3月14日に不整脈が再発したため、本日3月25日に主治医を受診した。
心電図検査を済ませ、しばらく待合室で待っていると自分の番になった。
恐る恐る診察室に入ると、モニターに映し出された心電図を眺めながら主治医が言った。
「正常な脈になっています」
へ?
思わず手首の脈をとる。
トントントントンと正常だ。
今朝、血圧測定したときには不整脈がまだあったはず。
病院に来てまさか治っているとは。
いつ治ったのだろう。
狐につままれたようだ。
先生も自分と同じように電気ショックか3回目のアブレーションかと思っていたそうだが、こんなことがあるとは。
このまま薬を服用しながら様子をみて、1ヶ月後にまた診察となった。
忘れないうちに今日先生から聞いたことをメモしておこう。
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①深酒は心臓に圧倒的に良くない。アルコールが分解されてできるアセトアルデヒドが心臓に悪さをする。
②深酒した翌日に不整脈が出ることはよくあること。
③ウイスキーならシングルでせいぜい1,2杯まで。
④自力で正しい脈に戻ったということは、少なくとも前よりも心臓の状態が良くなっている証拠。
⑤今回のように自力で戻ることはままあること。ただし、戻るのは再発後1か月以内がほとんど。それ以上経過すれば戻らない場合が多い。1か月以内に戻るか戻らないかは、五分五分といったところ。
⑥2回のアブレーションでやれることはやっている。3回目となれば、悪さをする震源地を特定できないおそれがあり、やっても意味がないということもある。
⑦電気ショック(除細動)で正常な脈に戻すということはできるが、あくまでも一時的なものになる可能性がある。電気ショックは根本的な対策という意味では効果はない。
⑧薬は一定の効果はある。薬だけで治る場合もある。
⑨運動することは問題ない。今までどおりランニングはしてもよい。
⑩サウナも問題ない。しっかり水分補給すれば大丈夫。
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今朝8時ころに正常な脈に戻っていたとして、現在23時すぎ。
15時間経過した今も脈はトントントントンと正常だ。
このままこの状態が維持できればいいのだが。
いずれにせよ、飲酒は当分控えよう。
【これまでの経過まとめ】
2010年頃 不整脈発症。孤立性心房細動と診断される。
2018年まで 小樽市内のクリニックを年1回受診し経過観察していたが、紹介状により札幌手稲の病院へ
2018年5月9日 アブレーション(1回目)
2018年5月21日 不整脈再発
2018年7月26日 電気的除細動いわゆる電気ショックにより不整脈が治る
2018年12月7日 不整脈が再現 ※前日の飲酒が原因
2019年1月23日 アブレーション(2回目)
2019年12月27日 高血圧のため降圧剤服用を始める
2010年頃 不整脈発症。孤立性心房細動と診断される。
2018年まで 小樽市内のクリニックを年1回受診し経過観察していたが、紹介状により札幌手稲の病院へ
2018年5月9日 アブレーション(1回目)
2018年5月21日 不整脈再発
2018年7月26日 電気的除細動いわゆる電気ショックにより不整脈が治る
2018年12月7日 不整脈が再現 ※前日の飲酒が原因
2019年1月23日 アブレーション(2回目)
2019年12月27日 高血圧のため降圧剤服用を始める
2021年3月14日 不整脈再発(2回目のアブレーションから781日後[2年50日後]) ※前日の飲酒が原因
2021年3月25日 不整脈が自力で治る