入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

       ’16年「夏」 (35)

2016年06月11日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


昨日ほどの好天は長く続かないのか、午後になって空は雲に覆われてしまった。ただ、鳥の声は聞こえるし、権平山もよく見えている。今夜ぐらいは大丈夫だろう。崩れてもそれほどのことはなさそうだ。
 
 ようやく牛たちは落ち着いてきた。それにお気に入りの場所が見付かったのか、上に行ってみれば3群に分かれて草の上に横になり反芻していた。お蔭で入牧以来初めて、全頭確認に成功した。ここでは、単に牛の数を数えるだけでなく、耳に付けてある牧場番号札で管理している。そのリストができた。これからは、愛用のカールツアイス(双眼鏡)が、個々の牛の札を確認する際にその性能を発揮してくれるだろう。



 古い友人3名が来て、一緒に楽しく昼を食べた。Kさん夫婦はキノコ採り、特にマツタケの名人で、Kさんの作ってくれた握り飯にはたっぷりとマツタケが入っていた。Eさんは里に残した夫が気になるのか、ぼそぼそそんなことを言いながらも、コナシやクリンソウの花に、Kさんと一緒に若い声を上げていた。Kさんの夫のSさんは、美術系の大学を卒業した後Kさんの田舎に来て暮らし、全然別な仕事をしながら今ではすっかり妻の土地の人になっている。いろいろな人生のことを考えさせてくれるのも、古い友達である。
 Kさんは小学校と中学校、Eさんは中学校の同級生で、他にもう何人かと”同級会の練習”と称して、年に一度は会って、愉快な付き合いを続けている。

 土曜日だというので3組、9名のキャンパーがやってきた。それぞれが広い場所を贅沢に占有して、さぞご満足なことだろう。今の時期はこれでいい。
 東部支所の電話番号が違っていました。0265-94-2473です。お詫びして訂正いたします。汗顔。猛省。
 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。
コメント
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