シンコーミュージックより刊行されているHeavy Metal専門誌「BURRN!」。
「The Worlds Heaviest Heavy Metal Magazine」を標榜する当誌は、1984年の刊行以来、日本人アーチストを表紙に載せたことは「一度も」ありませんでした。
それがこのほど、現在発売中の2016年1月号において、初めて日本人アーチストを表紙に持ってきました。
日本が世界に誇るへヴィ・メタル・バンド、ラウドネスのリーダーにして、世界的ギター・ヒーロー、高崎晃氏です。
快挙というべきか、満を持してというべきか、とにかく刊行当初からのBURRN!を知り、ラウドネスの歩みを「ある程度」知っている身としては、なんとも感慨深いものがあります。
ラウドネスは1981年にデビューし、1985年にはアメリカのメジャー・レーベル「アトランティック・レコード」傘下のレーベル「ATCO」と破格の7年契約を結びます。そうして制作されたアルバム「サンダー・イン・ジ・イースト」はビルボード・チャートで最高74位を記録。日本のロック・バンドがビルボード・チャート100位以内に食い込んだのは、これが初めてでした。
今年はラウドネスの海外進出30周年です。それを記念したボックス・セットが発売され、これが結構評判らしい。
ニコ生で10時間の特集が組まれ、それのアクセス件数が8万件以上あったとか、なにげに今、ラウドネスは注目されているらしい。
日本のへヴィ・メタル・バンドの魁として、常に先頭に立って、日本のへヴィ・メタル・シーンを牽引し続けてきた、ラウドネス。
魁としての苦労はいかばかりであったろう。それを思う度、私は胸が熱くなる。
一筋に、ただ一筋に走り続けたメタル道。
時代は巡り、今新たな世代のファン層を確実に得ているという事実。
本物は時代を超える、まさに実例。
屁理屈などいらない、これがラウドネスの、実力。
[Thunder In The East]Album Full
42分あります(笑)お時間がある時にでも
是非。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます