近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

ベロペロネ=小海老草(こえびそう)

2006-08-15 10:14:56 | 花好きずき
赤系だと和名の小海老草という呼名のほうが似あうが、
うちでいま咲いているのは黄系のものしかない。
去年まではかなり大きい株がひとつずつあったのだが、
赤系はかろうじて挿し木をしたものが残っているだけで
ある。












【小海老草(こえびそう)】

・狐の孫(きつねのまご)科。
・学名 Beloperone guttata
Beloperone : コエビソウ属
guttata : 斑点模様をもつ
Beloperone(ベロペロネ)は、ギリシャ語で
「矢のとめ金」を意味し、花のまわりの重なり
合った部分の形から連想された。
・メキシコ原産。1931年に渡来。
・温室でよく見かけます。
・花の形が海老の尾のように曲がっている。
下向き。鱗(うろこ)状。
・低温下ではあまり育たないらしい。

(出典:「季節の花300」)

セージ

2006-08-14 09:48:46 | 花好きずき
もう、かれこれひと月以上にわたって咲いているのだが、この
花がセージであることがしばらく分からなかった。
花自体は小さくあまりパッとしないが、面白い形をしている。








【セージ】

・紫蘇(しそ)科。
・学名 Salvia microphylla(チェリーセージ)
Salvia : サルビア属
microphylla : 小さい葉の
Salvia(サルビア)は、ラテン語の
「salvare(治療)」「salveo(健康)」
が語源とされる。
この種の植物は薬用になるものが多いことから。
・大きく分類するとサルビアの一種です。
・地中海沿岸原産。
・白、赤などいろんな色のものがある

(出典:「季節の花300」)

斑入りの夾竹桃(きょうちくとう)

2006-08-13 09:16:42 | 花好きずき
きょうから月遅れのお盆に入るのだが、葉に斑の入った夾
竹桃がピンクの花をつけている。
幹自体は大きくなってきたが、どういうわけか、ことしは
花の付き具合が悪いような感じである。








夾竹桃(きょうちくとう)

・夾竹桃(きょうちくとう)科。
・学名 Nerium indicum
Nerium : キョウチクトウ属
indicum : インドの
Nerium(ネリウム)は、ギリシャ語の
「neros(湿った)」が語源。
この属の植物は湿地によく育つところから。
・開花時期は、 6/10頃~10/15頃。
・葉が竹の葉のように細く、花が桃の花に似ている
ところから、この名に。
・インド原産。インド北部の河原に生え、乾燥、洪水、
猛暑、寒風に鍛えられた。
江戸時代に中国経由で渡来。
・江戸時代から広く庭園に植えられた。
・日本では暖かい地域の方が育ちがよい。
・ピンク色が鮮やか。白もある。
もっとも多いのはピンク色で八重のもの。
・夏じゅう咲き続ける。
・見た目きれいだけど有毒植物です。
・大気汚染に強いので、道路沿いの並木や公園樹として
よく植えられる。

(出典:「季節の花300」)

西空が朱に染まったひととき

2006-08-09 13:13:26 | 近事変々
台風が近づいているというきのうの夕方、かみさんが「外に出てみたら」と
いってきた。
何事かと思ったら、西空が朱に染まっていて、例えは悪いが辺りは火事かと
見紛うばかりだった。
滅多にないことなので、デジカメを持ち出して写してみた。
古来から「夕焼けは晴れ」といわれているが、台風の影響できょうは朝から
雨が降っている。






薮枯らし(やぶがらし)

2006-08-07 11:39:52 | 花好きずき
雑草の中でもドクダミと同じように生命力が強く
おまけに蔓がそこら中に伸びるので始末が悪い。
放っておくとすぐに3~4mも絡みついてしまう
ので、そうならないうちに引きずりおろすしかない。
そんな性質とは裏腹に、花は本当に小さく可憐でさえ
ある。







【薮枯らし (やぶがらし)】

・葡萄(ぶどう)科。
・学名 Cayratia japonica
Cayratia : ヤブガラシ属
japonica : 日本の
・つるでどんどん伸びる。
近くにある植物を薮状にして
枯らしてしまうほどのパワーなため
この名前に。
・茎の先端に小さい花を密生して咲かせる。
独楽(こま)をひっくり返したような形。
・別名 「貧乏葛(びんぼうかずら)」。

(出典:「季節の花300」)