2018年6月
梅雨の晴れ間に滋賀県湖南市にある湖南三山のひとつ天台宗岩根山医王院 国宝善水寺に妻と行った時の様子です。
奈良時代に元明天皇が国家鎮護の道場として建立し、後に天台宗開祖の傳教大師最澄が天台宗寺院に改めたと伝えられる古刹です。
南北朝時代の貞治五年(1366年)に再建された天台密教仏殿の本殿は昭和29年に国宝に指定されています。
かなり古いお堂ですね。
本堂内は写真撮影禁止ですが、本尊の秘仏 薬師如来像(重要文化財:ご開帳時期は未定)が納められた厨子が安置されて、その周りには重文に指定されている梵天、帝釈天、四天王、毘沙門天、文殊菩薩、金剛力士の他、県や市の文化財指定の阿弥陀如来や十二神将などが安置されていて、お堂の中はまさに仏像ワールド。
これほどの面子が揃ってる寺院も珍しいのではないでしょうか?
これが3回目の訪問ですが、いつもワクワクしてしまう瞬間です
写真で紹介できないのがホント残念です
可愛らしい顎紫陽花
美しい庭園も見応えがあります
弁天様の祠(?)の前の石の上に亀さんが3匹甲羅干ししてました。
秋は紅葉の名所としても有名ですが、最近は青もみじの美しさも地元の観光協会がアピールしてるみたいですね。
平安時代の初期に最澄が入山し、延暦寺の別院諸堂を建立。
その頃、京の桓武天皇がご病気になり、最澄が薬師仏の前で病気平癒の祈祷を行い、湧いた池水の霊水を天皇に献上されたところ、忽ち平癒されたことから、善水寺の寺号を賜わったと伝えられています。
元三大師堂
江戸時代の正徳三年(1713年)再建の御堂で、元三慈恵大師良源大僧正の等身大尊像を本尊として祀ります。
この時はご住職がお寺の由来や仏像の説明をして下さりました。
薬師如来の眷属である十二神将の仏像が気に入っているので、その修復費用として心ばかりの御寄進をしました。
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滋賀県には行った事がないので興味深く拝見しました。
奈良時代に創建され、本堂は今では国宝ですか。仏像が見る事が出来ないのが残念ですね。
由緒あるお寺を教えて頂き、ありがとうございます😊
こんばんは。
コメントありがとうございます。
ぜひ機会があれば滋賀にもいらして下さいね。
実は滋賀は京都や奈良より寺院の数が多いんです。
いつもありがとうございます。