谷保天満宮例大祭(２)・・・古式獅子舞

古式獅子舞というのは、一人立ち三頭仕立ての、いわゆる三匹獅子舞である。
谷保天満宮の古式獅子舞が初めて舞われたのは、天暦3年（949）2月25日で、村上天皇より獅子頭三基と天狗面を 下賜されたときからと伝わっており、国立市の無形民俗文化財にも指定されているとのことである。

万灯行列が終了してから小一時間ほど過ぎて、階段から古式獅子舞の道中が下りてきた。
一行は、役人、棒使い、道化、天狗、囃子方、獅子、歌人など他所とはかなり違う構成であった。





獅子舞は、神楽殿の前に設えられた土俵の中で、全ての舞が舞われるのだが、あまり大きな動きは見られなかった。
最初に２組４人の少年による棒使いが、棒と太刀を使って場を清め、その後に、三匹の獅子と天狗による舞が奉納される。





花笠やささらといった役回りはなく、獅子頭も古色蒼然といった趣きで、肩から下は鳥の羽根の代わりに色紙で作られた垂(しで)が飾られていた。



「女獅子隠し」などの演目や、途中で道化が加わっての舞も行われるのだが、解説がよく聞こえなくて、どういう場面なのかはほとんど分からなかった。







小一時間ほどぶっ続けで舞うのはいずこでも同じだが、舞い手の疲労は半端ではないだろう。
こうした伝統ある民俗文化財を継承している保存会の皆さんに敬意を表しながら、境内を後にした。

西村、三回途中ＫＯ、打線もつながらず４連勝逸す。

原巨人、２０選手起用の超積極采配も痛恨の１敗 ― スポーツ報知

◆横浜５―２巨人（２９日・横浜）

原監督の超積極采配も実らず、巨人の連勝は３で止まった。２回、高橋由の１３号で先行したが、３回、先発の西村が逆転を許すと、指揮官は迷いなく交代。矢継ぎ早の継投で勢いを止め、７回の好機にはラミレス、矢野の代打攻勢で１点を返したが、合計２０選手の起用も白星にはつながらず。３試合連続で逆転勝ちした首位・ヤクルトとのゲーム差は７に広がり、いよいよ苦しくなってきた。

　ベンチ最前列で腕組みした原監督は、何度も奥歯をかんだ。「ゲームそのものは緊張感があったけど、ま、次につなげるしかありません」。あの手この手で執念を見せたが、最下位・横浜の前に痛い１敗。残り１６試合で、首位・ヤクルトとのゲーム差は７に広がった。

巨人・西村、今季最短の三回途中でＫＯ ― サンケイスポーツ

原監督ため息…西村誤算　今季最短３回途中４失点ＫＯ ― スポーツニッポン

高橋由の先制弾も痛恨の逆転負け ― 巨人軍公式サイト

好投の戸村、おかわり君の１発に泣く。

(楽天０－１西武、２９日、Ｋスタ宮城）

楽天・戸村、１球に泣く「悔しい」 ― サンケイスポーツ

最近１２試合で１安打…極度の不振に山崎頭抱えた ― スポーツニッポン

谷保天満宮例大祭(1)・・・万灯行列

２５日の日曜日は国立市の谷保天満宮例大祭の２日目であったが、万灯行列と古式獅子舞が奉納されるというので、前々から見に行こうと計画していたところであった。
谷保天満宮は、いうまでもなく学問の神・菅原道真公を祀る天神様である。
東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神とならび関東三天神と称されるお社である。



谷保天満宮（やぼてんまんぐう）／ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E4%BF%9D%E5%A4%A9%E6%BA%80%E5%AE%AE

正午から始まる万灯行列の時間を見計らって、武蔵野線経由で南武線の保谷駅に降り立った。
駅前ロータリーには、すでにたくさんの万灯と氏子が待機していた。





万灯行列は各町会から一基ずつ、子ども万灯も数基加わり 約12～13基が谷保駅前から谷保天満宮境内まで約２時間にわたり勇壮に練り歩くものである。
９つの町会から一基ずつが参加する万灯には、「手隠し」と呼ばれるさまざまな絵を描いた額が付いており、中には重さ百キロにもなるという万灯もあって、氏子たちが力の限り振り回しながら練り歩く姿には、観客も思わず力がはいる。





南武線の踏切を越えた通り際にはお囃子屋台が並び、お囃子連の子どもたちが囃子と手踊りを披露していた。
その前を、万灯行列が天満宮の境内へと進んで行くのである。



谷保天満宮は山裾にあって、参道から階段を下りた底地に拝殿があるという珍しい構造のなっているが、万灯も階段から拝殿前に下りてくるのである。
拝殿前でひとしきり万灯回しを披露した後は、万灯を解体し、花飾りのついた竹竿は氏子たちにお守りとして渡されるのである。
こうした形態は、初めて見るものであった。



万灯行列が終了してから古式獅子舞が始まるまで、小一時間ほど待機していたが、何もすることがなく手持無沙汰であった。

茂ちゃんフィーバー再現、古城の２点二塁打で逆転勝利。

原巨人ズバッ！９回逆転！古城Ｖ打で３連勝　今季初貯金４ ― スポーツ報知

◆横浜１―２巨人（２８日・横浜）　

　徳俵に足をかけながら、巨人が土俵際で横浜をうっちゃった。０―１の９回無死一塁で１ボール２ストライクと追い込まれながら、原監督はランエンドヒットを指示。阿部が中前打で成功させ、無死二、三塁から古城が左中間へ逆転の２点二塁打を放った。土壇場でのワンチャンスをものにして、３連勝で貯金は今季最多の４。劣勢であろうとも、最後は勝てばいい。

　茂ちゃんフィーバーは、まだ続いていた。１点を追う９回無死二、三塁。古城茂幸は２ストライクからフォークを芯で捉え、ライナーで左中間を破った。「１点取れば同点なので、犠牲フライをと思っていた。気持ちよく打席に入れました」。試合を引っ繰りかえす２点二塁打でチームを救った。

巨人・古城、千金打で土壇場逆転！虎に４差 ― サンケイスポーツ

由伸ミス…古城が救った！９回起死回生の逆転打 ― スポーツニッポン

古城が逆転打、３連勝で貯金４に ― 巨人軍公式サイト

高須ソロ、ガルシア２発３打点で、西武に逆転勝ち。

仙さん、ＨＲ攻勢に「うちらしくないね」 ― サンケイスポーツ

（楽天４－２西武、２８日、Ｋスタ宮城）

八回、勝ち越しの２ランがバックスクリーン左へ届くと、打ったガルシアは右手を突き上げた。楽天にとって今季初の１試合３本塁打。１０連勝中の西武に逆転勝ちで土をつけたのは、星野監督が「うちらしくないね」と振り返る意外な一発攻勢だった。

　２点を先行されたが、四回の高須の１号ソロで反撃が始まる。１点差に詰め寄ってからはガルシアのバットが爆発した。六回に「真っすぐをアグレッシブに打った」と、好投していた菊池に同点ソロを浴びせて降板させると、続く八回の打席でもミンチェのスライダーを完璧に捉えた。

星野監督びっくり　今季初３本塁打で西武特急止める ― スポーツニッポン

沢村、序盤の苦境を克服し、７回１失点(自責０)で９勝目。

沢村、自身初の３連勝で９勝！新人王に王手！ ― スポーツ報知

　◆横浜１─４巨人（２７日・横浜）

沢村が悲願の２ケタ勝利と新人王に王手をかけた。初回に失策がらみで１点を失い、序盤は制球にも苦しんだが、回を重ねるごとに修正。７回を４安打１失点で切り抜け、自身３連勝で９勝目を挙げた。打線は５回に坂本、藤村の連続犠飛で渋～く勝ち越し。残り１８試合、原監督は「これまでの試合と意味合いが違う？　そうです」とラストスパートを宣言した。

　沢村に焦りは全くなかった。１点をもらった直後の初回１死一塁。右翼前への打球を長野が後逸しても、まゆ一つ動かさない。３回まで毎回走者を許し６５球も要した。状態は良くない。だが、不安に襲われることは一切なかった。

巨人・沢村、７回１失点で自身初の３連勝！ ― サンケイスポーツ

新人王グイッ！沢村「投げ屋」卒業　悪癖修正９勝目 ― スポーツニッポン

橋本、２度目スタメンで２戦連続安打！決勝点演出！ ― スポーツ報知

澤村が好投、投打かみ合い快勝 ― 巨人軍公式サイト

塩見、６回５失点ＫＯ、バックも３併殺に４失策の惨敗。

仙さん、惨敗に「若いのも年寄りも…」 ― サンケイスポーツ

(楽天１－７西武、２７日、Ｋスタ宮城）

徐々に３位が遠のいてきた楽天は、目標を失ったような戦いで惨敗した。星野監督は「話にならない。若いのも、年寄りも」と疲れ切った表情だった。

　先発の塩見は二回に先制２ランを浴び、六回もピンチで粘れず３点を失う。打線も迫力不足。三回１死一、二塁は松井稼が甘い変化球を打ち損じて二ゴロ併殺打に倒れ、五回にも嶋が併殺打で好機をつぶした。

３併殺４失策…星野監督怒ッカーン「話にならんわ」 ― スポーツニッポン

内海が粘りの７回１失点で、自己最多の１５勝目。

内海「素直にうれしい」７回１失点１５勝！２冠エース！！ ― スポーツ報知

◆阪神２―４巨人（２５日・甲子園）

内海が７回１失点で、リーグトップに並ぶ自己最多の１５勝目を挙げ、徳俵に足が掛かりそうなチームを救った。打線は３回、藤村の先制中前打や阿部の右犠飛、フィールズの右前打で３点を先行。７回は失策によるチャンスを坂本が中前打で４点目に変えた。内海は７安打されながら自責点０でしのぎ、防御率１・５９で吉見（中日）を抜いてトップに立った。負ければ阪神に並ばれる危機をエースが止めた。

　自然と笑みがこみ上げた。歓喜のハイタッチを終えた後。三塁ベンチに戻って水を飲み、一息ついても内海の顔がほころぶ。「１試合ずつという気持ちで投げた結果、１５勝できたことが素直にうれしいです」。自己最多となる１５個の白星を積み重ねた達成感で、口もとがゆるんだ。

　気持ちで勝った。１９日の中日戦（東京Ｄ）で５回持たずに６失点ＫＯされてから、早出練習で下半身強化を徹底した。下をしっかり使えるようになり、体が前に突っ込んで上体に頼った投球を修正した。

巨人・内海１５勝、虎突き放した２差 ― サンケイスポーツ

内海　球団32年ぶりの左腕15勝！「いい感じの真っ直ぐ投げられた」― スポーツニッポン

内海貫禄の投球で自己最多の１５勝目！ ― 巨人軍公式サイト

長谷部、８回無四球１失点の好投も、青山が打たれ競り負け。

長谷部８回粘投！無四球自責０も実らず…楽天 ― スポーツ報知

◆楽天１─２ソフトバンク（２５日・Ｋスタ宮城）　

楽天・長谷部康平投手（２６）が２５日のソフトバンク戦（Ｋスタ）で好投した。８回を無四球で被安打４の１失点。同点の状態でマウンドを降りたため勝ち負けはつかなかった。チームは競り負けて、３位オリックスとは６ゲーム差。それでも最後まで戦い抜く。

　クールなマウンドでの表情と同じで、クラブハウスへ引き揚げる時も長谷部は淡々としていた。「バランス、リズム、呼吸が良かったです」。チームは敗れたが、８回１失点。堂々たるピッチングに手応えを感じていた。

　２回は松田に不運な内野安打を許し、盗塁と捕手・嶋の悪送球で三塁に進まれ、長谷川に中犠飛を許した。先取点を許したが、その後はスライダー、チェンジアップを織り交ぜ、低めを丁寧につく危なげない投球で強打のソフトバンク打線を牛耳っていった。

楽天・仙さん、嶋の配球は「毎度おなじみ」 ― サンケイスポーツ

青山、痛恨の失投…星野監督「毎度おなじみだな」 ― スポーツニッポン