近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

華麗な「藤森の田遊び」を観覧。

2006-03-27 09:38:21 | 民俗・行事
きのうは大手町のJAホールで「第17回民俗芸能と農村生活を考える会」の公演、「藤森の田遊び」を観覧してきた。
これは、静岡県志太郡大井川町藤森地区の大井八幡宮に伝わる民俗芸能で、平安後期から千年以上も演じられているというものである。
「田遊び」というと地元にも伝わっているものがあるが、よそはどんな感じなのかという興味もあって出かけた訳である。

第一部は「民俗文化の背景を探る」と題したスライドによる大井川町の紹介があり、「田遊び」はその後に演じられた。
演目自体は一連の農作業にそって進められるのだが、衣装や演舞自体が華麗で、およそ農作業らしくないのが印象に残った。
すべての演目を演じると5時間ほどにもなるという「田遊び」から、今回は次の演目が披露された。

①天狗(てんぐ) ②振取(ふっとり)、御獅子(おしし)、 ③鳥追(とりおい) ④高野殿(こうのとの) ⑤山田(やまだ)、徳太夫(とくだゆう) ⑥田植(たうえ) ⑦猿田楽(さるでんがく)

最後に演じられた猿田楽は、ショッコという花を飾った被り物をつけた8人の演者が所狭しと踊りまくるもので、その華麗さは一見に値するものである。

◎詳しくは下記のリンクをご覧ください。

藤森の田遊び(焼津信用金庫HP)

木瓜(ぼけ)の花。

2006-03-25 14:45:16 | 花好きずき
きようはおだやかな晴天で、気温もかなり高いようで
日向にいると上着が邪魔になるほどである。
この暖かさにさそわれたかのように、庭の木瓜が蕾を
広げた。
うちにはかなり濃い橙色の花が咲くものだけしかない。







【木瓜(ぼけ)】

バラ科の落葉低木。中国原産の観賞植物。高さ1~2メートル。
枝にはとげがあり、葉は長楕円形。
春、紅色・淡紅色・白色または絞りなどの五弁花を開き、リン
ゴに似た硬い果実を結ぶ。もけ。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

アンズの花ももうすぐ満開。

2006-03-18 15:11:51 | 花好きずき
きょうはお彼岸の入りだが、また、天気は下り坂のよう
である。
午前中は晴れていたので、アンズの花を写してみた。
青空に映えるピンク色の花は蕾もたくさん付いているが
もうすぐ満開といった感じに見える。











【杏子・杏(あんず)】

 バラ科サクラ属落葉高木。中国の原産。果樹として広く世界で栽培、
日本では東北地方・長野県で栽培。幹の高さ約3メートル。
 葉は円錐形で鋸歯がある。早春、白色または淡紅色の花を開く。
果実は梅に似て大きく、初夏に実り、果肉は砂糖漬け・ジャムなどに
する。
 種子は生薬の杏仁(きょうにん)で、咳どめ薬の原料。カラモモ。
アプリコット。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

クロッカスも可憐に花を開いた。

2006-03-15 14:57:17 | 花好きずき
きのうは午後から急に曇ったり晴れたりしたが
きょうはおだやかな晴天が続いている。
裏庭の片隅にあるクロッカスも可憐に花を開いた。









「クロッカス(Crocus)」

・文目(あやめ)科。
・学名 Crocus vernus
Crocus : サフラン属
vernus : 春咲きの
Crocus(クロッカス)は、
ギリシャ語の「croke(糸)」から。
めしべが糸状に長く伸びることに由来。
また、神話上の青年の名前に由来する、
との説もある。

・開花時期は、 2/10頃~ 3/10頃。
・球茎の代表的な種類。
・葉は松葉のように細く、
真ん中に白い筋が入る。

・香辛料としてよく使われる。スペイン料理を
代表するパエリア(魚介類入りの炊き込み
ご飯)には欠かせないらしい。
→ スープが煮立ったころにこの香辛料を
加えると、白いお米がじわーっと黄色に
染まっていく。
香辛料として使うのは、めしべの先の部分。
・別名 「花サフラン」。
・1月4日、2月6日の誕生花。
・花言葉は「青春の喜び、切望」。

(出典:「季節の花300」)

「いたばしの郷土芸能」を見に行ってきた。

2006-03-13 16:54:35 | 民俗・行事
3月11日の土曜日、成増アクトホールで「いたばしの郷土芸能」という催しがあり、かみさんも出演するので見に行ってきた。
郷土芸能自体はいつも見ているものばかりなので、ことさら目新しいものはないが、それでも、こうした催しがあれば出かけることにしている。

今回の出演団体は以下の通りであった。

1.赤塚諏訪神社獅子舞・・・いわゆる三匹獅子舞で、大獅子、中獅子、女獅子が太鼓を叩きながら、花笠の周りを踊るもの。
2.神田流弥生囃子・・・川越街道上板橋宿(現在の弥生町) を中心に伝わる祭囃子で、締太鼓×2、大太鼓、笛、鉦(かね)の5人編成で演奏する。
3.徳丸四ツ竹踊り・・・徳丸北野神社に伝わるもので、四つの竹片を片手に二個ずつ持ち、これを打ち鳴らしながら歌に合わせて踊るもので、盆踊りの一種といわれている。
4.浦安お洒落(おしゃらく)・・・千葉県浦安市に伝わる念仏踊り。詳しくはこちら
5.大門四ツ竹踊り・・・赤塚諏訪神社に伝わるもので、徳丸のものとほぼ同じものである。
6.成増里神楽・・・明治以降、専業の神楽師だけでは対応しきれなくなって、農家の人達が習い覚えたもので、相模流神楽の流れを引く。この保存会は20座以上の演目を各種行事で演じている。

今回はゲストとして来演された「浦安お洒落」が華麗な衣装で舞い、その中にも四ツ竹を使った踊りがあったことで、わざわざ行っただけの甲斐があった。

庭のミモザも咲き出した。

2006-03-10 10:26:11 | 花好きずき
きようは雨模様で風も出ていて少々寒い。
三寒四温とはよくいったもので、このところの気温の
変化は、花木にも影響しているようである。
庭のミモザもようやく咲き出し、黄色い小さな花が風に
揺れている。
そういえば、たしか去年はミモザの花にも雪が積もって
いたっけ。





「ミモザ【Mimosa】ラテン」

マメ科の観賞用植物ギンヨウアカシア
のフランスでの称。
羽状複葉で淡黄色小球形の花をつける。
ハナアカシア。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

クリスマスローズ、花はなぜか下向き。

2006-03-06 13:37:19 | 花好きずき
午前中は暖かかったが、午後からは曇り空になって
風も出てきてしまった。
せっかく咲いたクリスマスローズも強い風に煽られ
花がもげそうな感じである。
写真はきのう写したものだが、なぜか花は下向きに
咲いているので、写真には不向きのようである。





【クリスマスローズ】

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Helleborus niger(クリスマスローズ)
Helleborus orientalis
(レンテンローズ)
Helleborus : ヘレボラス属
niger : 黒色の,黒い
orientalis : 東方の
Helleborus(ヘレボラス)は、ギリシャ語の
「地獄」に由来する。
荒れた土地に自生することから。

・いい名前ですねー。
「クリスマスローズ」は、
クリスマスの時期に咲く、バラ(ローズ)に
似た花、ということから命名。
多くは2月の節分頃から3月頃の開花だが、
クリスマスの時期に咲く品種もあるらしい。
「レンテンローズ」は、キリスト教の
レント(受難節、イースターまでの40日間)
の頃に咲くためにそう呼ばれる。
季節で言うと2月頃から3月頃まで。

・ヨーロッパ原産。
・白く清楚でやや大きめの花。ピンクもある。
神代植物公園でたくさん植栽されていた。
とても人気がある。

・花はなぜか下を向くものが多い。
(花を雪から守ってるのかな?)
・学名の niger は、地下に横たわる、黒く短い
”根”にちなんだ名前。
この根は、ヨーロッパでは古くから薬用として
利用していたらしい。

(出典:「季節の花300」)

雨にたたられた昼神温泉一泊旅行。

2006-03-03 17:02:29 | 近事変々
 3月1日~2日にかけて、南信州の昼神温泉一泊の旅行に、かみさんと二人で行ってきた。
この旅行は地元のとある信用金庫が主催したもので、参加者には顔なじみの人もかなりいた。
初日は出発の時から雨が降っており、中央高速道に入ってからは視界も悪くなり、ほとんど外の景色は見えない状態であった。最初は雨の中、諏訪大社の下社へ行ったが、傘の行列で参拝もできず、御柱も見ず仕舞いだった。
次はガラス工芸品の展示・即売をしている「SUWAガラスの里」という所へ行った。欲しいものはあったが、かなりな値段なので踏ん切りがつかず、展示品を見てまわっただけで買うまでには至らなかった。 
 午後からは駒ヶ根の光前寺という天台宗のお寺に参拝し、そのあと養命酒の駒ヶ根工場へ行った。
工場の紹介映画を見てから、養命酒の試飲、売店で薬草の見本などを見て、昼神温泉の宿へという行程であった。
 「湯元ホテル阿智川」という宿で湯に浸かった後、大広間での宴会となった。
信用金庫の理事長が挨拶し、各支店長の紹介、乾杯と続き、余興は昼神音頭という踊りと、バスの号車ごとの代表によるカラオケ大会であった。
宴会といっても、1人ずつのテーブルと椅子というスタイルで、横一列に並んで座る形式なので、ただひたすら酒を飲んで、食べるだけで終わってしまった。

 二日目は、飯田市の「山都飯田」という水引工場の見学と買物、天竜峡での天竜川ライン下りのみであった。幸いにして雨は上がったのだが、天竜川の水は濁っていたし、船はすっぽりとビニールの囲いがされていたので、写真一枚撮れずという状態であった。
姉さんスタイルのガイドさんが歌ってくれた「天竜下れば」と「勘太郎月夜唄」だけが印象に残っているくらいである。
 帰りは駒ヶ根インター近くのレストハウスで昼食を済ませ、あとは、ひたすら東京を目指すバスによるドライブといった具合で、トイレ休憩以外は何もなしの帰路となった。
まあ、温泉に浸かって、酒をたらふく飲めたので、これはこれでよしといった感じの一泊旅行であった。