喜ばれる仕事

今朝のランは築港まで４０分。
あれ？こんなところにこんなマンション建っていたっけ？
新しく走るコースには新しい発見がつきもの。
これも朝ランの楽しみの一つです。



前にハウスクリーニングをお願いしたときにお兄さんとした話。


バスタブの下をピカピカにしてもらった作業終了後、
「こんなのが出てきましたよ」
と手渡された小さなアヒル。
遥と葵がまだ幼稚園だった頃にお風呂に浮かべて遊んでいたオモチャでした。

「いやー、懐かしいなあ。何年も前に使っていたこんなのが出てくるなんて、ちょっと気恥ずかしいですね」
という私に、

「いえいえ、よくあることですよ。」
とお兄さん。

長くハウスクリーニングの仕事をしていると、風呂場からは色々なものが見つかるといいます。
中でも特に印象深いのは結婚指輪が見つかった女性の話。

作業を終え、
「指輪が出てきました」
と告げると、その指輪を見るなり号泣したというその奥さん。

何でも、１０年来無くした結婚指輪を探していたが、どこを探しても見つからない。
申し訳なくてご主人にも言えず、独りそのことをずっーと気にかけていたという。
こんなところにあったかという驚きと、やっと見つかったという安堵とが入り混じった気持ちが涙となったのでしょう。
なんか良い話だと思いながら、お兄さんの話を聞きました。
そして、同時に、自分もこんなふうに人に感謝される仕事をしたいものだと思いました。

日々精進、頑張ります