小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



西湘バイパス西湘パーキングエリアの護岸が高波により陥没したのは昨年の9月のこと。陥没後に応急処置として土嚢が積まれたが、10月にはその土嚢ごと陥没してしまい、以降、海岸側の休憩スペースの一部が立ち入り禁止となってしまった。先日、再陥没した護岸がどうなっているのか気になったので西湘パーキングエリアへと出かけた。西湘パーキングエリアの陥没した護岸は西側の部分。昨年の10月11日のブログで再陥没した護岸を紹介して以来の訪問。西湘パーキングエリアの海岸側の休憩スペースを西側へと進む。するとなんと護岸前の海岸に消波ブロックが積まれていた。積まれた消波ブロックの幅は50m近くはあるだろうか。形状などから、恐らく二宮の西湘バイパス復旧工事で使われていたもののようだ。陥没箇所をズーム。はっきりと見えたわけではないが、多分土嚢ごとコンクリートを打って固めてしまったように見える。陥没箇所の近くにこれだけの消波ブロックが積まれているので大掛かりな補強工事はしばらく行われないのではと思う。陥没箇所の真上には警備員が配置されているほか、陥没箇所を監視するためのカメラも設置されていたでのまだ陥没する恐れがあるようだ。小八幡海岸からも撮影。消波ブロックが積まれてしまい風景が一変している。以前は西湘パーキングエリア下の海岸は釣り人の姿を多く見かけたが、もはや小八幡海岸側からは近寄ることすら出来なくなっている。今後、護岸が補強されて消波ブロックが撤去されるのか、それとも更に消波ブロックの設置が進むのか工事の行方が気になるところ。小田原の海岸線がだんだんと失われていくようでなんとも心配だ。

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コメント
 
 
 
海岸線の消失について (TOKO)
2013-01-18 07:31:59
今回も重要なレポートを有難うございます。ここでも二宮町の海岸工事の時に使用した消波ブロックが使われているのだと、興味深く拝見しました。二宮町でもNEXCOから無料でもらって、梅沢海岸に潜堤を作りますが、当初予定では100mのものをつくる予定が、地引網ができなくなるからと70mになります。それでどこまで意味があるのか、心配しています。来週役場担当職員から議会に説明があります。
 
 
 
>TOKOさん (端々)
2013-01-25 23:51:01
西湘パーキングエリアの護岸陥没は、監視カメラも設置されたので長期戦になりそうです。飯泉取水堰の浚渫が始まったので、中村川の河口から二宮方面の海岸線へ浚渫した土砂を運搬して養浜工事が行われているかもしれないです。数年前は砂浜を走る特殊なトラックが作業していたので、近々様子を見に出かけたいと考えています。
 
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