風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

IRON MAIDEN [ Prowler] 1980

2018-08-20 16:00:34 | 今日のメタル











初期のアイアン・メイデンにはパンク・ロックに近い攻撃性があったように思います。


リーダーのスティーブ・ハリスはパンク嫌いを公言しておりますので、パンクからの影響は強く否定しておりますが、この時代のメイデンサウンドを聞いた人たちは、皆一様に、そのパンクっぽさを感じていたと思いますね。


そのパンクっぽさの象徴が、メイデン初代ヴォーカリスト、ポール・ディアノです。そのルックスからして短い髪にピアスと、およそメタルらしくないファッション。初期のメイデンの個性は、ハード・ロックとプログレッシブ・ロックとを融合させた独特の曲展開と、パンクのような攻撃性にありました。



このポール・ディアノが脱退し、後任としてバンドに加入したブルース・ディッキンソンはパワフルで伸びやかなハイトーンお駆使する、典型的なメタル・ヴォーカリストでした。ブルースの加入により、メイデンはよりダイナミックな、王道のメタル・サウンドを得、世界的なバンドへと飛躍していくのです。



この曲はメイデンの記念すべきメジャー・デビュー・アルバム「鋼鉄の処女」の一曲目に収録されている曲です。その「パンク寄り」のサウンドを、



ご堪能下さい。

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2 コメント

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Unknown (チャメゴン)
2018-08-21 05:33:47
貴重なアイアン・メイデンのデビュー作品を載せてくださりありがとうございます。確かにパンクでしたね〜〜。(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
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Unknown (薫風亭奥大道)
2018-08-21 16:42:20
チャメさん、時代はパンク全盛でしたから、そりゃ影響受けますよ。それでもヘヴィ・メタルにこだわり続けたスティーブ・ハリスの信念の勝利、といったところですかね。
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