入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

       ’16年「夏」 (27)

2016年06月02日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


   昼になっても、気温は15度に届かない。空模様も晴れたり曇ったりを繰り返している。この気温でもヤマナシの花はほぼ満開になったというのに、いつも目にする鳥たちの姿がない。どこへ行ってしまったのか声すらしない。クリンソウについては、もっと開花情報を詳しく出してほしいとの要望もあったので、昼飯を食べたらいつもの場所に行ってみようと思っている。
 週末、小屋を予約していたMさんらは、昨日テント泊に変更したい旨の連絡があったが、今またそのうち5名は、小屋にしたいと伝えてきた。総勢10名を超えるらしいが、今日の思いがけない低い気温も影響したのだろうか。
 例年だと、8,9,10月以外は比較的いつも閑散とした小屋であり、テント場だが、ようやくこの辺りのことも知られるようになってきたということだろうか、土、日、巣鴨氏は釜無―白岩を目指すようだし、かんと氏以外にもここで初めて、週末の天体観測を計画している天文ファンもいる。その他週末はキャンプの予約が何件かあるし、今夜は思いがけず京都からKさんがやってきて、山小屋に泊まる。
 勝手なことを言うようだが、ここの景観、それと静かな環境や自然が守られるなら、人も牛もほどほどがいい。そして誰もが喜んで、満足して帰っていってもらいたい。



 同じ森の中でも、川沿いの日の当たった幾カ所かの群生地は、「九輪」とまではいかぬも二段、三段と花の輪を増やしていた。最大の群生地は、日の射し込みが足りないせいか、チラホラと見えるくらいでもう少し・・・、と書くから情報提供にならないと言われてしまうが、しかしまだそう言うしかない。来週末くらいが例年最盛期になるはずだが、第1牧区の日当たりのよい沢の周辺なら、もっと咲いているだろう。
 昨年の作業日誌を見ると、6月14日(日)に「師来る、クリンソウ」とあった。

 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。

 
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