巨人リベンジ、２年ぶりの交流戦優勝。村田、２ラン含む４打点。小山、交流戦３勝。

原巨人、決定戦制し２年ぶり交流戦Ｖ！「枢軸」完全撤廃「今年の形」進化 ― スポーツ報知

◆交流戦　巨人１０―５ソフトバンク（２２日・東京ドーム）

巨人が節目の１０年目となるセ・パ交流戦で、２年ぶり２度目の優勝を決めた。最終戦、「勝った方が優勝」となるソフトバンクとの首位攻防直接対決で、序盤から得点を重ねて大勝。優勝賞金３０００万円を獲得した。貯金は、交流戦開幕前の「３」から「１１」まで増え、セ・リーグでも３位から首位に浮上。原監督は交流戦前に低迷していた打線を鼓舞し、動かし、したたかに進化させた。

　表情を一切、崩さなかった。２年ぶり２度目の交流戦制覇。原は口を真一文字に結び、ナインとのハイタッチに加わった。チームにとっては、一つの通過点に過ぎない。ただ優勝を勝ち取り、成長しているという実感はあった。

巨人・村田Ｖ祝砲！男だ２安打４打点、悔しさ胸に４番の意地 ― サンケイスポーツ

攻守にけん引の阿部「次はペナントレースの優勝」― スポーツニッポン

大一番で打線爆発　２年ぶり２度目の交流戦優勝 ― 巨人軍公式サイト



【２１日の試合結果】

◆巨人１―３ソフトバンク（２１日・東京ドーム）

菅野３失点で交流戦Ｖお預け「悔しい」９回完投もデホに被弾 ― スポーツ報知

巨人、今季初の７連勝！ 西を攻略、オリックスに圧勝。長野先制２点タイムリー、阿部３ラン。

長野、西沈めたＶ三塁打！ 難敵攻略７連勝、１９日にも交流戦Ｖ ― スポーツ報知

◆交流戦　巨人８―０オリックス（１７日・東京ドーム）

巨人が難敵のオリックス・西を見事に攻略し、７連勝を飾った。３回には先発・杉内が危険球退場となる緊急事態も、４回に長野が右翼フェンス直撃の２点三塁打で先制するなど打線が奮起。５回には阿部の特大３ランで西をＫＯし、計１６安打８点と爆発した。２番手・笠原は気迫のリリーフで今季初勝利。早ければ試合のない１９日にも、２年ぶり２度目の交流戦優勝が決まる。

　すべてのうっぷんを晴らすかのようなライナーだった。快音とともに、長野の打球が逆方向に一閃（せん）した。４回２死一、二塁。西の外角高め、１３５キロのスライダーを捉えた。右翼フェンス直撃、本塁打まであと１メートルの２点三塁打で先制だ。

巨人、“復活”長野で今季初７連勝！１９日にも交流戦Ｖ達成 ― サンケイスポーツ

巨人　１９日にも交流戦Ｖ　不振脱出の長野、阿部が７連勝導く ― スポーツニッポン

打線爆発し零封、緊急登板で好投の笠原が今季初勝利 ― 巨人軍公式サイト

巨人４連勝、打線爆発１６安打１１得点。菅野不在も６投手継投で２失点に凌ぐ。

６人継投ハムこま斬り！原巨人、２度目の４連勝で貯金最多９　 ― スポーツ報知

◆交流戦　日本ハム２―１１巨人（１２日・札幌ドーム）

巨人が今季２度目の４連勝で、貯金を最多の９とした。先発予定の菅野が体調不良で登板回避したが、先発・笠原から６人の投手を小刻みにつなぎ、日本ハム打線を６安打、２点に抑えた。攻撃では同点の４回に亀井が勝ち越し二塁打。５回には片岡に４号が飛び出すなど、ともに連夜の活躍。１６安打で１１点を挙げる快勝で、２位・広島とのゲーム差を３に広げた。

　派手さはない。それでも、巨人の強さが際だった。地道に得点を積み重ね、終わってみれば９点差での快勝だ。

菅野不在をしのいだ！原巨人、６人継投＆打線爆発で４連勝！！ ― サンケイスポーツ

坂本が起爆剤！巨人、１カ月ぶり２桁得点で今季最多貯金９ ― スポーツニッポン

１６安打１１得点の猛攻で、日本ハムに大勝 ― 巨人軍公式サイト

巨人競り勝ち３連勝。延長１０回、片岡が決勝タイムリー。

亀井、大谷の１５８キロ撃ち！対策実った先制三塁打 ― スポーツ報知

◆交流戦　日本ハム１―２巨人＝延長１０回＝（１１日・札幌ドーム）

痛烈な打球が、右中間を破った。０―０で迎えた２回１死一塁、亀井は大谷の直球に照準を合わせていた。「１、２の３で合わせられました。すごい投手ですから、早く点が欲しかったので良かったです」。真ん中低めの１５８キロ直球を迷わず振り抜くと、右中間を抜ける先制三塁打となった。

　初対戦だったが、大谷対策はできていた。試合前のフリー打撃、普段は打席の後方に立つにもかかわらず、投手寄りの一番前に立っていた。

片岡が延長∨打！巨人、“鬼門”札幌で粘勝し今季最多タイ貯金８ ― サンケイスポーツ

原巨人“迷いなき采配”山口→香月で交流戦＆セ首位！ ― スポーツニッポン

片岡が決勝打！延長戦を制し3連勝 ― 巨人軍公式サイト

巨人、ロッテの追撃かわし連勝。今村好投、５回1/3を１失点で２勝目。

村田「自分の使命」２０戦ぶり４番で打った！先制Ｖ＆中押し ― スポーツ報知

　◆交流戦　巨人５―３ロッテ（９日・東京ドーム）

巨人がロッテに勝ち、首位をキープした。５月１４日のヤクルト戦（ひたちなか）以来、２０試合ぶりの４番に座った村田は、打っては３回に先制打、６回にも中押し打と２本のタイムリー。守っては再三の美技を見せ攻守で存在感を見せた。先発の今村は５回１／３を１失点で２勝目。前日の小山に続き若武者が試合を作った。

巨人・今村１失点２勝！期待の２０歳が成長証明！！ ― サンケイスポーツ

村田　２０戦ぶり４番復帰でＶ打　原監督賛辞「枢軸」 ― スポーツニッポン

村田が２本のタイムリーなど攻守で活躍、ロッテに連勝 ― 巨人軍公式サイト

巨人、単独首位に。村田の３ランで成瀬を初回ＫＯ。小山、失点１でプロ初完投勝利。

村田「完璧に近い」ドヤ弾！交流戦５０号！猛打５打点 ― スポーツ報知

◆交流戦　巨人８―１ロッテ（８日・東京ドーム）

ここで決める―。村田は、ありったけの力でバットを振り切った。初回。坂本の中前適時打で１点を先制して、なおも１死一、三塁。成瀬の１３３キロの内角直球を捉え、左翼席中段へ７試合ぶりの８号３ラン。交流戦では西武・中村に続く通算５０号だ。「完璧に近い。久しぶりに気持ちよくバットを振れた」。会心の“ドヤ顔”でダイヤモンドを回った。

ご存知谷間の小山！プロ初完投勝利で巨人が奪首 ― サンケイスポーツ

セペダ　「野球人生初」代打弾「どんな役割になっても…」 ― スポーツニッポン

集中打で天敵・成瀬を初回ＫＯ、小山プロ初完投勝利でセ・リーグ単独首位 ― 巨人軍公式サイト

杉内、７回３失点。打線沈黙、阿部の１０００打点ソロも無駄花。

阿部１０００打点の６号ソロだけ　杉内は一発に泣き３敗 ― スポーツ報知

◆交流戦　巨人１―３西武（７日・東京ドーム）

杉内は５安打に抑えるも一発に泣き今季３敗目を喫した。阿部が６号ソロで１０００打点を記録も、わずか４安打で投手陣を援護できずセ・リーグ首位を奪えなかった。

　先発の杉内は１回、中村に左線適時二塁打で先制されると、３回には栗山に１号ソロ、６回にも中村に９号ソロを浴び３失点。７回を投げ終え降板し５安打８奪三振だった。

Ｇ完敗も阿部が救い！松井秀超え３３３号＆捕手５人目１０００打点 ― サンケイスポーツ

４番セペダ、代打送られた…原監督「中井の方が上だと判断」― スポーツニッポン

打線がつながらず西武に敗戦、阿部は通算１０００打点を達成 ― 巨人軍公式サイト

延長１０回裏、代打・横川がサヨナラ・タイムリー。山口、プロ初の２００ホールド達成。

原監督、天国の父に捧げる白星（１）特別な一日にサヨナラ劇勝 ― スポーツ報知

◆交流戦　巨人４ｘ―３西武＝延長１０回＝（６日・東京ドーム）

巨人がサヨナラ勝ちで西武を下し、連敗を２で止めた。３―３の延長１０回無死一、三塁で代打・横川が左前打し、試合を決めた。原監督は試合前、先発した甥の菅野とともに、５月２９日に７９歳で死去した父・貢氏の葬儀・告別式に参列。「すべてがいい思い出」と目を赤くしながらしのんだ。菅野は８回３失点で勝敗はつかなかったが、試合後は祖父への思いがあふれ号泣。天国の貢氏にささげる白星で、首位・広島に０・５差に迫った。

　特別な一日の幕切れは、劇的にやってきた。延長１０回無死一、三塁から、代打・横川の打球が左前に抜けていった。

巨人・菅野、８回３失点の力投も「コントロールが悪かった」 ― サンケイスポーツ

原監督、執念采配…貢さん譲り勝負手　長野二盗で劇打呼んだ ― スポーツニッポン

横川がサヨナラ打！山口は史上初の２００ホールド達成 ― 巨人軍公式サイト

巨人、５年ぶり１３失点で連敗。内海、直前登板回避で投手陣崩壊。

原巨人“投壊”今季最悪１３失点　球団ワースト１７戦連続１ケタ安打 ― スポーツ報知

◆交流戦　ソフトバンク１３―５巨人（４日・ヤフオクドーム）

巨人が今季ワーストとなる１３失点でソフトバンクに連敗した。先発予定の内海が左肩に違和感に訴えて登板回避。緊急先発の阿南が初回に２失点すると、原監督は２回の打席で代打・横川を送り、継投策に活路を求めたが、２番手・福田が６失点、４番手の久保も４失点と“投壊”。打線も球団ワーストとなる１７試合連続１ケタ安打と投打に精彩を欠いた。

巨人、悪夢の１３失点…緊急先発の阿南が１回ＫＯ＆救援陣も炎上 ― サンケイスポーツ

内海先発回避…原巨人、急きょ“中継ぎ陣リレー”も炎上13失点 ― スポーツニッポン

登板回避の内海の穴を埋められず、今季最多失点で大敗 ― 巨人軍公式サイト

巨人連勝ストップ。大竹負傷で救援陣が大量６失点。

原監督誤算！緊急降板・大竹に苦言「あの程度でつってもらっては困る」 ― スポーツ報知

◆交流戦　ソフトバンク８―３巨人（３日・ヤフオクドーム）

巨人は投打で精彩を欠いて逆転負け。連勝が３で止まった。打線は初回、セペダと村田のタイムリーで２点を先取したが、球団タイとなる１６試合連続１ケタ安打の“貧打”を露呈。先発の大竹は６回の打席で遊ゴロを放った際に右太もも裏をつってしまい、５回２失点で降板。代わった青木、香月らが同点の６回に打者一巡の猛攻を浴び大量６失点。投打とも計算が狂う展開で完敗だ。

　試合を決する「６」が、スコアボードにともった。６回。２番手の青木から香月、阿南と３人で計６安打２四球６失点。ソフトバンクの打者一巡１１人の猛攻を食らい、ゲームは壊れた。

交流戦首位陥落…巨人、大竹の負傷降板後に６失点の大炎上 ― サンケイスポーツ

極貧Ｇ打線　43年ぶり球団ワースト…16試合連続１桁安打 ― スポーツニッポン

大竹がアクシデントで降板、逆転許す　連勝は３でストップ ― 巨人軍公式サイト