書名:MM9(エムエムナイン)
著者:山本弘
出版社:創元SF文庫
出版年:2010年
ジャンル:SF
内容紹介(BOOKデータベースより)
地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“気象庁特異生物対策部”略して“気特対”が、昼夜を問わず駆けまわっている。多種多様な怪獣たちの出現予測に、正体の特定、自衛隊と連携しての作戦行動…。相次ぐ難局に立ち向かう気特対の活躍を描く本格SF+怪獣小説。
自然災害のひとつとして怪獣災害も起こる世界というシチュエーションがまず面白い物語でした。そして、天気や地震の観測と同じように、怪獣出現の兆候を捉え、行動分析する部署が気象庁にある気特対(気象庁特異生物対策部)です。
MMとは怪獣災害の規模を表すモンスターマグニチュードのことで、MM9は体積4,000~10,000トン、身長50~68mの怪獣によってもたらされる災害の規模を表してました(笑)
著者のSF作家の山本弘氏は『と学会』の元会長。
と学会は世間のとんでもない本(ドンデモ本)やトンデモ物件を品評することを目的にした任意団体で、トンデモ本を紹介する本も複数出してます。
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