お気楽忍者のブログ 弐の巻

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神農さん

2023年11月21日 18時51分53秒 | 言笑自若

大阪市中央区の少彦名(すくなひこな)神社で毎年11月に行われる例大祭(神農祭)の神虎笹。

首がゆらゆら揺れる張子の虎が付いてるのが可愛い縁起物で、毎年買っています。

少彦名神社は別名、神農さんとも言われ、御祭神として少彦名命と炎帝神農を祀ります。

少彦名命は大国主命(おおくにぬしのみこと)と一緒に国造りをした神様で、医薬・まじない・温泉・酒造など多彩な能力を持つ神様とされています。炎帝神農は古代中国の伝承に登場する三皇五帝の一人で、人々に医療と農耕の術を教えたと云われています。

江戸末期の文政5年(1822年)に大坂でコレラ(虎狼痢)が流行した時、虎の頭骨などの和漢薬を配合して作った「虎頭殺鬼雄黄圓」を少彦名神社の神前で祈祷して、罹患者に処方したそうです。その際、病名と薬に「虎」の字が当てられていたことから「張り子の虎」をお守りとして薬とともに配り、それ以降、張子の虎が無病息災の縁起物になりました。

大阪の祭りは、今宮戎神社の「十日戎」に始まり、少彦名神社の「神農祭」で終わるため、神農祭は「止めの祭り」と称されます。

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