2月21日
浄土宗西山禅林寺派総本山 聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺を訪れました。永観堂と言った方がピンときますね。
総門は天保11年(1840年)の再建です。
中門で拝観料(一般¥600)を払って境内へ。
禅林寺は弘法大師空海の高弟であった真紹が、京の都における真言宗の道場の建立を志し、昆盧舎那仏と四方四仏を本尊とする寺院として建立したのが始まりです。真言宗の道場として出発した禅林寺は、その後に中興の祖とされる7世住持の永観(ようかん)律師(1033-1111年)の時に浄土念仏の寺となりました。
諸堂入り口の大玄関からお堂の中へ入ってみます。
またまた雪がチラついてきました。。
禅林寺を永観堂と呼ぶのは永観律師が住したことに由来します。「永観堂」は漢音読みで「えいかんどう」と読みますが、永観律師の「永観」は呉音読みで「ようかん」と読みます。
鶴寿台から見た中庭
こちらは釈迦堂から見た中庭
朝早く来たら、もっと雪景色だったかもしれませんね
鶴寿台から古方丈へ向かう廊下
釈迦堂西庭の砂盛と唐門
釈迦堂(京都府指定有形文化財)は寛永4年(1627年)に造営されました。
唐門は天皇の遣い(勅使)が通る門で、小判型で市松模様の砂盛を踏みつけることで身を清めて中に入ったそうです。
盛り塩みたいな意味合いがあったんですかね
御影堂の裏手から開山堂へ渡る臥龍廊
開山堂にはこのお寺の開祖 真紹が祀られています。
もうちょっと境内をぶらぶらしてみます
つづく
過去記事<京都写ん歩 兎の神社>
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