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小田原の端々



昨年9月の台風15号通過時に、小田原市前川の認定外道路が約50mにわたり陥没する被害が出た。陥没した原因は台風の高波が擁壁の下部に流れ込み隙間が生じたことによるもので、復旧作業には時間を要しそうな状況だった。あれから9ヶ月近くがが経過した6月中旬、台風被害のその後の状況を見るために前川の認定外道路に立ち寄った。小田原市前川、前羽福祉館前から50mほど国府津側に行った場所が被害区間。認定外道路の陥没箇所の手前に工事看板が設置されていた。壊れた護岸道路の復旧と高潮対策工事で工期は6月29日までとなっている。認定外道路の陥没した区間はコンクリートが剥がされ未舗装の状態。陥没により、埋設されていた下水管も損傷したようなので舗装を剥がして下水管の修理を行ったようだ。道路の陥没区間の擁壁の継ぎ目部分は被害発生当時と同じ状態。隙間が多く開いていたり、コンクリートが剥落している箇所がそのまま残っている。道路上部はこれから修復のための各種工事が行われるようだ。認定外道路の擁壁の復旧状況を見るため海岸へ下りる。昨年9月に訪れた際には、壊れたスロープのコンクリートなどが擁壁近くに転がっていたが、いずれも除去されていた。被害箇所の擁壁部分。従来の擁壁前を掘削して新しい擁壁が作られていた。従来の擁壁下部からさらに3m近く下まで新しい新しい擁壁が完成していた。昨年の台風の時には擁壁下部が洗堤されたため被害が出たが、これで砂を被せれば当面擁壁下部に波が流れ込むことは無くなりそうだ。とりあえず新しい擁壁で補強されていたので、今年はさらなる被害拡大は無さそうである。擁壁上部の道路と壁の継ぎ目がどのように修復されるのか、工事終了後に様子を見に訪れたい。

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