ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

恥ずかしいやら、情けないやら。

2008-12-01 23:23:22 | 日々の中で

Img_9521_2  先日のこと、二階から降りてくると居間は冷え冷え。もう冬になるのだから当たり前だけど。

早速暖房を入れ暖かくして、まだ夜の帳が明けぬ頃から、宝満山のあたりの空を茜色に染めながら、太陽がめざめ、光の矢がガラス戸から眩しく差し込む頃まで、書きかけていた本業(笑)の歌舞伎関係のものをまとめてしまおうとパソコンに向かっていたととろサン、一区切りついたし、夫サンもそろそろ起きだしてくる頃と、着替えを置いた筈のガスヒーター(をリビングでは使っています。寒がりのととろサンは、そのヒーターの前に着替えをおいて、暖かくして着替えるという無精者なんです)

が、何もありません。「あれ?」和室に行って”乱れ籠”を見るとここも空っぽ。和室の押入れみてもないのです。二階の寝室をそっと探してもありません。思い違いで昨夜は用意しないままだったのかも・・・と別のものを用意して、着ていたガウンを脱ごうとしたら?

「えっ?いつの間に?」ガウンの下はパジャマではなく、ちゃんと服を着ていたのです。探してもない筈。じゃあ、パジャマは?・・・・洗濯機の中に納まっていました。起きてきてすぐに着替えたんでしょうね。しなれないことをしたから、記憶が欠如・・・というの言い訳ですね。なんと情けない!着替えて寒かったので、その上にガウンをまた羽織ったのに。すっかり忘れてしまっていたのです。初老性痴呆の始まり?

これは友達の話。

ある時天神に行ったそうだ(福岡市の中心、三越などのデパートやショッピング街の集中するところ)電車から降りて改札口に向かいながら、コート(スプリング)を脱ごうと思って、ふと下に目をやると、なんと!スカートを着用していなかった!ペチコートだけだった。

「脱ぐ前に気がついたからよかったけど」スカートの鍵ホックが緩くなっていたのが気になっていたのでしっかり糸で留めて・・・といったん脱いだ時に?。電話を終えた時はスカートのこと忘れてしまって(コートはもう着ていた)そのまま出かけたんですって。しっかりコートの前を押さえながら、デパートに飛び込み、サイズだけで選んでトイレに駆け込んだそうな。

以前地域公民館で講演をしてくれた医者が「昨日何を食べたか、思い出せないのは普通のボケ、食べたかどうか思い出せなかったら、医者へ行ってください」と。よしよし、食べたことはしっかり覚えているから、まだ大丈夫・・・・でもそれにしても・・・。そのお医者さんがおっしゃいました。「男性の場合は色ボケになりやすく、女性の場合はお金ボケが多い」と。そういえば、しっかり者で痴呆などとは縁がない筈の姑の痴呆は「ここにおいていた1万円がない」がはじまりでした。

けれど、いつ誰がどうなるのか?解からないし、仕方のないことでもあるし。”今日”という日を私なりに大切に今生かされていることの有り難さを感謝して、残りの人生をっ時を積み重ねながら、創って行くだけ、歩いて行くだけです。

コメント
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