ぴよこの足跡

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その足取りを「いま」ここに綴ります

桜咲く頃の

2011-04-04 | thought
8年前の大学入学式前に
初めてJR高島屋の服売り場で入学式用のブラウスを買い
そしてヒールのある黒のパンプスも買ってもらった。
当時は滅多に百貨店で服を買うことは無く
凄くドキドキしたことを覚えている。
明日は調理学校の入学式
8年前に買ったお気に入りの水色ストライプのブラウスと
あの黒のパンプスを履いて一歩を再度踏み出そうと思う。






今になって”栄養士の学校へ行けばよかったかも”
なんて浮気心?らしい疑惑が浮上する私の心(爆)
でもそれに気づいたのは昨日今日のこと。
だから
…だからもしかするとここを卒業しても
また学校へ行きたくなるかもしれないし
行かなきゃいけないかもしれないし
でもそれは20年後の事かもしれないと感じる。
今はまだ心の片隅に置いておいて
それが必要になったらその時考えようと思う。

CANADAの小さな喫茶店でも色んなお客が来てて
「前回より肉の量が少ないんじゃない?」といちゃもんをつける人も居たし
毎回キッチンに現れて「美味しかったよ」と声を掛けてくれるお客もいた。
その中で「小麦アレルギーだから」と言って
絶対に小麦を混入させてはいけないお客さんが居た。
そのお客さんからオーダーが入るたびにBossはぷんぷんしつつも
慎重に調理していた覚えがある。
その頃は”アレルギーは大変だなぁ”特別感じることはなかったものの

来る7月以降からまた就職活動が始まる。
何せ1年の学校だからねぇ。
改めて1年後の方向性を考えていて
”ああいう特殊な(?)調理はどこへ行っても今後増えるかもしれない”
そう思いだして病院や施設での集団調理と
特殊調理なども面白かも(やりがいがある)しれないと思うし、
若い今のうちにだけ飛び入りを認めてくれるようなホテル等も
行ってみたいと思う。ちょっとまだ迷っている。

栄養を管理するのではなく
調理をする技が知りたくて調理師を選んだ。
いずれは体力的にきつくなって
水場仕事よりも
事務作業の多い管理栄養士系の仕事をしたくなるかもしれないけれど
まだ今は包丁を握って作れることが楽しくて仕方が無い。


時折人から「また0からのスタートを今から始めるなんて…」
そんなことを言われる度に考えた。
そうか0からのスタートか…
そして更に考えたら、案外そうじゃなかったわ。
私にとって料理も調理も大好きな分野の家庭科という枠組みの中にあるんだもの。
モノを作るということは変わらない。
寧ろ一緒だと思う
共に着てくれる、食べてくれる、
作る目的の先には人がいるという事。

私の歩む先に幸ありますように

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