入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’16年「夏」 (39)

2016年06月16日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

今年の牛は森が好き?

 雨脚は強まるばかりだが、鳥の声は止まない。

 日頃の行いが格別悪いとは思わないが、何か特別な作業をしようと思うと雨になる。第1牧区に軽トラで上がるには、雨にえぐられた相当の悪路を行かねばならない。以前に、”ヘボ”が来てスタックして、しかも二度もして、富士見町から専門業者の救援を依頼したこともあった。だからもう、他の者にはあの道は運転などさせられない。その状況がいよいよ放っておけないまでになってしまった。
 明日7頭の牛が新たに入牧するので、できたらトラックが通れるように道の補修をしようと考えたのだが、とても無理だと分かった。道具も、材料も、人手もない。時間もない、のナイナイヅクシ。
 それでも、握り飯1ッこで雨の中を闘った。


    No.36は入牧の際に痛い目にあったらしい

 入笠牧場や入笠の伊那側も、少しづつ訪れる人が増え、行政もようやく関心を持ってくれるようになった。それは、本当に喜ばしいことだと思う。友人諸氏の協力もあったし、そうなるようにと徒労を覚悟でやってみたこともあれば、考えたこともある。このブログも、その一つといってよい。そうでなくて、PCなどのために濁った頭を使うはずがないが、お蔭で多くの読者を得ることができた。
 しかし、以前にも書いたがこの場所の素朴で、少し時代遅れの山小屋や、静かなキャンプ場を気に入って長い間来てくれた人たちがいる。その彼ら彼女らを失望させたり、背を向けさせるようなことはしたくない。そういう気持ちがある。
 南アルプスの北端にあって、ここはいろいろなレベルの山や川がある。原生林や深い谷もある。星空もある。愉しむのか、味わうのかは、あなた次第だ。

 Oさん了解しました。HALも連れてきます。愛知のNさん、コメントありがとうございます。今日は、弁当を食べてから帰ります。タイチさん、あれをブログというのですね。素晴らしいです。ここだと分かったら、来てくれる人がさぞかし増えることでしょう。コメントのやり方が分からないので、もっと書けないのが残念です。また皆さんで「味わい」に来てください。

 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。
コメント
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