菊の季節だが、わが家の庭先には華がない。

１１月といえば菊の季節であり、各地で菊花展も開かれているが、ことしのわが家に関しては例年とは様変わりで、ちと寂しい感じが否めない。
何故かというと、カミさんの大菊（三本仕立）がことごとく失敗し、ダルマ作りしかものにならなかったからである。

どうやら、半分くらいは気候のせいのようなのだが、どうにも寂しい。
地植えの小菊にしても育ちが悪く、いくらも花が咲いていないので庭先に華がない。
まあ、そんな中にある菊の花をいくつか写してみたところである。

これは、カミさんが知り合いから頂いた三本仕立て（矮性）である。

　　

こちらが、カミさんの手になるダルマ作り。



　　

小菊にしても、咲いているのはこの程度しかない。

　　

　　

　　

　　

おまけといってはなんだが、かなり前から存在感のあるハゲイトウである。

球根だけで花が咲くコルチカム

彼岸花の咲く時期となったが、どういう訳か、ことしのわが家では秋の花があまり見られない。

いつだったか、タマネギみたいな球根が３つばかり鉢底皿に乗っていたが、何の球根なのか聞きもしなかった。そのうち、にょっきりと茎が上がってきたので、どうなるのかなと思っていたら、なんと、白い蕾ができたではないか。
しばらくして、うす紫色の花が咲き、置場も廊下の日当たりのいい場所に移された。
似たような花は知っていたが、まさかコルチカムだとは、調べてみるまで思いもよらなかった。

コルチカムはサフランやクロッカスによく似た花で、和名では犬サフランといい、開花後に葉や根が出てくる。球根やタネに含まれるコルヒチンは痛風の治療薬として用いられる。





コルチカム／ヤサシイエンゲイ　
yasashi.info/ko_00004.htm

蓮花は ポンと弾けて 咲くのかな

きょうから８月だが、わが家の蓮が先日来、ようやく花を開いた。
わが家の蓮は父の代からずっとあるのだが、毎年のように花を咲かせる健気な奴である。
聞くところによると、蓮の花が咲く時には「ポン！」という音がするそうだが、もとより、そんな音は聞いたことはない。

蓮の花は咲いたり閉じたりして３日間のうちに散ってしまうのだが、なんか切ない気持がしないでもない。
そんな蓮の花をカメラに収めてみたので、ちょっとばかしご覧に入れたい。

　【 花　　 蓮 】　

　

　

　



　

　【 食 用 蓮 】　　



　【 コ リ ウ ス 】　

　



　【 エキナセア 】　

　

戻り梅雨でも、はや秋の気配も見え隠れ。

このところゲリラ豪雨も交えた雨模様が続いたが、どうやら戻り梅雨らしい。
いくぶん涼しく感じる日もあるが、蒸し暑さは相変わらずである。
庭の草花にとっては恵みの雨といえなくもないが、気まぐれな空模様にはうんざりである。

そんな草花の中にも、早々と秋の気配が見え隠れしている。
秋の七草に数えられる桔梗やオミナエシは、初夏から咲くことで知られているが、秋風が吹く頃には、まだ、ほど遠い。 　

【 桔　　梗 】

　　

　　

【 女郎花 (おみなえし）】

　　

【 マリーゴールド 】

　　

【 芙　　蓉 】

　　

　　

【 夏　　菊 】

　　

【 鹿の子百合 】

　　

槿花一朝の夢、夏本番。

梅雨明けから気温が上がって蒸し暑い毎日が続き、まさに夏本番といったところだが、こう暑くては体調のほうも芳しくない。
庭の花はといえば、水切れになったりしながらも、日射しに負けじと咲いている。
木槿 (むくげ)の花もそのひとつだが、「槿花一朝の夢」という言葉がある。
木槿の花は朝早く咲いて夕方には萎んでしまうことから、「この世の栄華のはかないことのたとえ」として使われているのである。

７月も半ばにさしかかり、東京では明日からお盆を迎えるが、禊萩（みそはぎ）もお盆の祭壇には欠かせない小道具のひとつである。
うちのあたりは昔の農村地帯であったがゆえに、古くからのしきたりも残っているのだが、正直のところ煩わしく思うこともあったりする昨今である。

　【 木 槿 (むくげ)】　

　
　　

　【 禊萩（みそはぎ）】　

　　

　【 鬼 百 合 】　

　　

　【 ア サ ガ オ 】　

　　

　【 ブルースター 】　

　
　　

　【 ホ ク シ ャ 】　

　　

　【 ルドベキア・タカオ 】　

　　

ノウゼンカズラの咲く時節に・・・

早いもので７月も４日が過ぎようとしているが、きょうは朝からどんよりとした曇り空で、時折り小雨がパラついている。
７月といえば、青空に映えるノウゼンカズラの咲く時節でもある。
初夏から盛夏へと季節は移り変わり、それにつれて庭に咲く花も様変わりしてくるのだが、いま目に付く花をいくつか集めてみた。

　【 ノウゼンカズラ 】　

　

　【 アメリカ・ノウゼンカズラ 】　　

　

　【 クレオメ 】　

　

　【 ヘメロカリス(薮萱草) 】　

　

　【 ポーウェリー （ 印度浜木綿 ＝ いんどはまゆう）】　

　

　【 擬宝珠(ギボシ) 】　

　

　【 ク チ ナ シ 】　

　

　【 時 計 草 】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【 アガパンサス 】

　 　

　【 カ リ ナ タ 】　

　

初夏に妍を競う花々・・その８

都議会議員選挙が終わって６月も残すところ僅かとなり、「初夏」というタイトルも終わりにしなければならなくなってきた。
まだまだ、いろいろと花は咲き続けているのだが、少しずつ様変わりしつつある。
先に百合特集をアップしたところだが、ようやく、遅ればせながらカサブランカが花を開いたので、一緒に載せてみたところである。

　【 カサブランカ 】　

　

　【ルドベキア(３種群生)】　

　

　【 睡　　蓮　】　

　

　【 ガイラルディア (天人菊 ＝ てんにんぎく）】　

　

　【 オステオスペルマム 】　

　

　【モナルダ　(ベルガモット)】　

　

　【 ゴールドスティック　】　

　

　【 ガルビネア（宿根ガーベラ）】　

　

　【 エキナセア・コットンキャンディ 】　

　

　【 南　　天 】　

　

初夏に妍を競う花々・・・その５ ～ その７

「初夏に妍を競う花々・・・その５　～　その７」までは、掲載のタイミングを失してしまったので、 「フォトチャンネル」 にまとめてみた。
興味のある方は、それぞれのチャンネルを見て頂ければ幸いである。
（タイトル画像をクリックすれば、アルバム本体が見られます）

　初夏に妍を競う花々・・・その５　



　　
　初夏に妍を競う花々・・・その６　




　初夏に妍を競う花々・・・その７　

初夏に妍を競う花々・・その４

沖縄地方では梅雨が明けたそうだが、どうやら長雨も峠を越したようである。
台風３号の影響もあって４日も降り込められてしまった訳だが、おかげで、乾ききっていた鉢物や家庭菜園の野菜には恵みの雨となった。

雨の中を出かけるほどの酔狂でもないので、無聊をかこっていたのだが、雨の合間に花の写真を撮ったり、撮りためた写真を整理したり、ＴＶドラマを見たりしながら、時の経つのを待っていたような次第である。
まだまだ、たくさんの花があるのだが、時期的なもこともあるので、目につくような草花を集めてみた。

　【 チェリーセージ （ホットリップス) 】　

　　

　【 サルビア・グアラニチカ 】　

　　

　【 サルビア・インボルクラタ 】　

　　

　【 ペチュニア 】　

　　

　【 日 日 草 】　

　　

　　　

　【 バーべナ 】　

　　



　【 アスチルベ 】　

　　

　【 ストケシア 】　

　　

初夏に妍を競う花々・・その３

ここのところ空梅雨模様だったが、台風３号の影響もあって、きょうから今週いっぱいにかけて雨が降るらしい。
予報に反して朝から小雨が降ってきたが、適当に雨が降ってくれないことには、鉢物が干上がってしまうので、恵みの雨になればいい。

鉢物に限らず、家庭菜園に植えてある野菜なども水不足で生育が芳しくないようだ。
しばらくは水やりの労が少なくなりそうだが、いろいろな花が次々と咲いてくるので、写真の整理も追いつかなくなってきている。
今回は、主に木立ちの花を集めてみたところである。

　【 アブチロン 】

　　

　　

　【 アブチロン＝チロリアンランプ 】

　　

　【 カルミア 】

　　

　【 シモツケ（下野）】　

　　

　【 クレマチス 】

　　

　【 夾竹桃 】　

　　

　【 バ ラ 】　

　　　

　　

　【 アベリア 】 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【 更紗空木 (さらさうつぎ) 】　

　　

　【 ヒペリカム・アンドロサエマム（小坊主弟切＝こぼうずおとぎり）】　

　　

　【 パンドレア＝ソケイノウゼン（素馨凌霄花）】　 　【 マンデビラ 】