【まるぞうレシピ】 鶏胸挽肉のキーマカレー。

市販のカレールーを使わない。カレー粉だけだけど美味しいカレーが簡単に出来るのですという実験レシピです。
今回は仕上げの最後に油でカレー粉の香りを一気に引き立つかという実験です。
財布に優しい鶏胸肉を美味しいキーマカレーにします。



【材料（２〜３人分）】
玉ねぎ　中１個
人参　中１／３ほど
にんにく　ひとかけ
生姜　ひとかけ
鶏胸挽肉　２００ｇ程度
トマトジュース　２００ｃｃ程度
塩　小さじ１と半分程度
砂糖　小さじ半分強
和風出汁粉　３つまみ程度
米油　大さじ１と大さじ２
カレー粉　大さじ１


お鍋に油を大さじ１ぐらい引いてから、
玉ねぎと人参は薄くスライスか粗みじん切りで。火の通りが早いように。
にんにくはひとかけ包丁でパンと潰して。
生姜はにんにくと同量くらいをすりおろします。微塵切りでもいいです。
塩小さじ１と半分。塩は野菜の水分を出すので炒める時間短縮になりますのよ。
中火〜強火程度で炒めます。


油は皆さん普段お使いのものをお使いください。
最近私は炒めや揚げ料理には「まいにちのこめ油」を使っています。米油は高温でも酸化しづらいのと、お値段もお手頃。１Lあたり７００円しません。（１５００ｍｌパック）


中〜強火で炒めます。
材料が均一になるようにヘラでかき混ぜたら、あとはいじらず。ヘラでかき混ぜません。
ちょっと茶色に色づいたらヘラでかき混ぜて、あとはいじらず。
５分ほど炒めるとこのぐらい色づきます。




トマトジュース投入。

玉ねぎが濃い色になったら、トマトジュースを２００ｍｌ入れます。火は強いまま、ひと煮立ち。


トマト缶ではなくトマトジュースにしたのは原産国がはっきりしているからです。日本で購入できるトマト缶はイタリア産であっても原料のトマトは中国産のようです。とくにウイグル地域。１００円前後のトマト缶の値段の安さには訳がある。
日本でも信頼できるメーカーのトマト缶はイタリア国内と同じイタリア産トマトのようですが、やはり１缶２００円ほどします。

トマトジュースは原産国が公開されているメーカーは多いです。（下記は２０２２年３月現在。メーカーサイトより。）
・カゴメトマトジュース：アメリカ、ウクライナ、オーストラリア等
・トップバリュ完熟トマト１４個分トマトジュース：アメリカ産、チリ産



これだけで充分美味しい。

鶏胸挽肉を投入。この時和風出汁を２〜３つまみほど入れます。


今回はキーマカレーなのに和風出汁を隠し味に入れるところがポイントです。私は１ｃｃサジを使います。普通の家庭にはないでしょうから、３本指でつまんで２〜３つまみ程度でしょうか。

我が家の和風出汁粉は、単純に鰹節、煮干、昆布を粉にしたものです。酵母エキスの入っていないものですが、みなさんは普通に普段お使いの和風出汁粉をお使いください。



あとお砂糖も小さじ半分強ほど入れて、数分煮込みます。
味見をしていかがでしょうか。もうこれは挽肉トマト煮込みで充分美味しいじゃない。となったらOKです。
もし味が薄かったらもう少し塩を足す。甘い方がいいかなとおもったらもう少しお砂糖を足す。
これで充分美味しいとなるように調整してください。

胸挽肉は火を通しすぎるとパサパサになるので。挽肉に火が通ったら火を止めてください。下ごしらえはこれで終わりです。




スパイスをオイルに溶け込ませて。

家族が帰宅します。「母ちゃん。腹減ったよ〜。今日の夕飯何？キーマカレー？やったね。明日はホームランだ。でもカレーの匂いしないね。」
そりゃそうです。部屋がインドの香りに包まれるのはこれからなのです。



お鍋に火をつけて、挽肉は手前に寄せて、スパイスを炒める空間をつくります。鍋底がここに油大さじ２杯とカレー粉大さじ２杯を入れて強火に。


強火で油を熱してフツフツとなったら木べらでカレー粉と油を混ぜます。スパイスの成分が熱した油に溶け込み、スパイスの香りで台所は一気にインドの空間に包まれます。


スパイスの香りが油に溶けて活性化したところで、一気に鍋全体にかき混ぜます。出来上がり。





召し上がれ〜。トッピングは５０℃洗いして保存してあるホウレン草を使ってみました。

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おまけ（読者の方によって教えて頂いたこと）
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今も苦しめられているチベットやウイグルの人々が救われますように。

→　本当に。同感です。コメントありがとうございます。

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掘りたてのお芋さん、まるぞうさんは一番にどんな食べ方をなさるでしょうね。私は海塩をまぶして皮ごとパクッがいいなあ～

→　美味しそうです！

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