お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

幕末・維新150年後の大阪城

2018年04月25日 04時00分00秒 | 行楽・旅行記2

大阪夏の陣 大阪城落城(モンタヌス『日本誌』挿絵 大阪落城)

大阪城公園の西側、追手門前の工事現場の防音壁に大阪城の歴史を紹介した絵画や写真がプリントされてます。

あまり目に留める人も居ませんが、歴史好きの管理人にとっては興味津々 嬉しい展示です!

徳川幕府再築の大阪城(大阪市街・淀川堤図屏風 大阪城部分)

豊臣家が滅んで5年後、2代将軍秀忠が大阪城の再築を決め、1620年から工事を行い新しい大阪城が完成しました。

炎上する大阪城(城中大火図 3世長谷川貞信画)。

幕末、戊辰戦争 鳥羽伏見の戦いの後、最後の徳川将軍 慶喜が大阪城を離れ、入城した新政府軍と幕軍が城の明け渡しを交渉していた最中の1868年1月9日、城内本丸から火が出て大阪城が火に包まれた様子を描いてます。

江戸城の無血開城などは有名ですが、幕末の大阪城にはこんな歴史があったんですね。。

昭和によみがえる天守閣

昭和3年、昭和天皇の即位記念事業として天守閣の復興が決まり、昭和5年に着工、翌年には完成しました。

そして、天守閣 平成の大改修

平成7年から9年にかけて、阪神大震災級の地震にも耐えられる構造補強と外観のお色直しを含めて大改修が行われました。

この改修によって天守閣最上階はより豊臣時代の大阪城に近い外観となりました。

今年は先に紹介した鳥羽伏見の戦いに敗れ、江戸幕府最後の牙城 大阪城から徳川慶喜が退散し、幕府が事実上滅亡した1868年から数えて150年です。

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