9月11日(金)
最新刊(20巻)まで未読な方はネタバレ注意。
今までまとめていた投稿記事が30000文字以上になり容量を超えてしまったので、「その1」,「その2」と分けました。
【ヴィーフェ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
名前以外ほとんど知られていないが、伝聞では「この世で最も美しい種族」だという。
ルーサ族の古文書内に、ルーサ族との交流があったことが記載されている。
神の宿る地に住み、そこに現れる「神の台座」には、立った者の欲するものが姿を現わすという。
種族全体が同じ姿形をしており、思考もすべて意識下で繋がっている。
そのため個という考え方が極端に薄く、個々の氏名も街ごとに一つしかなく、顔や姿を人前に出すことも少ない。
【アークネミー】
ヴィーフェ族。
この世にいくつもあるヴィーフェ族の街の一つ、「アークネミーの街」を統べる人物。
街からかなり遠いところにいるノイシュたちの存在に気づくなど、特殊な力を持っている。
【闘いの神台の覆面男】
アークネミーの街の神の台座にてラシルたちが出会った人物。
その正体は、ラシルが生み出した「闘うためのもう一人の自分」。
姿はラシルそっくりだが、髪の分け目や眉の傷が逆にあるなど、すべて鏡映しとなっている。
【マウ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
遊牧民であり、“マウの大平原”を移動しながら生活している。
光子エネルギーを忌むべき力として嫌い、“大地の力”を使う。その力は強力で弓矢の姿で具現化したりもする。
だが、まだ子供のうちはその力を使いこなすことはできない
【オーガ】
マウ族。
その中でもリーダー的な立場にあるよう。
トーマの父親。
得意技:
・大地の守り…光子エネルギーをはね返す。光子エネルギーに由来しない攻撃には無効化。
・大地の矢…弓矢の形に具現化した大地の力を放つ。射程距離は30km以上。
・大地神の矢(グランデアロウ)…大地に向けて撃ち、その攻撃は相手の足下の大地から放たれる。空を駆け回る奴に有効。
【トーマ】
マウ族の子供。
オーガの息子。
一族を大事に想い、光を憎み大地の神を敬うことには少々懐疑的。
【ヌーノ】
マウ族の子供。
大人の技(大地の矢)を使用しようとして怪我をする。
【ミュー】
マウ族の子供。
スーの妹。
丁寧な言葉遣いではあるが、気性は荒い。
【スー】
マウ族の子供。
ミューの姉。
【ジッヒ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
7つの角と7つの目,そして7つの封印を手にする一族。
世界滅亡を前にこの世に顕現する終末の裁定者であり、その限定的な力は神にすら近いとも・・・
技も豊富だが、それに頼らず武の力だけでも達人クラス。
肉弾戦時には動きやすいようにか、変形し、再生能力も向上する。
得意技:
・言葉を与える…(森などにいる)精霊に力を与える。
・天を司る…天候を操り、雷を狙って落としたりできる。
・争いを生じさせる…綿毛から、力もほぼ本物同等という偽者をつくりだし、争わせる。
・暗黒…???
・混沌…???
・死を与える(【断罪の一撃】)…その身に突然生じる死が確定した病を与える。理論上不可避。
・世界の滅亡…unknown
【シシノイ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
ジッヒ族には“この世に生まれ出てはならぬ連中”と言われている。
不死身。
登場するまではどこかに封印されていたらしい。
彼らに噛まれて無くなったものは、存在そのものが無くなり、それは記憶も例外ではない。
姿を変え、ヒト族になりすますことも可能で、光の領地“ウルアーガ”の住民になりすましていた。
得意技:
・冥府の波動…有を無に帰す、冥界の呪いのような技。無に帰すのは大気を含めた空間そのもので、避けたとしても気圧差で身体を引きずられ自由を奪われる。
【ヌイ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
原初の光の入り口である、ヌイの黄金杯を守護する者。
大帝バルバロスの襲撃により絶滅するが、強い残留思念により、今も幻影としてその姿は確認できる。
●アリアドネ皇国●
【“光子剣の”レーヴ】
アリアドネの王家直属近衛兵団団長。
ディヴァと共にレアナを厳しくそして優しく見守っていた。
エネルギー消費の多い光子剣の使い手。
その為、常に大量の充填機を装備していて、その重さゆえ、本来の動きを出すことができない。
しかし、レアナはアリアドネにいた頃、レーヴが一対一で誰かに負けたところを見た事はない。
アリアードから直々にレアナがバルバロスの娘であるという事実を聞かされた数少ない一人。
得意技:
・光子剣最高出力…光子エネルギーの消費は激しいが、強力な攻撃。
・光子剣乱撃…一度に複数を狙える技。
・光子剣6連斬…光子剣による6連続攻撃。
【ディヴァ】
アリアドネの王家直属近衛兵団団員。
レーヴと共にレアナを厳しくそして優しく見守っていた。
光子エネルギーを使い、「引力と斥力」の力場を足元に発生させるブーツを装備している。
その装備のため、攻撃方法は脚技中心で、相手を拘束したり吹き飛ばしたりすることもできる。
親兄弟を全てバルバロス大戦で失っている。
【リコッタ】
アリアドネの王家直属近衛兵団団員。
ジェット噴射を利用した鍛え上げた肉体による直接攻撃が得意。
防御力もかなり高く、一般人の8倍の強度を持つ(ラシル比)。
【ガイス】
アリアドネの王家直属近衛兵団団員。
自分に巻きつけている布を操る。
布を相手に絡めてそれに光子エネルギーを伝えての攻撃方法。
【フリエラ】
アリアドネの王家直属近衛兵団団員。
巨大なブーメランを投げる攻撃。
光子エネルギーを使用してブーメランを操り誘導する。
【アリアドネ皇国兵士】
この国の文化なのか、軍の規則かは分からないが、
男は基本側頭部の髪を剃っていてほぼ坊主。
残った部分の髪型や、髭などは自由なよう。
基本兵装は「スプリガン」。
【スプリガン】
正式名は「二足歩行特殊機動装甲兵器」。
人が走るスピードをはるかに超える速度を出せ、生体反応レーダーも搭載。
常備武装がある訳ではなく、基本攻撃は機体による肉弾戦。
隊長機はさらに強度も馬力もスピードも3倍の設定になっているという…
【ヘカトンケイル】
正式名は「自律型特殊多腕機動兵」。
無人であり、「スプリガン」と比べて動きも戦闘力も格段上の存在である。
背中に付いているジェット噴射で空を飛び、腕から銃弾を撃ち攻撃する。
【導士】
5年前、レアナより先にアリアドネから地上に降りたった人物。
「原初の光」を求めて、日夜研究に明け暮れている。
都市に引き戻される力に対抗するため、脚には複数の重りを付けている。
●7剣(セブンスソード)●
【ジームクント】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
更にそれをとりまとめる7剣長でもある彼は、その中でも王国側についており、軍側と反目している。
得意技:
・炎帝(カグツチ)…7つの聖具の一つ。凄まじい炎を操る。攻防一体。
・炎帝(カグツチ)火龍八陣(ひりゅうはちじん)…凄まじい炎を操る。聖具“炎帝”を使った必殺技。
【ルートヴィヒ】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも王国側についており、軍側と反目している。
得意技:
・聖剣 光の剣(バルムンク)…7つの聖具の一つ。その一太刀は聖具の中で最強。
【ノヴァーリス】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも王国側についており、軍側と反目している。
過去に、同じく7剣であるゲオルクとの戦闘で負けた際に、顔上半分に深い傷を負ったことがある。
その傷を隠すためか、仮面をつけており、素顔は分からない。
得意技:
・神槍イザナギ…7つの聖具の一つ。全ての距離をゼロにするかのような神速の突きを放つ。
【“灰燼(かいじん)の”ロックウェル】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも軍側の勢力で、王家に反目している。
聖具「戒律の鞭」を持っており、その鞭の攻撃は音速を超える。
得意技:
・戒の八 八連鞭(オロチ)…先端が8つに分かれた強力な鞭の攻撃。
・戒の十 十連鞭(モーゼ)…先端が10に分かれた強力な鞭の攻撃。
【“虚空(こくう)の”マクギャリック】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも軍側の勢力で、王家に反目している。
聖具「神威(かむい)」を持っており、その形は霧のような粒子で、マクギャリック自身を覆っている。
トランプカードのような形状で視覚的に現れ、それを足場に瞬時に,変則的に移動することができる。
また、幾重にもそれを重ね、攻撃や防御にも使用、その光のエネルギーは物質のすべてを粉砕する。。
得意技:
・神威 龍槍の式 叢雲(むらくも)…何十もの視覚化された神威を周囲に張り巡らせる。
【アウグスト】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも軍側の勢力で、王家に反目している。
どちらの勢力に与(くみ)するか、立場の定まっていなかった7剣最後の一人であったが、
彼が軍側にいったことで、事態は大きく傾いた。
しかし、実際はそのどちらも裏切る形で、バルバロス帝国側に寝返る(元々アリアドネに所属していたつもりもない)。
実は大帝バルバロスがヒト族に産ませた子供であり、ルーサの能力を受け継いだのだろう、自己回復だけでなく、攻撃・防御共に優れた力を持つ。
目を常に瞑っていたが、皇国に反旗を翻すタイミングで開いてみせた。
少年時代は血の繋がっていない父親(ロドリゲス)に虐待を受けており、その影響からか、自身の名前をいくつも持つ“多重人格”となってしまった。
得意技:
・断罪の槌(つち)…7つの聖具の一つ。あらゆる攻撃を相反し弾く。
【ゲオルク】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも軍側の勢力で、王家に反目している。
同じ7剣のノヴァーリスとは何やら因縁があるよう。
得意技:
・赤光(しゃっこう)の魔弾…7つの聖具の一つ。無数の光の弾丸が敵を撃ち落とす。
●その他●
【猪大帝】
ラシルがじいさん達と住んでいた家の近くの森の主である猪。
無敵であったらしいが、最期は崖から落下して死亡。
【キスモ】
一定の時期に大量発生し、生き物の血を吸いまくり、満腹になれば真っ赤になる。
たまにいる限度を知らず吸いまくるやつが破裂して、あたりを血の海にするという。
【サンドシャーク】
砂漠の下を泳ぎ、上を移動する獲物を狙う鮫。
【メツキワシ】
他の部位には一切目もくれず、生き物の目ん玉をひたすらつつきまくる、
ひときわグルメな鷲。
【岩喰いワーム】
普段は岩山の内部を喰い、岩のうんちをするだけの危険のない生物。
岩山の中心にたまる有害物質を浄化してくれる、大地にとても優しい存在。
その死骸はそこらの岩より硬い岩になって、岩山の支柱になる。
同じ穴掘りとしてシウ族はワームを仲間のように感じている。
【スリーアイズドッグ】
先の大戦中に戦場で暴れまわった、戦闘用に品種改良された軍用犬。
額にある第3の目は赤外線探知になっており、闇夜の中でこそ本領が発揮される。
そのことから、「真夜中の悪魔犬(バーゲスト)」と恐れられる。
【ミギウデ】
迷宮の森にいた土の魍魎。
喋ることができる。
魍魎の中でも力をもった者で、ルルロラに名前をつけてもらった。
大地の力を借りた技を繰り出す。
あらゆるものに姿を変えることができ、ルルロラの旅に同行する。
ロックウェルからの逃走時、ルルロラを助けるために力を使い果たし消失してしまう。
が、途中の森で(別個体ではあるが)再度、仲間に加わる。
得意技:
・形態変化スピードスター…パンダのような乗り物に変化。引力と斥力を利用し、高速移動が可能。
・石柱創生…地面からいくつもの石柱を創り出し、障害物にしたりもできる。
【ヒダリウデ】
迷宮の森にいた風の魍魎。
喋ることができる。
魍魎の中でも力をもった者で、ルルロラに名前をつけてもらった。
ルルロラの旅にミギウデだけが同行できたことが気にくわず、後を追う。
最初、暑い時に風を送るだけだったが、中空を自在に移動するという使い方を発見する。
得意技:
・風力操作…風を操り、足場の悪い場所でも馬車を通過させることができる。
【ミギアシ】
迷宮の森にいた水の魍魎。
喋ることができる。
魍魎の中でも力をもった者で、ルルロラに名前をつけてもらった。
ルルロラの旅にミギウデだけが同行できたことが気にくわず、後を追う。
得意技:
・水膜防御…ルルロラの体にまとわりつき、あらゆる攻撃から女王を守る。しかし守られるかわりに動きづらくなる。
・耐性強化…ルルロラだけでなく、馬車などにもまとわりつき、その耐久力を上げる。
【ブガの木の魍魎】
迷宮の森の魍魎。
ルルロラが森に入って初めてボコられた魍魎。
ラシルとレアナが森に入って初めて出会った魍魎でもある。
【ルフレア警備兵】
光の領地ルフレアの都市を警備する兵士。
ライフルのような銃を携帯している。
【光子獣(フォトンビースト)】
ルーサ族が生み出した光の思念体。
姿形はそれぞれ異なり、攻撃方法も様々。
中には光子ブラスターを放つタイプも。
【ドラゴン】
平均25mほどの体長だが、10m級の小型のものや50m級という大型のものも存在する。
「鱗は硬く、口からは灼熱の炎。
尻尾の一振りで岩山を削り、巨大な羽は大木をも空へ舞い上げる。」というこの世界最強の生物。
火、水、土、風と自然界の全ての力に耐性がある。
【ハイドロ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
その中ではリーダー的な立場にあたる。
「キャリアーソード」を使用する。
本名はネロ。
【カリギュラ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーボンバー」を使用する。
本名はペリーヌ。
【アッシュ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーガントレット」を使用する。
本名はロミオ。
得意技:
・光子列壁(フォトンウォール)…大量の光の壁を出現させ、目くらましとする。膨大なエネルギーを消費する。
・光子盾(フォトンシールド)…光の壁を出現させ、盾とする。
【クレスタ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーホーミング(追跡弾)」を使用する。
本名はレミ。
【ノイシュ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーナックル」を使用する。
本名はハック。
【ラシル】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーブーツ」,「キャリアーナックル」を使用する。
本名はトム。
得意技:
・フォトンスマッシュ…拳の先から光子エネルギーの塊を飛ばす。
【ダーク】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーナックル」を使用する。
本名はスターク。
【ボイド】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーショルダー」を使用する。
本名はマルコ。
得意技:
・キャリアーボディアタック…光子エネルギーを纏ってのダイブ。
【ルルロラ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーサンダル」を使用する。
本名はカトリ。
【ガイシーク】
ラシルと同じく「失われた11人(ロストイレブン)」の一人。
脱走後、一人でも多くの命を救うため、各地を転々としている。
包帯や手術道具などを出現させる「キャリアーメディカル」を使用し、あらゆる傷を治療することができる。
光子エネルギーだけでなく、高度な医療技術が必要で、ガイシークは一生懸命勉強して使用できるようになった。
ピーターという偽名を使い、ノマドの街に潜伏していたが、ラシルたちに見つかり、
闘いに巻き込まれる前に、また苦しんでいる人々を救う旅へと出発した。
得意技:
・キャリアーメディカル…あらゆる傷を治療する。
・部位発光…自身を光らせることができる。光る部位はまだ不明。
【ラシルの兄】
ラシルの兄だが、名前は不明。
訓練生と違い、既に実戦に出て戦っていたフォトンキャリアー。
ラシルたち“失われた11人”を逃がすため、一人で大部隊と戦う。
最期は兵士たちに撃たれ、光とともに散った。
使用する光子武器はキャリアーグローブ。
【ハイドロ】
ラシルと同じく「失われた11人(ロストイレブン)」の一人。
キャリアーメディカルのような専門知識の必要なものを除き、あらゆるキャリアーウェポンを高度に扱うことができる。
だが、光子エネルギーの出力が大きすぎるため、すぐに武器を壊してしまう。
【ビクトリアの町の酒場にいたじいさん】
大戦で唯一帝国側についた、ビルマーレの元特殊部隊の一員。
その部隊は他国からは“不死の部隊”と恐れられていた程の実力者揃い。
大戦後、自身の国が飢餓で滅んでいたことに絶望し、その後は放浪を続けていた。
ビクトリアの町で少年を助けようとし、大勢の傭兵くずれとの銃撃戦の末、死亡。
最新刊(20巻)まで未読な方はネタバレ注意。
今までまとめていた投稿記事が30000文字以上になり容量を超えてしまったので、「その1」,「その2」と分けました。
【ヴィーフェ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
名前以外ほとんど知られていないが、伝聞では「この世で最も美しい種族」だという。
ルーサ族の古文書内に、ルーサ族との交流があったことが記載されている。
神の宿る地に住み、そこに現れる「神の台座」には、立った者の欲するものが姿を現わすという。
種族全体が同じ姿形をしており、思考もすべて意識下で繋がっている。
そのため個という考え方が極端に薄く、個々の氏名も街ごとに一つしかなく、顔や姿を人前に出すことも少ない。
【アークネミー】
ヴィーフェ族。
この世にいくつもあるヴィーフェ族の街の一つ、「アークネミーの街」を統べる人物。
街からかなり遠いところにいるノイシュたちの存在に気づくなど、特殊な力を持っている。
【闘いの神台の覆面男】
アークネミーの街の神の台座にてラシルたちが出会った人物。
その正体は、ラシルが生み出した「闘うためのもう一人の自分」。
姿はラシルそっくりだが、髪の分け目や眉の傷が逆にあるなど、すべて鏡映しとなっている。
【マウ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
遊牧民であり、“マウの大平原”を移動しながら生活している。
光子エネルギーを忌むべき力として嫌い、“大地の力”を使う。その力は強力で弓矢の姿で具現化したりもする。
だが、まだ子供のうちはその力を使いこなすことはできない
【オーガ】
マウ族。
その中でもリーダー的な立場にあるよう。
トーマの父親。
得意技:
・大地の守り…光子エネルギーをはね返す。光子エネルギーに由来しない攻撃には無効化。
・大地の矢…弓矢の形に具現化した大地の力を放つ。射程距離は30km以上。
・大地神の矢(グランデアロウ)…大地に向けて撃ち、その攻撃は相手の足下の大地から放たれる。空を駆け回る奴に有効。
【トーマ】
マウ族の子供。
オーガの息子。
一族を大事に想い、光を憎み大地の神を敬うことには少々懐疑的。
【ヌーノ】
マウ族の子供。
大人の技(大地の矢)を使用しようとして怪我をする。
【ミュー】
マウ族の子供。
スーの妹。
丁寧な言葉遣いではあるが、気性は荒い。
【スー】
マウ族の子供。
ミューの姉。
【ジッヒ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
7つの角と7つの目,そして7つの封印を手にする一族。
世界滅亡を前にこの世に顕現する終末の裁定者であり、その限定的な力は神にすら近いとも・・・
技も豊富だが、それに頼らず武の力だけでも達人クラス。
肉弾戦時には動きやすいようにか、変形し、再生能力も向上する。
得意技:
・言葉を与える…(森などにいる)精霊に力を与える。
・天を司る…天候を操り、雷を狙って落としたりできる。
・争いを生じさせる…綿毛から、力もほぼ本物同等という偽者をつくりだし、争わせる。
・暗黒…???
・混沌…???
・死を与える(【断罪の一撃】)…その身に突然生じる死が確定した病を与える。理論上不可避。
・世界の滅亡…unknown
【シシノイ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
ジッヒ族には“この世に生まれ出てはならぬ連中”と言われている。
不死身。
登場するまではどこかに封印されていたらしい。
彼らに噛まれて無くなったものは、存在そのものが無くなり、それは記憶も例外ではない。
姿を変え、ヒト族になりすますことも可能で、光の領地“ウルアーガ”の住民になりすましていた。
得意技:
・冥府の波動…有を無に帰す、冥界の呪いのような技。無に帰すのは大気を含めた空間そのもので、避けたとしても気圧差で身体を引きずられ自由を奪われる。
【ヌイ族】
ヒト族を含む地上にいる13種族のひとつ。
原初の光の入り口である、ヌイの黄金杯を守護する者。
大帝バルバロスの襲撃により絶滅するが、強い残留思念により、今も幻影としてその姿は確認できる。
●アリアドネ皇国●
【“光子剣の”レーヴ】
アリアドネの王家直属近衛兵団団長。
ディヴァと共にレアナを厳しくそして優しく見守っていた。
エネルギー消費の多い光子剣の使い手。
その為、常に大量の充填機を装備していて、その重さゆえ、本来の動きを出すことができない。
しかし、レアナはアリアドネにいた頃、レーヴが一対一で誰かに負けたところを見た事はない。
アリアードから直々にレアナがバルバロスの娘であるという事実を聞かされた数少ない一人。
得意技:
・光子剣最高出力…光子エネルギーの消費は激しいが、強力な攻撃。
・光子剣乱撃…一度に複数を狙える技。
・光子剣6連斬…光子剣による6連続攻撃。
【ディヴァ】
アリアドネの王家直属近衛兵団団員。
レーヴと共にレアナを厳しくそして優しく見守っていた。
光子エネルギーを使い、「引力と斥力」の力場を足元に発生させるブーツを装備している。
その装備のため、攻撃方法は脚技中心で、相手を拘束したり吹き飛ばしたりすることもできる。
親兄弟を全てバルバロス大戦で失っている。
【リコッタ】
アリアドネの王家直属近衛兵団団員。
ジェット噴射を利用した鍛え上げた肉体による直接攻撃が得意。
防御力もかなり高く、一般人の8倍の強度を持つ(ラシル比)。
【ガイス】
アリアドネの王家直属近衛兵団団員。
自分に巻きつけている布を操る。
布を相手に絡めてそれに光子エネルギーを伝えての攻撃方法。
【フリエラ】
アリアドネの王家直属近衛兵団団員。
巨大なブーメランを投げる攻撃。
光子エネルギーを使用してブーメランを操り誘導する。
【アリアドネ皇国兵士】
この国の文化なのか、軍の規則かは分からないが、
男は基本側頭部の髪を剃っていてほぼ坊主。
残った部分の髪型や、髭などは自由なよう。
基本兵装は「スプリガン」。
【スプリガン】
正式名は「二足歩行特殊機動装甲兵器」。
人が走るスピードをはるかに超える速度を出せ、生体反応レーダーも搭載。
常備武装がある訳ではなく、基本攻撃は機体による肉弾戦。
隊長機はさらに強度も馬力もスピードも3倍の設定になっているという…
【ヘカトンケイル】
正式名は「自律型特殊多腕機動兵」。
無人であり、「スプリガン」と比べて動きも戦闘力も格段上の存在である。
背中に付いているジェット噴射で空を飛び、腕から銃弾を撃ち攻撃する。
【導士】
5年前、レアナより先にアリアドネから地上に降りたった人物。
「原初の光」を求めて、日夜研究に明け暮れている。
都市に引き戻される力に対抗するため、脚には複数の重りを付けている。
●7剣(セブンスソード)●
【ジームクント】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
更にそれをとりまとめる7剣長でもある彼は、その中でも王国側についており、軍側と反目している。
得意技:
・炎帝(カグツチ)…7つの聖具の一つ。凄まじい炎を操る。攻防一体。
・炎帝(カグツチ)火龍八陣(ひりゅうはちじん)…凄まじい炎を操る。聖具“炎帝”を使った必殺技。
【ルートヴィヒ】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも王国側についており、軍側と反目している。
得意技:
・聖剣 光の剣(バルムンク)…7つの聖具の一つ。その一太刀は聖具の中で最強。
【ノヴァーリス】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも王国側についており、軍側と反目している。
過去に、同じく7剣であるゲオルクとの戦闘で負けた際に、顔上半分に深い傷を負ったことがある。
その傷を隠すためか、仮面をつけており、素顔は分からない。
得意技:
・神槍イザナギ…7つの聖具の一つ。全ての距離をゼロにするかのような神速の突きを放つ。
【“灰燼(かいじん)の”ロックウェル】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも軍側の勢力で、王家に反目している。
聖具「戒律の鞭」を持っており、その鞭の攻撃は音速を超える。
得意技:
・戒の八 八連鞭(オロチ)…先端が8つに分かれた強力な鞭の攻撃。
・戒の十 十連鞭(モーゼ)…先端が10に分かれた強力な鞭の攻撃。
【“虚空(こくう)の”マクギャリック】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも軍側の勢力で、王家に反目している。
聖具「神威(かむい)」を持っており、その形は霧のような粒子で、マクギャリック自身を覆っている。
トランプカードのような形状で視覚的に現れ、それを足場に瞬時に,変則的に移動することができる。
また、幾重にもそれを重ね、攻撃や防御にも使用、その光のエネルギーは物質のすべてを粉砕する。。
得意技:
・神威 龍槍の式 叢雲(むらくも)…何十もの視覚化された神威を周囲に張り巡らせる。
【アウグスト】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも軍側の勢力で、王家に反目している。
どちらの勢力に与(くみ)するか、立場の定まっていなかった7剣最後の一人であったが、
彼が軍側にいったことで、事態は大きく傾いた。
しかし、実際はそのどちらも裏切る形で、バルバロス帝国側に寝返る(元々アリアドネに所属していたつもりもない)。
実は大帝バルバロスがヒト族に産ませた子供であり、ルーサの能力を受け継いだのだろう、自己回復だけでなく、攻撃・防御共に優れた力を持つ。
目を常に瞑っていたが、皇国に反旗を翻すタイミングで開いてみせた。
少年時代は血の繋がっていない父親(ロドリゲス)に虐待を受けており、その影響からか、自身の名前をいくつも持つ“多重人格”となってしまった。
得意技:
・断罪の槌(つち)…7つの聖具の一つ。あらゆる攻撃を相反し弾く。
【ゲオルク】
アリアドネ皇国の国宝である7つの聖具を携える7人の最高戦力<7剣(セブンスソード)>の一人。
その中でも軍側の勢力で、王家に反目している。
同じ7剣のノヴァーリスとは何やら因縁があるよう。
得意技:
・赤光(しゃっこう)の魔弾…7つの聖具の一つ。無数の光の弾丸が敵を撃ち落とす。
●その他●
【猪大帝】
ラシルがじいさん達と住んでいた家の近くの森の主である猪。
無敵であったらしいが、最期は崖から落下して死亡。
【キスモ】
一定の時期に大量発生し、生き物の血を吸いまくり、満腹になれば真っ赤になる。
たまにいる限度を知らず吸いまくるやつが破裂して、あたりを血の海にするという。
【サンドシャーク】
砂漠の下を泳ぎ、上を移動する獲物を狙う鮫。
【メツキワシ】
他の部位には一切目もくれず、生き物の目ん玉をひたすらつつきまくる、
ひときわグルメな鷲。
【岩喰いワーム】
普段は岩山の内部を喰い、岩のうんちをするだけの危険のない生物。
岩山の中心にたまる有害物質を浄化してくれる、大地にとても優しい存在。
その死骸はそこらの岩より硬い岩になって、岩山の支柱になる。
同じ穴掘りとしてシウ族はワームを仲間のように感じている。
【スリーアイズドッグ】
先の大戦中に戦場で暴れまわった、戦闘用に品種改良された軍用犬。
額にある第3の目は赤外線探知になっており、闇夜の中でこそ本領が発揮される。
そのことから、「真夜中の悪魔犬(バーゲスト)」と恐れられる。
【ミギウデ】
迷宮の森にいた土の魍魎。
喋ることができる。
魍魎の中でも力をもった者で、ルルロラに名前をつけてもらった。
大地の力を借りた技を繰り出す。
あらゆるものに姿を変えることができ、ルルロラの旅に同行する。
ロックウェルからの逃走時、ルルロラを助けるために力を使い果たし消失してしまう。
が、途中の森で(別個体ではあるが)再度、仲間に加わる。
得意技:
・形態変化スピードスター…パンダのような乗り物に変化。引力と斥力を利用し、高速移動が可能。
・石柱創生…地面からいくつもの石柱を創り出し、障害物にしたりもできる。
【ヒダリウデ】
迷宮の森にいた風の魍魎。
喋ることができる。
魍魎の中でも力をもった者で、ルルロラに名前をつけてもらった。
ルルロラの旅にミギウデだけが同行できたことが気にくわず、後を追う。
最初、暑い時に風を送るだけだったが、中空を自在に移動するという使い方を発見する。
得意技:
・風力操作…風を操り、足場の悪い場所でも馬車を通過させることができる。
【ミギアシ】
迷宮の森にいた水の魍魎。
喋ることができる。
魍魎の中でも力をもった者で、ルルロラに名前をつけてもらった。
ルルロラの旅にミギウデだけが同行できたことが気にくわず、後を追う。
得意技:
・水膜防御…ルルロラの体にまとわりつき、あらゆる攻撃から女王を守る。しかし守られるかわりに動きづらくなる。
・耐性強化…ルルロラだけでなく、馬車などにもまとわりつき、その耐久力を上げる。
【ブガの木の魍魎】
迷宮の森の魍魎。
ルルロラが森に入って初めてボコられた魍魎。
ラシルとレアナが森に入って初めて出会った魍魎でもある。
【ルフレア警備兵】
光の領地ルフレアの都市を警備する兵士。
ライフルのような銃を携帯している。
【光子獣(フォトンビースト)】
ルーサ族が生み出した光の思念体。
姿形はそれぞれ異なり、攻撃方法も様々。
中には光子ブラスターを放つタイプも。
【ドラゴン】
平均25mほどの体長だが、10m級の小型のものや50m級という大型のものも存在する。
「鱗は硬く、口からは灼熱の炎。
尻尾の一振りで岩山を削り、巨大な羽は大木をも空へ舞い上げる。」というこの世界最強の生物。
火、水、土、風と自然界の全ての力に耐性がある。
【ハイドロ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
その中ではリーダー的な立場にあたる。
「キャリアーソード」を使用する。
本名はネロ。
【カリギュラ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーボンバー」を使用する。
本名はペリーヌ。
【アッシュ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーガントレット」を使用する。
本名はロミオ。
得意技:
・光子列壁(フォトンウォール)…大量の光の壁を出現させ、目くらましとする。膨大なエネルギーを消費する。
・光子盾(フォトンシールド)…光の壁を出現させ、盾とする。
【クレスタ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーホーミング(追跡弾)」を使用する。
本名はレミ。
【ノイシュ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーナックル」を使用する。
本名はハック。
【ラシル】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーブーツ」,「キャリアーナックル」を使用する。
本名はトム。
得意技:
・フォトンスマッシュ…拳の先から光子エネルギーの塊を飛ばす。
【ダーク】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーナックル」を使用する。
本名はスターク。
【ボイド】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーショルダー」を使用する。
本名はマルコ。
得意技:
・キャリアーボディアタック…光子エネルギーを纏ってのダイブ。
【ルルロラ】
ノマドの街で出会った「失われた11人(ロストイレブン)」を騙っていた一人。
「キャリアーサンダル」を使用する。
本名はカトリ。
【ガイシーク】
ラシルと同じく「失われた11人(ロストイレブン)」の一人。
脱走後、一人でも多くの命を救うため、各地を転々としている。
包帯や手術道具などを出現させる「キャリアーメディカル」を使用し、あらゆる傷を治療することができる。
光子エネルギーだけでなく、高度な医療技術が必要で、ガイシークは一生懸命勉強して使用できるようになった。
ピーターという偽名を使い、ノマドの街に潜伏していたが、ラシルたちに見つかり、
闘いに巻き込まれる前に、また苦しんでいる人々を救う旅へと出発した。
得意技:
・キャリアーメディカル…あらゆる傷を治療する。
・部位発光…自身を光らせることができる。光る部位はまだ不明。
【ラシルの兄】
ラシルの兄だが、名前は不明。
訓練生と違い、既に実戦に出て戦っていたフォトンキャリアー。
ラシルたち“失われた11人”を逃がすため、一人で大部隊と戦う。
最期は兵士たちに撃たれ、光とともに散った。
使用する光子武器はキャリアーグローブ。
【ハイドロ】
ラシルと同じく「失われた11人(ロストイレブン)」の一人。
キャリアーメディカルのような専門知識の必要なものを除き、あらゆるキャリアーウェポンを高度に扱うことができる。
だが、光子エネルギーの出力が大きすぎるため、すぐに武器を壊してしまう。
【ビクトリアの町の酒場にいたじいさん】
大戦で唯一帝国側についた、ビルマーレの元特殊部隊の一員。
その部隊は他国からは“不死の部隊”と恐れられていた程の実力者揃い。
大戦後、自身の国が飢餓で滅んでいたことに絶望し、その後は放浪を続けていた。
ビクトリアの町で少年を助けようとし、大勢の傭兵くずれとの銃撃戦の末、死亡。
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