近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

“ヤングG”、天敵・中田を攻略、ラミレス・ガッツのアベック弾も出た!

2008-05-12 15:16:30 | 読売ジャイアンツ

巨人新時代!隠善初スタメン抜てきに応えた3安打3打点! ― スポーツ報知

◆巨人9―3中日(11日、東京ドーム) 

 原巨人にニューヒーローが誕生した。「7番・右翼」でプロ初スタメンの育成出身・隠善が5回、右前安打で出塁し、初盗塁を決めて同点のホームイン。6回に中前適時打、7回にも右翼へ2点適時二塁打。初の猛打賞で初の3打点と、初めてづくしの活躍で勝利を呼び込んだ。
投げてはグライシンガーがリーグトップに並ぶ5勝目。阪神、中日の上位相手に初めて3連戦で勝ち越し、9連戦を6勝3敗で乗り切った巨人。若い力で3位に再浮上し、今度こそ上位進出の態勢は整った。

 ここに上がるために、必死で頑張ってきた。あこがれだった東京ドームのお立ち台。“ヤングG4人衆”の中でも、隠善の笑顔は一段と輝いていた。経験のない大歓声に包まれ、思わず「1、2、3、最高でーす」と声を張り上げた。「実感がわきました。1軍でやれているんだなあって」自分より背の高い亀井、脇谷、坂本と並んでも、背番号「99」は堂々としていた。

ハツラツ隠善 初スタメンで3安打3打点 ― スポーツニッポン(gooニュース)

キング快走11号ラミ弾!決勝8号ガッツ弾!! ― スポーツ報知

グライ、トップタイ5勝!元同僚石川に並んだ ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

1回裏、坂本の犠飛で1点を選手したが、3回表、一死二、三塁からグライシンガーの暴投で同点、なおも一死二、三塁から井端のタイムリーで2点を失い、1―3と逆転された。

4回裏、ラミレスが11号となるソロHRを放ち2―3、5回裏、初スタメンの隠善が初ヒット、初盗塁で二死二塁から亀井のタイムリー2ベースで3―3の同点に追いついた。

6回裏、先頭の小笠原が8号ソロHRを放ち、ラミレスは四球だったが、相手エラーとゴンザレスのヒットで一死一、三塁、ここで隠善がタイムリーヒット、5―3と逆にリードを広げた。
続く脇谷のタイムリーでさらに1点を追加、天敵といわれる中田をKOした 。

7回裏、中日・二番手の小林からラミレスがヒット、阿部が相手エラーで出塁し一死一、二塁、ここで代わった金剛からゴンザレスがタイムリーヒット、7―3と大差をつけた。
なおも、隠善の2ベースで2点を奪い9―3として試合を決めた。

グライシンガーは4回から7回までは中日に追加点を許さず、後をつないだ西村、越智も中日打線を3者凡退に抑え、中日に連勝を果たした。

この試合は、“ヤングG”といわれる若手選手の活躍が目立ち、ラミレス・小笠原のアベック弾も出るなど、効率的な攻撃で大勝した。
抜群の安定感を誇るグライシンガーは7回3失点で5勝目、ハーラートップのヤクルト・石川に並んだ。

「こんな日もあります」、マー君、守備にも足を引っ張られ5失点。

2008-05-12 15:13:52 | 楽天イーグルス

マー君最悪ずくめ10安打5失点4回0/3KO…楽天 ― スポーツ報知

◆ロッテ6―1楽天(11日・千葉マリン) 

 どんよりとした曇り空と同じく、田中の投球もさえなかった。最後まで笑顔なく5回無死二塁、大松に5点目の適時二塁打を浴びてマウンドを降りた。マー君が、プロ入り初の千葉マリンのマウンドで今季最短の4回0/3でKO。5失点は今季最多、10安打も今季最多タイのワースト試合で2敗目を喫した。

 初回、先頭・西岡の二塁内野安打でリズムに乗るきっかけを失った。4回2死一、二塁では一塁線への平凡なゴロをフェルナンデスの反応が遅れて追いつけず三塁打にされ、決定的な2点を献上。野村監督は「マー君は自責ゼロ。味方に足を引っ張られてかわいそうだ」と擁護。

これぞ4番、ラミちゃん決勝タイムリー、クルーンで1点差勝ち。

2008-05-11 09:54:23 | 読売ジャイアンツ

8回V打!ラミのおかげでヒヤヒヤ竜倒 ― スポーツ報知

◆巨人5―4中日(10日・東京ドーム) 

 ラミレスの気迫の一打で、巨人が3日からの9連戦勝ち越しを決めた。1回、坂本の27試合ぶりの3号ソロ、4回、亀井の2点三塁打などで4点をリードしたが、ジワジワと落合竜に迫られ、8回、同点に。
しかし、その裏、頼れる4番が、2死三塁から猛打賞となる決勝タイムリーを左前へ。5回以降、チャンスを生かせず今季最多14残塁の嫌な流れを断ち切った。2位・中日との接戦を制し、原監督も5月反攻に手応えをつかんだ。

 ナイン全員が、立ち上がった。ラミレスはありったけの力を込めて右手を突き上げた。一塁ベースを蹴ると、すぐに一塁ベンチに振り返った。両手を挙げて喜んだ。仲間たちの笑顔が飛び込んできた。

ラミレス“先生”お手本のV打 ― スポーツニッポン(gooニュース)

坂本お待たせ27戦ぶり3号…ラミ助言で不振脱出 ― スポーツ報知

「積極的に」亀井2点三塁打…決勝ホームも踏んだ ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

先発陣に加わった野間口が、4回までは1安打の好投だったが、疲れが出たのか、5回表、3連打で無死満塁と攻められ、犠飛で1点を失った。
6回表には、二死一塁からウッズに2ランを浴び4-3とされて降板した。

8回表、3番手の山口が代打・デラロサにいきなりソロHRを打たれて4-4の同点に追いつかれてしまった。続く荒木に四球を与え、二死三塁でウッズという場面になったが、遊ゴロに仕留めた。

巨人打線は、1回裏に坂本が久々の3号ソロで先制、2回裏、一死一、二塁から脇谷のタイムリー2ベースで2-0とリードした。
さらに4回裏、二死一、二塁から亀井がタイムリー3ベースを放ち4-0と差を広げた。
5、6、7回も押し気味にチャンスをつくったものの追加点に至らず、8回表に追いつかれてしまった。

8回裏、中日6番手のチェンから亀井が四球で出塁、坂本が送ったが小笠原は2ゴロに倒れた。
二死三塁となったところで、好調のラミレスが三遊間を破るタイムリーで5-4と逆転に成功、なおも二死満塁と攻めたが谷が左飛に倒れ追加点はならなかった。

9回表、1点差でクルーンに後を託した。
和田、中村を連続三振に討ち取ったクルーンだが、李、谷繁に打たれて二死一、三塁と迫られたものの、代打・井上を空振り三振に仕留めた。

内海の一人相撲、先制点を守れず5回6失点。

2008-05-10 13:55:44 | 読売ジャイアンツ

ガッツ見せろ!原監督異例の猛ゲキ ― スポーツ報知

◆巨人4―7中日(9日、東京ドーム) 

 Gナインよガッツを見せろ! 巨人は原監督が試合前、ミーティングで異例の5分を超えるゲキを飛ばしたが、指揮官の思いは白星に届かなかった。一時は先制と勝ち越しで試合の主導権を握ったものの、先発の内海が中日に同点と逆転を許した。3日から4勝3敗。2戦目を取って9連戦を勝ち越し、5月反攻のきっかけをつかみたい。

 ミラクルへの舞台は整った。3点を追う2死二、三塁。一発が出れば同点の場面で、原監督はとっておきの切り札を投入した。「代打・阿部」。この日、スタメンを外れたキャプテンを打席に送った。しかし、中日ベンチは敬遠の指示。塁上が埋まり、代打・鈴木尚にかけたが、強烈なライナーは二塁正面でゲームセット。大逆転劇は起こらなかった。

小笠原7号「何とかしたかった」…右ひざ万全最近5戦で4割 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

阪神との3戦目をラミレスの逆転弾で勝って連敗を阻止、中日との対戦は内海が先陣ということで期待していたが、内海が5回6失点と崩れて大敗した。

2回裏に川井の暴投と加藤のタイム利2ベースで2点を先取したが、内海が4回表に4連続ヒットで2点を失って同点に追いつかれた、
その裏、木村のソロHRで3-2と逆転したが、5回表、二死二、三塁から和田のタイムリー、中村の2ランで4点も失い、3-6とひっくり返されてしまった。

6回裏、小笠原がソロHRを放ち2点差としたが、8回表に4番手の栂野が1点を失い4-7と差が開いた。
9回裏、岩瀬を攻めて二死満塁まで迫ったが、代打・鈴木が二塁ライナーでチェンジ。

昨年は中日をカモにしていた内海が、これで中日に3連敗、高橋(尚)にしろ内海にしろ、大事なところで先発が持たないのはどうしたことなのだろうか。

楽天、今季最多17安打の猛攻。岩隈は8回3失点でハーラートップ。

2008-05-10 13:53:35 | 楽天イーグルス

バントで左前タイムリー 楽天珍打で大勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天11―4ロッテ】

 野村楽天が「珍打」で2位タイに浮上だ。楽天は9日のロッテ戦で2試合連続の先発全員安打となる今季最多17安打の猛攻で11―4と大勝。2点リードの4回無死一、二塁から山下勝充内野手(30)の送りバントが“左前タイムリーバント安打”となる強運も味方につけた。
連勝で貯金を1とし、4月30日以来の2位に浮上。さらに球団最速となる39試合目の20勝到達と、野村野球が結実し始めた。

 手応えは完ぺきだった。4回無死一、二塁から山下は狙っていた。シンでとらえた打球がグングン転がる。抜けたのは投手・小野と三塁手・今江のど真ん中。遊撃・西岡が三塁カバーに入ったバントシフトで無人となった三遊間をコロ、コロ、コロ…。ロッテナインをあざ笑うかのような遅さで“左前タイムリーバント安打”を生んだ山下がしてやったりと目を見開いた。

 「カチンと行きましたよ。抜けろって思ってました。サードに絶対捕らせようと思っていたのでよかった。でも初めてですね。あんなの」

木佐貫は危険球退場、ラミレスの逆転3ランは幻に・・・。

2008-05-08 12:57:00 | 読売ジャイアンツ

ラミ逆転弾、虎ファンに消された!叩き落とされ二塁打の判定 ― スポーツ報知

◆巨人4―5阪神(7日・東京ドーム) 

 巨人が運にも見放され、首位・阪神に連敗した。2点を追う7回1死一、二塁。ラミレスの打球は左翼席最前列に飛び込んだかに見えたが、阪神ファンがはじき返して判定は二塁打に。原監督の猛抗議も実らなかった。この回は同点止まりで、8回、葛城に勝ち越し打を打たれ、ジ・エンド。
先発・木佐貫の危険球退場、2回の無死満塁のチャンスを生かせないなどフラストレーションのたまる試合を落とし、阪神とのゲーム差は今季最大の8・5に広がった。

 ドライブがかかった、低い弾道が左翼席へ伸びた。大歓声に後押しされた打球の着弾点は、確かに観客席だった。2点を追う7回1死一、二塁。ラミレスの放物線は、値千金の逆転3ラン、のはずだった。しかし、三塁・真鍋審判員の右手は回らなかった。審判団の協議結果に、大観衆が固唾(かたず)をのんだ。

 真鍋三塁塁審「お客さんが妨害したということで二塁打とします。二、三塁で再開します」

阪神ファンが妨害?ラミレス幻の逆転3ラン ― スポーツニッポン(gooニュース)

アニキこれが男だ!頭に死球後、お返し一発 ― スポーツニッポン(gooニュース)

「おとりんの一言」

ラミレスの2ランで先制したにもかかわらず、先発の木佐貫が2回表に、鳥谷の2ランに続いて矢野にもスタンドに打ち込まれ、たちまち2-3と逆転されてしまった。
おまけに、3回表、簡単に二死としながら金本の頭部にぶつけて危険球退場となってしまった。
6回表には、その金本に3番手の門倉がソロHRを打たれて2-4と点差を広げられた。

ヒットはそこそこ打ちながら、下柳から追加点を奪えないまま迎えた7回表、阪神二番手の能見に対して一死一、二塁のチャンス、4番ラミレスの打球はレフトスタンドぎりぎりに入る逆転3ランかと思われた。
ところが、阪神ファンの妨害があったとしてエンタイトル2ベースとされて1点しか入らなかった。
なおも、阿部の四球で一死満塁と迫ったが、ゴンザレスの一打はライト前の浅い打球、阿部が2封されて4-4の同点にするのがやっとだった。

8回表、4番手の山口が新井以下の3連打で1点を失い、4-5と逆転を許してしまった。
対する巨人打線は、8回裏、江草に3者連続三振、9回裏は藤川に3者凡退に抑えられてゲームセット。

結果論だが、危険球退場がなければ、逆転3ランになっていたら、勝敗の行方は違っていただろう。
なんとも後味の悪い試合で、阪神に連敗を余儀なくされてしまった。

開幕3連敗のリベンジだ! 阿部、満塁一掃のタイムリー2ベースで大逆転。

2008-05-06 18:03:59 | 読売ジャイアンツ

阿部で今季初3位!満塁一掃V二塁打 ― スポーツ報知

◆ヤクルト4―6巨人(5日・神宮) 

 原巨人が開幕カードで3タテを喫した神宮でリベンジ。今季2度目の同一カード3連戦3連勝で、ようやく初のAクラスとなる3位に浮上した。
1点を追う5回、坂本の同点適時打、阿部の走者一掃3点二塁打などで一挙5点の大逆転。先発のグライシンガーからクルーンとつないで何とか逃げ切った。これで借金を1まで減らし、6日からは首位・阪神戦。まずは借金を完済し、虎のしっぽを捕まえる。

 狙ってはいなかった。2球続けられた石川の外角スライダーに、阿部の両腕は勝手に動いていた。逆らわずに左中間へはじき返したライナーは、あっという間に外野手の頭上を越えた。二塁に達しても派手なアクションはなかった。主将の責任感が、そうさせた。

原巨人3度目3連勝で3位キター!阿部がV打でスランプ脱出 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

グライ4連勝!古巣神宮初白星 ― スポーツ報知

キングタイ!ラミ8号 ちびっこファンへ最高のプレゼント ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

阿部の満塁一掃のタイムリー2ベースで大逆転に成功し、ヤクルトを3タテ、開幕3連敗のリベンジを果した。

先発のグライシンガーが2回裏に2点を先行されたが、4回表、ラミレスの8号ソロで1点を返した。
5回表、ヒットの木村をグライシンガーが送り、坂本のタイムリーで同点とした。
小笠原のヒットで二死一、三塁としたあと、ラミレスが四球で満塁、ここで阿部が走者一掃のタイムリー2ベースを放ち5-2と逆転した。
なおも、バッテリーエラーで阿部が三進、ゴンザレスのタイムリーで追加点を上げ、6-2と逆にリードを広げた。

グライシンガーは、5回裏、さらに1点を追加されたがそのまま8回まで投げ抜き、クルーンに引き継いだ。
9回裏、クルーンは亀井のエラーがらみで1点を失ったが、後続を断って逃げ切った。



※5/6、対阪神戦はデーゲームで、先発の高橋(尚)をはじめとする投手陣が打ち込まれ8失点、4-8で初戦を失った。

初先発・野間口、5回2失点で初勝利、打線も12安打7得点。

2008-05-05 09:02:53 | 読売ジャイアンツ

阿部、今季初の猛打賞!由伸抹消でも全員で7点! ― スポーツ報知

◆ヤクルト2―7巨人(4日・神宮) 

 ヨシノブ不在の緊急事態にGナインが奮起。打線が見事につながって先制、中押し、ダメ押しと理想的な展開で連勝を飾った。前日まで4番の高橋由が腰の張りで登録を抹消。このピンチに阿部が今季初の猛打賞で攻撃の口火を切ると、ゴンザレスが来日初の犠打2つに犠飛でチームに貢献。スタメン起用された谷、脇谷も渋い働きを見せた。
今季初先発の野間口が5回2失点で初勝利。4位に再浮上した原巨人が、全員の力を結集し、上位陣に食らいつく。

 打線の質問に、原監督は2度、3度と大きくうなずいた。「非常に理想的な点の取り方だった」7試合ぶりの2ケタ安打となる12安打7点というヒットパレードで、4番離脱の緊急事態を救った。先制、中押し、ダメ押し―絵に描いたような展開での快勝だった。

大技、小技…G“全員野球”で快勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

野間口1勝 上原の穴埋めた ― スポーツ報知

由伸抹消 長期離脱も ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

4番の高橋(由)が腰痛で登録抹消という緊急事態に打線が奮起し、12安打7得点とヤクルト投手陣を打ち込んだ。
投げては、初先発の野間口が5回2失点と好投、初勝利を手にした。
投打がかみ合った攻撃に原監督もご満悦だった。

マー君、意地の連敗阻止、8回1/3を6安打1失点で4勝目。

2008-05-05 09:01:13 | 楽天イーグルス

マー君4勝目!第2の故郷で初勝利 ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天7-1日本ハム】

 なまらいんでないかい!楽天・田中将大投手(19)が4日、日本ハム戦(札幌ドーム)で8回1/3を投げ、6安打1失点で今季4勝目。2試合連続の完封勝利は逃したものの、駒大苫小牧時代を過ごした第2の故郷・北海道で初勝利を挙げた。
負ければ借金生活の危機で、チームの連敗を3で止める大きな白星。何より北海道のファンにちょっぴり大人になったマー君の雄姿を披露した。

 悔しいやら、うれしいやら…。愛すべき19歳が北海道のファンを悩ませた。史上初めて札幌ドームに響いた敵チームのヒーローインタビュー。大多数が日本ハムファンだったスタンドの微妙な空気を気遣いながら、田中は最高の笑顔で北海道初勝利の喜びを表現した。

 「素直にうれしいです。お世話になったところだし、大声援を頂いて、ここが地元だと思って頑張りました。若干、大人のピッチングができるようになったと思います」

マー君、札幌ど~も1勝…敵地で異例のヒーローインタビュー ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

敵地での連敗に、ベンチに清めの盛り塩を置いたというが、マー君の好投の前には、そんなものは霞んでしまった。
北海道での初勝利を揚げたマー君は、「大人のピッチングができるようになった」と自画自賛したが、それだけの実力を持っているということである。
やはり、マー君は只者ではない。

あわやノーヒットノーラン、亀井の粘り、大道の巧打で粉砕!

2008-05-04 12:53:48 | 読売ジャイアンツ

原巨人、炎の9回!無安打一転5点…1死“あと2人”から大爆発 ― スポーツ報知

◆ヤクルト0―5巨人(3日・神宮) 

 追い詰められた巨人が9回の集中打で奇跡の勝利を手にした。ノーヒットに抑えられていた村中から28人目の打者、亀井が右翼フェンス直撃の二塁打で記録を封じると、代打の大道が右中間へ決勝の2点二塁打。
阿部が不振脱出を予感させる通算150号の右越え3ランで続き、試合を決めた。投げても内海が勝利を呼ぶ7回無失点の力投。投打がかみ合い、5月反攻の幕が開いた。

 腹の底から叫んだ。大道は二塁ベースの上で派手なガッツポーズを披露し、喜びを爆発させた。「21年間やってきたけど、3本の指に入るほどの打球だった。完全に思い描いたところに飛んだ」ノーヒットノーランで負ける危機から一転、勝利を呼び込んだベテランは興奮気味に声を上ずらせた。

38歳オジ様代打 大道劇打にG党シビれた ― スポーツニッポン(gooニュース)

阿部150号!復活のろし!7戦ぶり!トドメ3ラン ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

新顔に弱い巨人を象徴するかのように、ヤクルト先発の村中に9回一死まで四球の走者のみでノーヒット、三振7で二塁さえ踏めなかった。
対する内海も5回、7回に二死一、三塁のピンチを迎えたが、後続を断ってヤクルトに得点を許さなかった。

9回表、先頭の谷が2ゴロに倒れたあと、亀井が実に9球もファールで粘ってチーム初ヒットとなる気迫の2ベースを放った。
続く坂本は内野フライ、小笠原敬遠で二死一、二塁となったが、山口の代打・大道が起死回生のタイムリー2ベースを放って2―0とした。
ここでヤクルトは五十嵐にスイッチしたが、ラミレスのヒットで二死一、三塁となり、続く阿部がライトスタンドにダメ押しの3ランを打ち込み、5―0と点差を広げた。
なおも、ゴンザレスがデッドボールで出塁、木村の2ベースで二死二、三塁とチャンスは続いたが、谷が空振りの三振に倒れて追加点はならなかった。

投手陣も、好投の内海に続き、山口、藤田、西村のリレーでヤクルトに得点を与えなかった。

下手すれば、3年目の村中に大記録と自信を許したであろう試合で、この勝利は実に大きい。
ベテラン・大道様々である。