酒飲みのご託

普段は言えない話だけれど、
酔った勢いで話しちゃうよ~!
でも、「心神耗弱状態」ですから!

12尾の秋刀魚

2009年11月17日 07時00分39秒 | おうちでお料理

 先日の土曜日。
 秋刀魚を買ってきました。

 スーパーの鮮魚コーナーで、
 おばちゃんが「やすいよ~っ!」と声を上げている。
 値段は1尾68円。
 やや小振りだが、確かに安い。
 嘴も黄色い。

 おばちゃんに、「これ、捌いてもらえる?」
 と聞くと、
 「大丈夫だよ。いくついる?」
 と聞きかえされたので、
 「6尾ちょうだい。頭とわたを取って。」 
 と頼んだ。

 この時点では、「サンマの甘露煮」を作るつもりでいた。

 あれやこれやと買い進み、お総菜のコーナーに行くと、
 秋刀魚を揚げたものを売っている。

 それを見たら、無性に「秋刀魚の燻製」を作りたくなった。

 急いで鮮魚コーナーに戻ると、先ほどのおばちゃんがいない。
 が、秋刀魚自体は、発泡スチロールの箱に入って置いてある。
 「今度は開いてでもらおう…。」
 などと考えながら秋刀魚を選んでいると、
 値札に目が留まった。

 「1尾78円」
 わずか10分15分の間に、値上がりをしている。
 「値切ろう…。」と思ったが、
 交渉をする相手がいない。

 仕方がないので、自分で調理場へ持って行き、
 調理担当の親父さんに、
 「さっきはどうも。」
 「今度のは、頭残して、背開きにして。」
 と告げた。

 しばらく待って、綺麗にパックされた表面には、
 「1尾68円」の文字が踊る値札が貼られていた。。

 土曜日は、夕方から忘年会があった。
 遅くまで飲み過ぎ、日曜日は昼過ぎまで寝てた。

 そのせいで、秋刀魚の始末が遅れてしまった。

 不完全ながらも、夕食に間に合うように甘露煮を作り、

 燻製用の秋刀魚を仕込むのが精一杯。


 甘露煮は、この後もう少し汁気を飛ばして、
 月曜日の朝ご飯のおかずになり、
 燻製用は、月曜日の朝に、ようやく風乾に入った。



 つづく。

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