風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

進化する【夢】。 ももクロ4thアルバム「白金の夜明け」

2016-02-25 08:41:21 | ももクロ










このCDジャケットのアートワーク、どう見てもアイドルのものじゃありませんね(笑)まるでプログレッシヴ・ロック・バンドのアートワークみたいです。



アイドルはこうだ!というイメージ。どこかの誰かが作った枠に捕らわれず、

「面白い」ものを「楽しんで」作る。



それがももクロ流。




ももクロに関わった人たちは、みんなももクロが好きになるといいます。みんなももクロの「人としての」魅力に惹かれ、気が付くとはまってしまっている。

みんなももクロのためにより良いものを作ってやろうと張り切る。またマネージメント側も、そうしたアーティストたちの意向をくみ取って、かなりの部分、好きにやらせているようなんですね。


ももクロを中心として、関わったスタッフみんなが、「楽しんで」レベルの高い、良い仕事をしているわけです。

こりゃ良いものができるわけですね。



儲け第一主義ではなく、楽しむことを優先し、それが良い結果を生み出している。アートを作りだす環境として、これほど理想的なものはないのではないでしょうか。



ももクロは本当に良いスタッフに恵まれ、良い環境に恵まれている。

でもそれを呼んだのは、ほかならぬももクロ自身です。


ももクロの持つ「人間力」が、良いスタッフと良い環境を呼び、


そこからさらに、より良いスタッフ、より良い環境を呼び込んていく。



そう、ももクロの凄さの秘密とは、ほかならぬももクロ自身の「人間力」なのです。




今度の2枚のアルバムを聴いて、一番印象に残ったのは、歌の表現力が飛躍的に進化している、ということでした。


単純に上手いとか下手とかではない「表現力」が飛躍的に伸びている。以前「カンブリア爆発」と表現しましたが、本当に爆発的な伸びを感じます。


もうね、歌を聴いて心が「震えた」のは久しぶりです。



一体ももクロはどこまで進化していくのか、その進化の行く先を、どこまでも見守りたい。



改めて、そんなことを思わせるアルバムでしたね。





文句なし、傑作!!!