お気楽忍者のブログ 弐の巻

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Memories of vacations in 2020(2)

2022年07月28日 13時00分00秒 | 行楽・旅行記(過去編4)

2020年2月 馬見岡綿向神社(滋賀県蒲生郡日野町)

滋賀県日野町の馬見岡綿向(うまみおかわたむき)神社は延暦15年(796年)に現在の地に創建され、江戸時代には日野商人たちから開運の神様として崇敬を受けました。

宝永7年(1707年)に再建された本殿は滋賀県有形文化財にも指定されてます。

本殿の裏には触るとご利益があるという「撫でイノシシ」がありました。

新型コロナのニュースが世間を騒がせ始めましたが、まだこの頃は消毒液もありません。

日野町出身で、ニューヨークを拠点に世界で活躍しているグラフィックデザイナーのDRAGON76氏が即興のライブペインティングで作製した絵馬が奉納されてました。

日野ひなまつり紀行2020(滋賀県蒲生郡日野町)

この年も『日野ひなまつり紀行』に家族で出掛けてました。

旧市街地のおよそ150軒の民家や商家に飾られているお雛様を見ながら街を巡る毎年恒例のイベントです。

日野は蒲生氏が代々治めた地域で、近江日野商人発祥の地。

江戸時代後期から昭和初期の面影を残した旧家がまだたくさん残ってます。

因みにマスクはコロナ予防じゃなくて花粉症だからです。。

座敷まで上がらせてくれるお宅もあって、古い雛人形を観させて頂きました。

日野商人館(滋賀県蒲生郡日野町)

近江商人とは近江(滋賀)に本宅あるいは本店があり、全国で行商を行っていた商人の総称です。

この近江日野商人館は江戸中期以来、近江日野商人として商いを続けてきた山中兵右衛門の本宅屋敷を使って貴重な近江日野商人の歴史資料を保存展示してある博物館です。

日野では800年ほど前から椀製品の製造が盛んで、今から400年ほど前の江戸初期は漆器産業が栄えました。

そして300年ほど前には製薬産業が盛んになりました。この頃から、これらの産物を携えて全国に行商し、近江日野商人の名が知れ渡りました。

めぐみさんの帰国「待ちわび雛」

このお雛様は北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんのお母様、横田早紀江さんの京都のご実家にあったものだそうです。

5年前に近江日野商人館にやって来たお雛様で、それ以来この時期に展示はされていましたが、この年になって横田さんのお許しもあり、初めてその由緒が公開されました。

お爺ちゃん、お婆ちゃん宅のお雛様なので、めぐみさんも幼い頃にこのお雛様を見たかもしれませんね。

拉致被害者の一刻も早い帰国を願って止みません。

浄土宗瑞雲山竹林院 大聖寺(滋賀県蒲生郡日野町)

関ケ原の合戦があったころは薬師如来を祀る小さなお堂でしたが、江戸時代初期に安翁和尚が寺を建てたのをその興りとし、日野商人の信仰や財力によって栄えてきた大聖寺にお邪魔しました。

豪商の中井源左衛門が寄進した経堂にはお釈迦様の教えのうち、五千七百巻の経本が収められているそうです。

日野まちかど感応館(滋賀県蒲生郡日野町)

旧 正野玄三薬店の建物を利用したまちかど感応館では日野町の自然と歴史、文化などの観光情報を提供している他、お土産などの販売もしています。

軒先に掲げられた「三方よし(さんぽうよし)」とは近江商人に伝わる教訓で、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という意味。

「売り手もハッピー、買い手もハッピー、世の中もハッピーになる商売をしなさい」といった感じでしょうか

併設されている軽食コーナー「みかく」さんでは、地元食材を使ったにぎり飯や近江鶏の唐揚げ、近江牛や蔵尾ポークのコロッケなどを頂くこともできますよ。

つづく

過去記事<Memories of vacations in 2020(1)

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