書名:首都防衛
著者:宮地美陽子
出版社:講談社現代新書
出版年:2023年
ジャンル:災害ノンフィクション
内容紹介(出版社より)
首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山大噴火・・・。過去にも一度起きた「恐怖の大連動」は、東京・日本をどう壊すのか? 命を守るために、いま何をやるべきか? 最新データや数々の専門家の知見から明らかになった、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」とは・・・。
全国紙記者を経て、東京都知事政務担当特別秘書をされてる著者。
近い将来に発生するであろう首都直下地震や南海トラフ巨大地震で首都東京はどのような被害を受けるのか?
その時、どのように対応したらよいのか?
本書の中で印象に残ったのは、『半年に1度は家族防災会議を』という1節でした。
名古屋大学減災連携研究センターの武村雅之特任教授の話として、「子どもが学校に通っている頃は、妻と高齢の両親と半年に一度、地震に襲われた場合にどこに逃げるのか避難場所を確認していた。地震が起きれば仕事上、職場に向かわなければならず、家族との合流ポイントを確認しておく必要があるからだ。電話はつながらないことを前提に集合場所を決め、離れた場所で被災した場合には「○○小学校の南門の前」「午前9時と午後5時に10分間待つ」と具体的に決めておく。自宅から避難したときには玄関ドアに「逃げている」と張り紙をしておくことも大事だ。」
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