を記した。７回の守備から途中出場。８回２死二塁で巡ってきたワンチャンスを、ものにした。小松の外角１４５キロ真っすぐに、タイミングを合わせ、右前に運んだ。「普通に打ちにいったけど、ちょっとつまりましたね」先発出場した前夜は２打数無安打だったが、積極さは健在だった。開幕から意識し続けてきたつなぎの打撃が、大舞台でも生きた。

　夢舞台で、幼なじみと共に輝いた。少年野球チーム「昆陽里タイガース」では、坂本がエースで田中は捕手のバッテリーだった。やんちゃだった勇人は練習が終わると、サッカーなどの遊びに出掛けたが、マー君はそのまま自宅に帰ることが多かったという。

ラミ１２発！ホームラン競争Ｖ…オールスター第２戦 ― スポーツ報知

マー君、もう大丈夫、剛速球で完全復活をアピール。

マー君１５２キロ！北京五輪問題なし ― スポーツニッポン(gooニュース)

【全パ６－１１全セ】

　マー君、北京へゴー！「２００８マツダオールスターゲーム」第２戦は１日に横浜球場で行われた。右肩痛からの復活が不安視された楽天・田中将大投手（１９）は、６回に全パの４番手で登板すると最速１５２キロの速球を軸に１回１安打無失点。不安を打ち消し、日本代表の星野仙一監督（６１）からも復活のお墨付きをもらった。

　黄色いグラブをポーンと叩いたのは自ら出した北京へのゴーサインだった。６回２死一塁から代打・前田智を右飛に抑え、１回を１安打無失点。球宴には似つかわしくないこわばった田中の笑顔が、マウンドを降りるとき、ようやく自然な笑みになった。

　「ホッとしましたね。久しぶりのマウンドでどうかと思っていたけど思ったよりいい感じで投げられた。０点に抑えられたのはよかったですね。肩？全然、問題ない」

マー君１５２キロ！北京フル回転ＯＫ…オールスター第２戦 ― スポーツ報知