秘密基地

　男性なら憶えがあるんじゃないかな？
　映画の話しじゃないけれど、小さい頃に「秘密基地」を作らなかった？

　先日はキャンプ用具が出しっ放しになってた和室。
　そこをいくらか整理・整頓しました。
　といっても、先日の薫製作りで、また色んな道具が出しっ放しになっちゃたけど。(^^ゞ

　それでも大人一人が横になれるくらいのスペースで残ったんだよね。

　そしたら上の子が、「和室で寝た言い出した。
　「腰が痛いから、ベッドより固めのところで寝たい」と言い、布団も敷かずに「寝袋」を開いて寝るようになった。

　「居心地」は良い様子。

　何日か後、こんなことを言いだした。
　「テーブル無いかなぁ。ここで勉強したい。」
　「テントの中で使ってた小さいヤツで良いんだけど…。」

　ハハァ～ン…。
　魂胆が読めたぞ。
　この和室を自分の「秘密基地」化するつもりらしい。

　「小さなテーブルで良い」といったのも、お茶を入れたコップとか、マンガや文庫本を置く場所が欲しかったのだろう。
　１４インチくらいの小さなテレビもある。
　普段の家族の生活導線からは外れているから、覗きに行かないと、部屋の中の様子が分からない。
　実際、夜中の１２時過ぎまで本を読んたり、テレビを観たりしてるときもあるようだ。

　テント内で使う小さなテーブルは、押入の奥の方にしまってあるので、手近にあった炬燵を出してやった。

　これがその写真。

　時計が置いてあったり、通信教育の教材を広げていたり、
　まだ、勉強をしている雰囲気はある。

　この先どうするつもりだろう？
　自分もちょっと、楽しみ（笑）

しもた～！

　この３連休も予定無し。

　まぁ、再来週遊びに行くから、休養に当てても良いんだけどね。

　来週辺り、また薫製作りをしようと思ってたんだけど…。

　昨日、ベーコン用の豚バラ肉を買うのを忘れた！

　今日は肉屋さん休みだし、
　明日買えても、漬け込みと塩抜きの日数を考えたら、来週の土日には出来ないし…。

　初めてやるもの。
　「サンマやアジの燻製もいいかなぁ」と思って、かみさんに話すと、

　「サンマ？アジ？」
　「燻製って、要は干物と同じでしょ？」
　「『開き』を買ってくればいいじゃん。」
　「それじゃぁダメなの？」

　「………。」

　それ以上、会話は続きませんでした。

　さぁ～て、来週何しよう？
　

ＮＹするケータイ

　昨日、下の子はご機嫌。

　理由は「部活が休みになった。」から。

　外でやるスポーツ故、そのときは小雨程度でも、グランドがぬかるんでいたりすると、
　「えっ！こんな程度の雨て中止？」と、
　親の方が拍子抜けするときもある。

　特に昨日土曜日の朝は、前の晩の飲み会の影響もあり、６時起きが辛かったので、
　「前の日のうちに、中止か決行かか、連絡回せよ！」と、
　毒尽きたくなった。

　さて下の子の「ご機嫌」は、夜になっても衰えを見せない。
　ルンルン気分で「お風呂に入って来る～！」という。

　風呂場からは、なにやら歌声まで聞こえ始めた。
　絶好調の様子。

　しばらくして、ＰＣを叩いている私の所へ、
　血相を変えた下の子がやって来た。

　もじもじと、様子がおかしい。

　「何をやった？」
　と問うと、
　「これ、お風呂に落としちゃった…。」
　と、携帯を差し出した。

　更に話を聞くと、携帯のサイトで「歌詞」を見てながら、湯船の中で歌を歌っていたらしい。

　携帯を持って入浴するとは…。

　「はぁ～っ！」とは思ったものの、やっちまったものは仕方がない。

　話を聞くと、湯船から取り上げた直後は、電源が入ったらしいが、いまはうんともすんとも言わない。

　「乾かしたら直った。」という話も聞くので、
　蓋を取り、バッテリーやら各種のカード類を取り外し、テーブルの上に置いた。

　ここまでの話しが、昨夜１０時頃の出来事。

　で、日付が変わった１時頃、どんな塩梅か試してみることにした。

　カードやバッテリーを到着し、蓋をする。

　電源ボタンを押すが、反応はない。

　が、しばらくすると画面が表示された！

　突然「ピロピロ」と着信音が鳴り響き、メールを受信しだした。

　「w(゜o゜)w オオー！」
　「こりゃ～、イケルぞ！」
　と思い、携帯へ電話をしてみた。

　「ピロピロ～」。着信だ～！

　でも、電話に出ることが出来ない。

　今度は携帯からの発信を試す。
　が、ボタンが押せない。
　というか、反応しない。

　「もう少し乾かせば…。」と、甘いことを考えながら、再びバッテリーやカードを取り外し、テーブルの上に置いた。

　今朝、歓声で目が覚めた。

　下の子が携帯にカード類をセットし、電源を入れたところ、動いたらしい。

　電話の通話はもちろん、メールの送受信もｉモードもＯＫだそうだ。

　部活に出掛ける直前の下の子を捕まえ、
　「今回は運が良かっただけだ。二度と風呂場に携帯を持ち込むな！」
　と諭したら、
　「あぁ～！」
　と応え、不機嫌そうに出掛けていった。

　それにしても、
　ホントに、乾かして直るとは思わなかった！