goo blog サービス終了のお知らせ 

ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2018年9月17日(月) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~2巻第12話』

2018年09月17日 21時33分34秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容2巻
9月17日(月)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。

 副題は『平和の女神』。
 p1~5:未知の世界へ。
ここからはラシルにとっても初めて見るものばかり。
☆雑誌掲載時との違い:p5セリフ「誰の事(改行)ですか(改行)?」→「誰の事(改行)ですか?」
 p6~9:アリアドネ(飛行都市)の実状。
「一気呵成(いっきかせい)」=一気に,大急ぎで
★<自分用メモ>p7の6コマ目、「~全てですわ。」の語尾の「ですわ」に違和感あり。
「ですね」,「です」なら分かるが。レアナはこういう喋り方はしない気がした。

★<自分用メモ>p9の3コマ目、「ひざまいて」,「かしいて」について。違和感あり。
「ひざまいて」,「かしいて」が正しいのではないか。
→「づ」が正しい気がするが、現代仮名遣いは「ず」。しかし、「づ」が絶対間違っているとも言えないとされている。
ex.稲妻=○「イナマ」,△「イナマ」

飛行都市は世界中の空に7つあり、アリアドネはその中では小国になる。
飛行都市同士は主に資源とエネルギー確保の問題で常に争い続けている。
アリアドネは現在、二つの勢力に分かれており、
一つはレアナの父を中心とし、争いを望まず、他の国と協力していこうという「王家」の勢力。
一つは武力を強化し、他の国へ攻め込むべきだと考える「軍」の勢力。
なので、レアナたち王族は常に命を狙われている(兄と姉は幼い頃に亡くなった)。
今回の副題である「平和の女神」はレアナのことであり、大国との友好の印としてその国に嫁ぐことになっている(1話参照)。
☆雑誌掲載時との違い:p6セリフ「数えきれない(改行)ほどありますね。」→「数えきれないほど(改行)ありますね。」
☆雑誌掲載時との違い:描き直しあり
p6の5コマ目(真っ白だった背景に草木等を描き込む),
p9の4コマ目(真っ白だった背景に草木等を描き込む)

 p10~13:ルーサ族。
確かに遠くの景色をよく眺めていると視力が上がるらしいですが、ラシルの視力と光子は関係ないのでしょうか?
☆雑誌掲載時との違い:p11セリフ「俺ずっと」→「俺(スペース)ずっと」,
p12セリフ「体が発光してる(改行)って以外の事は」→「体が発光してるって(改行)以外の事は」

☆雑誌掲載時との違い:描き直しあり
p10の1コマ目(真っ白だった背景に空トーンを貼る),2コマ目(グラデトーンだけだった背景に草木等を描き込む),
p11の1コマ目,4コマ目(真っ白だった背景に空トーンを貼る),
p12の1コマ目(真っ白だった背景に空トーンを貼る),
p13の1コマ目(真っ白だった背景に空トーンを貼る),3コマ目(ラシルの顔に赤面マークを加える)

 p14~19:ガリバー渓谷への道。
☆雑誌掲載時との違い:p14セリフ「ルーサ族まで(改行)見られた(改行)ってのにさ。」→「ルーサ族まで(改行)見れたって(改行)のにさ。」
★<自分用メモ>↑↑↑p14の2コマ目、「見られた」から「見た」に変更があったことについて。
「見れた」は「ら」抜き言葉となり、正しい日本語としては「見られた」が正しい。
が、「尊敬」「受け身」での使用時と区別でき、明確な意味(「可能」)を伝えられるから良いのではという肯定的な意見もある。
今回の使用については、それに違和感を抱かなくなった読者層に合わせてか、「尊敬」との区別で使われたものと思われます。
まあ、はっきり「あ、それはいいや。」と言ったラシルがレアナに尊敬語を用いるとは誰も思わないでしょうが…


------------------------
 何か今回はやたらセリフの文法にひっかかってしまいました…
でも気になったことは大体他の方も気になってるみたいで、ネットですぐ解決できるので助かります^^

2018年9月16日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~2巻第11話』

2018年09月16日 15時29分49秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容2巻
9月16日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。

 副題は『それぞれの闘い方』。
 p1~4:アリアドネ近衛兵紹介。
ここでレアナがひとりひとり名前を呼んでくれます(詳しくは「登場人物」カテゴリへ)。
 p5~8:レーヴとラシルの解説コーナー。
「それぞれの闘い方」を解説。これによりより今回の勝敗に説得力を(?)…
☆雑誌掲載時との違い:p5セリフ「修練と努力が必要(改行)だったと思われます。」→「修練と努力が必要だったと(改行)思われます。」
 p9~12:レアナの感謝。
p11の「あなたの強さは~」は10話,「二人には感謝~」は9話で同じセリフをレアナは言っています。
特にp12まで続く長セリフの方は前に言ったときのギャグオチとのギャップが効いています。

☆雑誌掲載時との違い:p11セリフ「嫁ぐことになります。」→「嫁ぐ事になります。」
 p13~17:ラシルの強さ。ラシルの「闘い方」。
レアナの故郷・アリアドネの近衛兵たち。
ラシルはレアナの心境を想い、彼らをできるだけ傷つけないように闘っていた。
それはただ倒すよりも非常に気を使う「闘い方」をしなければならない。
レーヴは、ラシルがレアナの(地上をめぐりたいという)願いを聞き届け(10話のレーヴのセリフ)、
且つ、それを実行できる強さと「闘い方」を見て、彼をレアナの「蒼穹の騎士」だと認めたのだ!
とりあえず、レーヴたちが又、すぐにレアナを取り戻そうと襲ってきたりはしないでしょう。

☆雑誌掲載時との違い:p15セリフ「いくつかはずれてますね。」→「いくつか外れてますね。」

------------------------
 アリアドネ近衛兵団。
ここで消えるには惜しいキャラばかりでしたね。
また違う形で活躍してもらいたいと思います。

2018年9月7日(金) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~2巻第10話』

2018年09月07日 14時48分20秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容2巻
9月7日(金)


↑扉絵。雑誌掲載時は背景は白でした。

※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。

 副題は『先へ進む者』。
 p1~7:ラシルvsレーヴ。
レーヴの装備:「光子剣(有線)」≒「キャリアーソード(光子の所持者専用武器)」
☆雑誌掲載時との違い:p3セリフ「ちょっとまって、」→「ちょっと待って、」
☆雑誌掲載時との違い:p6セリフ「なんだ(改行)?」→「なんだ?」

 p8~13:ラシルvsディヴァ。
「運否天賦(うんぷてんぷ)」=運を天に任せること。
☆雑誌掲載時との違い:p8セリフ「いっても過言ではない…」→「言っても過言ではない…」
☆雑誌掲載時との違い:p12セリフ「とばしすぎだ。」→「飛ばしすぎだ。」

 p14~19:ラシルの必殺技。決着。
近衛兵たちは都市の引力によりアリアドネにいるときよりも強い(体が身軽)のに負けたよう。
レーヴもアリアドネにいるときよりは身軽に闘えたと思うが、他の団員よりも多くの重い充填機をつける必要のある装備。
なのに「はや…」とラシルがその速度に驚いたのはレーヴの時だけ。
これで本来の速度はレーヴが他の団員よりも圧倒的に速いと思われる。
☆雑誌掲載時との違い:p15セリフ「この地に留める(改行)ための錘の代わり」→「この地に留めるための(改行)錘の代わり」

------------------------
 前作『CLAYMORE』の時の「沛艾(はいがい)」など、
八木先生は時折、会話で一度も使うことの無いような単語を使用されます。
そこにシビれる!あこがれるゥ!

2018年9月6日(木) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~2巻第9話』

2018年09月06日 14時55分23秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容2巻
9月6日(木)


↑『ゴッドファーザー』テイストのラシルとレアナ。銃はトンプソンM1928というやつっぽいです。

※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。

 副題は『世界で一番強い男』。
 p1~3:レーヴとレアナ。
「具体的に、~」というセリフなどからレーヴの人となりが少し窺えるシーン。
他のキャラに比べレーヴの目が雑誌掲載時よりも大きめに描き直されている箇所が多い。
あまり三白眼になりすぎないようにしているよう。
 p4~10:ラシルvsリコッタ。
リコッタの強靭な肉体にダメージを与えるディヴァの尻。
☆雑誌掲載時との違い:p8セリフ「きくか、」→「効くか、」
 p11~13:ラシルvsディヴァ。
☆雑誌掲載時との違い:p11セリフ「でもラシルは」→「でも(スペース)ラシルは」
 p14~17:レーヴ動き出す。
ここでのレアナの長セリフはギャグとしてオチますが、後にこれが効いてきます。

------------------------
 雑誌掲載時に比べて一番描き直されているのは目のようです。
ただの黒目や白目から変更になっている箇所も多いです。
記述すると大変なので、大幅な変更と判断したもののみ記述していきます。

2018年9月5日(水) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~2巻第8話』

2018年09月05日 12時55分25秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容2巻
9月5日(水)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。

 副題は『特別な意味』。
 p1~6:「蒼穹の騎士」について。
「蒼穹の騎士」は「四天の騎士」のひとつで王族だけが任命できる称号。他に「暁の騎士」,「黄昏の騎士」,「月読の騎士」がある(任命済)。
「蒼穹の騎士」の徽章はレアナに託されていたらしいので、ほかの三騎士は別の王族が任命したのかも。(3話参照)
暁=夜明け,蒼穹=昼,黄昏=夕方,月読=夜 という分け方がネーミングの理由かな?
徽章のデザイン的にもそれぞれ4分割のスペースのいずれかに印がある模様(「蒼穹の騎士」の場合は右上に翼のマーク)。

☆雑誌掲載時との違い:p6セリフ「粉々にして塵々にして殺す。」→「粉々にして散々にして殺す。」
☆雑誌掲載時との違い:p6セリフ「命に従い動く」→「命に従い(スペース)動く」
 p7~12:近衛兵たちとのバトル。
近衛兵たちのそれぞれの攻撃が披露される(詳しくは「登場人物」カテゴリへ)。
☆雑誌掲載時との違い:描き直しあり
p7の1コマ目(真っ白から空トーンに変更)

 p13~p17:ラシルの強さについて。
1巻ではラシルの戦う相手は比較的弱そうなヤツだったり、謎のおっさんにあっさり負けたりと強いのか弱いのか分かりませんでしたが、
ここにきてレアナの言葉と、実際に次々と近衛兵を倒していくラシルの姿を出すことで、ラシルが強いのだという認識が生まれたような感じがします。


------------------------
 来月には3巻が発売されるそうで、
早々に2巻の読み解き(?)をやっていかないとなぁ…と。
らくがきでもいいから何か漫画描きたい