年末のご挨拶に代えて

誰もがよく知っているデンマークカクタスである。
この花は、デンマークで品種改良された「ホワイトベル＆ダークマリー」といい、紅白の花が咲くおめでたい種類である。



ことしは、例年になく野球記事ばかりになってしまったが、ことのほか多くの皆様にお出で頂き、感謝の念にたえない。
本当にありがとうございました。

ストーブリーグの話題も一段落し、選手諸君は春先のキャンプまで自主トレに励むことであろうが、いちいち取り上げることは差し控えたい。
そんな訳でしばらく更新が滞ることになりそうだが、ご容赦願いたい。

また、来年もよろしくお願い致します。
皆様、良いお年をお迎え下さい。

神の子が怪物超えた。マー君ニンマリ、１億８０００万円で一発サイン。

楽天・マー君、松坂抜いた１億８０００万！ ― サンケイスポーツ(gooニュース)

　楽天・田中将大投手（２１）が２５日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸７５００万円から１億５００万円増の１億８０００万円でサインした。高卒４年目での１億円突破は西武時代のレッドソックス・松坂大輔投手（２９）、日本ハム・ダルビッシュ有投手（２３）に次ぐ史上３人目の快挙。満額回答を得て、景気良く“初タイトル獲り”と“ニューリーダー就任”の２大宣言も飛び出した。

　喜びを隠しきれない。約１時間の交渉後、会見に臨んだ田中のほおは緩みっぱなしだった。

　「しっかり評価してもらいました。自分で思っていたくらいの額。気持ちよく判を押させてもらいました」

　まさに一発サイン。１億５００万円増の１億８０００万円プラス出来高。高卒４年目での１億円突破は西武時代の松坂、日本ハム・ダルビッシュに次ぐ３人目の快挙。昇給幅ではダルビッシュの１億２８００万円には及ばなかったが、「（統一契約書の）ゼロの数は数えました。ひとケタ違ってたら大変だから」と満面の笑みだ。

マー君１億８０００万円！エースの自覚…楽天 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

野村前監督に「神の子」といわしめた楽天・田中投手が、１億８０００万で契約を更改、高卒から４年目にして１億円プレーヤーとなった。
かつて、怪物と呼ばれた松坂投手の１億４０００万を超える大幅な昇給に、ニンマリといったところだろうか。

まだまだ進化の過程にある田中投手には、来季は更に階段を登って、名実ともに球界の第一人者を目指して欲しいものである。

４１歳の“おじさん”に最高のイブ、楽天・山崎が７０００万円増で複数年契約

史上３人目！楽天・山崎武、４０代で複数年 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

　クリスマスイブに４１歳の“おじさん”が笑った。２４日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ楽天の山崎武司内野手（４１）は、７０００万円増の年俸２億５０００万円プラス出来高払いの２年契約でサイン。４０歳以上の複数年契約は落合博満、山本昌に次いで史上３人目の快挙だ。

　クリスマスに笑うのは子どもだけじゃなかった。４１歳のおじさんも人生最高のイブ。山崎武が満面の笑みを浮かべた。

　「あと２年やれる保証をもらえた。最近はプレゼントをもらったことがなかったし、いいプレゼントになったよ」

　７０００万円の大幅昇給。しかも、２年契約で総額５億円プラス出来高払い。今季はリーグ２位の３９本塁打＆１０７打点をマークし、チームも球団史上初の２位でクライマックスシリーズ進出を果たした。その貢献度を評価されて“大型契約”を結んだ。

楽天・山崎武２億５０００万円　２年契約「満額評価」に笑顔 ― 河北新報(gooニュース)

「おとりんの一言」

４１歳の楽天の山崎(武)選手が、「７０００万円の大幅昇給。しかも、２年契約で総額５億円プラス出来高払い」という破格の待遇で再契約を勝ち取った。

今季はリーグ２位となる３９本塁打と１０７打点と活躍したのだから、当然といえば当然かもしれないが、オリックスを自由契約になって野球を諦めかけた時からの復活には、大きな拍手を贈りたい。
来季から２年間、どんな活躍をしてくれるか、また新たな楽しみが待っている。

松井(秀)、ヤンキースと決別、エンゼルスと正式契約成る。

「エンゼルス・松井」入団会見にサプライズ！ ― スポーツニッポン(gooニュース)

　エンゼルスが１６日（日本時間１７日）、松井秀喜外野手（３５）と１年契約で正式合意したことを発表した。同日午後２時（同午前７時）からエンゼルスタジアムで入団会見を行う。４番として迎え入れる主砲のお披露目にエ軍はオーナー、監督、ＧＭら首脳陣が勢ぞろい。さらにサプライズゲストとして球団ＯＢの長谷川滋利氏（４１＝スポニチ本紙評論家）にも同席を依頼した。１５日（同１６日）はロサンゼルス市内で身体検査を受けた新生ゴジラがいよいよ赤いユニホームに袖を通す。

　松井のエンゼルス入りが正式に決まった。午前８時。球団は松井との契約を発表。リーギンスＧＭは「ヒデキのような才能あふれる選手が加入してくれてエキサイトしている。彼はプロフェッショナルな打者。エンゼルスのユニホームを着た姿を見るのが待ち遠しい」と語った。

　入団会見には、モレノ・オーナーを筆頭にソーシア監督、リーギンスＧＭら首脳が勢ぞろい。さらにエ軍は、期待感と誠意の証として、会見に花を添えるビッグゲストも用意していた。

　「監督、ＧＭ、球団社長やオーナーはもちろんですが、今回はサプライズゲストを呼んでいます」とエ軍関係者。ゲストとは、エ軍初の日本人プレーヤーとして９７年から５年間在籍した長谷川氏だった。

松井秀、早くもエ軍“殿堂”！巨大看板登場 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

「エキサイトしている」松井がエンゼルス入団会見 ― スポーツ報知


「おとりんの一言」

ヤンキースの松井選手が、膝を手術したことで、ＤＨ専門という球団方針に反発し、７年間プレーしてきたチームを離れることになった。
移籍先はエンゼルスで、４番に起用し、ＤＨにも外野守備にもつかせるという条件である。

高額の年俸が半減するそうだが、それでも自分の野球選手としての気持を優先した松井選手である。
必ずや、ヤンキースを見返す活躍をしてくれると思うし、そうあってほしいと願っている。

山口は先発陣に、原監督が決断。

山口は先発転向！原監督決断「２０勝可能性ある」 ― スポーツ報知

　巨人の左セットアッパー、山口鉄也投手（２６）の先発転向が１３日、明らかになった。先発投手陣の強化をＶ４への課題に掲げる原監督が、「来季は山口を先発でスタートさせます」と明言。山口自身も「期待されているので頑張ってやりたい」と意欲を見せ、さっそくゴールドコーストのビーチで“始動”した。日本一奪回の立役者となった球界屈指のリリーフ左腕が、新たな一歩を踏み出す。

　巨人の先発ローテーション争いに強力過ぎる新顔が名乗りを上げた。絶対の左中継ぎエース“鉄腕”山口だ。

　この日、原監督は「山口は来季、先発でスタートしようということになりました」と宣言。すでに本人への打診は済んでいる。ファンフェスタが行われた１１月２３日、監督や斎藤投手コーチら首脳陣が、先発への転向を持ちかけた。山口も「頑張ってやりたいです」と意欲を見せている。

原監督決断！山口、来季から先発に転向！― スポーツニッポン(gooニュース)

「おとりんの一言」

育成から新人王、セットアッパーの柱へと躍進をしてきた山口投手が、来季は先発陣の一角を担うことになった。
内海、東野がイマイチで、高橋(尚)が退団してしまった先発投手陣にあって、山口の先発転向は大きな戦力になると思うが、長いインニングをどう投げるかが課題であろう。
まだ若いのだし、体づくりは練習次第で克服できるのではないだろうか。
来季の活躍を大いに期待したいところである。

阪神・赤星外野手が、脊髄損傷で現役引退を表明。

衝撃！阪神・赤星が現役引退「命の危険…」 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

　衝撃！　阪神・赤星憲広外野手（３３）が９日、西宮市内のホテルで現役引退を電撃発表した。

首周辺の故障は「中心性脊髄損傷」の重症でこのまま現役を続ければ、生命の危険をともなうショッキングな事実を明かした。球団の引退勧告に無念の決意。５度の盗塁王に輝き、虎を２度のリーグ優勝に導いた功労者が激動の９年間を駆け抜けた。

　唐突に、静かに、赤星が駆け抜けた９年間に幕を下ろした。涙はこらえた。全力で戦い続けた誇りと、完全燃焼できなかった無念の思い－。様々な感情が交錯した。

　「僕は気持ちで負けないと、気持ちで乗り越えてきましたが…。今回のけがは気持ちでカバーできる部分じゃなかった。引退するとはまったく考えていなかったんで、現実を受け止めるのに時間がかかりましたし、今も実感はありません」

赤星33歳引退　脊髄損傷で死の恐怖と闘い ― 日刊スポーツ(gooニュース)

「おとりんの一言」

５度の盗塁王に輝き、ＷＢＣにも出場した阪神の赤星選手が、怪我のため現役引退を表明した。
脊髄損傷の損傷で、プレーを続けたら命の危険さえあるといわれた結果だというが、本人には苦渋の決断だったに違いない。

わが巨人のライバル・阪神にあって、ひときわ輝いていた赤星選手の姿を見られないことは、怪我のためとはいえ誠に残念というしかない。
９年間、ご苦労様でした。

前・日ハム、藤井投手の巨人入りが正式決定。

藤井、１０年間の実績リセット…巨人入団正式決定 ― スポーツ報知
　　
　日本ハムからフリーエージェント（ＦＡ）を宣言した藤井秀悟投手（３２）の巨人入りが８日、決まった。東京・大手町の球団事務所で２度目の交渉を行い、年俸６０００万円プラス出来高払いで１年契約を結んだ（金額は推定）。背番号は「９９」に決まり「日本一強いチームでやれることがうれしい。力を発揮できるように、しっかり準備したい」と言葉に力を込めた。

　ヤクルト、日本ハムでの１０年間のキャリアはリセットする。「また一から積み重ねていきたい」と言い切った。通算６３勝の実績を忘れ、まっさらな状態からスタートする。「個人的な目標はないです。一員となって、全力でプレーする」。来季はセ・リーグＶ４と、日本一連覇のためだけに左腕を振ることを誓った。

　悲壮な覚悟だ。背番号「９９」は現在、支配下選手がつける中で最も大きい数字だ。退路を断ち、後がない状況からの再出発を自覚するために選んだ。

ＦＡ藤井、年俸ダウンもＧ入り「うれしい」 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

かつての新人王・木佐貫が交換トレードでオリックスへ。

木佐貫と高木のトレードを発表 ― スポーツ報知

　巨人の木佐貫洋投手（２９）とオリックスの高木康成投手（２７）の１対１の交換トレードが成立し、４日に両球団から発表された。高木の背番号は１３に決まった。

　木佐貫は東京都内で記者会見し「１軍で投げたい気持ちがあった。前向きにとらえていきたい。先発ローテーションにしっかり入ることを目標に、頑張りたい」と復活にかける思いを口にした。

　高木は球団を通して「１０年目という節目の年を終え、新天地でプレーすることになりましたが、常に謙虚な気持ちを忘れず、頑張っていきたい」とコメントした。

　木佐貫は亜大から巨人入りした２００３年に１０勝を挙げ新人王。０７年には１２勝したが、今季は登板１試合に終わった。高木は静岡・静岡高から近鉄を経てオリックスへ。０７年には５４試合に登板したが、今季は６試合で１勝２敗だった。

「おとりんの一言」
木佐貫投手は、入団した年に１０勝をあげて新人王を獲得した。
先発投手として期待されながら、二年目以降は成績が低迷し、今季の復活もならなかった。

高橋(尚)のＦＡによって手薄となる左腕投手として、オリックスの高木との交換トレードが成立したものだが、もともと素質のある木佐貫には、新天地でがんばって貰いたいと切に思うものである。

前インディアンス・小林雅英投手の巨人入団が決定。

小林雅、名球会よりＶ４！日本一！！中継ぎで「ゼロから競争」 ― スポーツ報知

　巨人は１日、前インディアンスの小林雅英投手（３５）の獲得を発表し、都内のホテルで入団会見を行った。年俸は５０００万円の１年契約ながら、出来高は破格の１億円。背番号は「３０」に決まった。日米通算２３３セーブを挙げており、あと１７セーブで名球会入りする右腕は「まずは個人的な目標よりも、チームが勝って優勝するのが一番」と早速巨人愛をアピール。キャンプから競争に勝って、中継ぎのポジションをつかみ取る決意を口にした。

　ホッとすると同時に、小林はチームの歯車になる決意を新たにした。７月にインディアンスとの契約を解除して、浪人状態になったが、Ｖ４を目指す巨人の一員として、２０１０年を迎える。「優勝は（ロッテ時代に）１度しか味わっていないし、ジャイアンツが優勝に一番近いチーム。来年のオフを楽しみに頑張りたい」と笑顔いっぱいに抱負を語った。

小林雅、巨人でＢＩＧドリームつかむ！ ― サンケイスポーツ(gooニュース)

松本、５倍３０００万円！Ｇ野手史上最高アップ率 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

あと１７セーブ(通算250)で名球会入りの資格が得られるかつてのロッテの守護神、前インディアンス・小林雅英投手が巨人入りが発表された。
ちまたには守護神あさりという声もあるが、手術をしたクルーンの来季が未確定な状態では、安定した戦力としての期待も大きい。

メジャーで戦力外になったとしても、日本球界に戻って活躍している投手も多いので、その実力に違わない投球を望むところである。