入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’16年「夏」 (40)

2016年06月17日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

   Photo by Ume氏

 雨に濡れたクリンソウの写真は、久しぶりのUme氏の作品。昨日の深い霧を狙ってやって来た。クリンソウでなくてスズランのことを時々登山者から尋ねられることがあるが、牧場の付近ではあまり目にしなくなった。

 牛が7頭増え、和牛1頭を下ろした。これで第1牧区における放牧牛の数は44頭となった。月末にはまき牛(種牛)牧区に4頭が入る。それで、第1牧区とまき牛牧区を合わせて、放牧牛の総数は50頭を超えることになる。200頭近くが入牧したころと比べればいろいろ思うことはあるが、それでも昨年、一昨年のことを考えてみれば、これでチョッピリ牧場の面目も立ちそうだ。この後まだ、8月の中間検査時にも上がってくる。
 今日の牛の中にジャージー牛が1頭いた。一昨年に上がってきたチビ助と血縁関係にあるらしい。チビ助と言えば可哀想なことに今日、最近死んだことを知った。一度訪ねてやりたいとずっと思ていたが、果たせなかった。


   在りし日のチビ助

 今日来たジャージーは黒毛で、顔はチビ助の方が美顔だった。明日はこのブログで、チビ助よりちょっと劣る彼女を紹介できると思う。他に生後7カ月しか経たない牛も2頭いて、さっき様子を見に行ったらそのうちの1頭のNo.2は、群れに入ることもせず面食らったような顔をして横になっていた。
 ともかくも、ここに放牧された牛たちは、その長くない一生の中で最も安気な時を過ごすことになるだろうし、そうさせてやりたい。
 
 現在、管理棟の電話が通話できなくなっています。来週には直る見込みです。
 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。



 

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