石匠風間ブログ!

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柔道部で

2002-10-24 | 雑記
高校のとき、柔道部に入ってました。
顧問の先生が来ないときには、道場で野球やったりプロレスやったり将棋やったり寝てたりと、やる気の無い弱小柔道部でした。でも、顧問はオニのような人だったので、きついときはきつかった!特に夏合宿は連日泣きながら練習してた。今でもきついことがあると心の中で「あの高校1年の夏合宿に比べてどうか?」という問いを浮かべて、必ず「あれよりは今のほうがいいや」という結論が出ます。そして、あの時共に耐えた仲間は今でも信頼できる仲間として存在します。

あ、ちなみに5学年上の先輩にほんじゃまかの石塚さんがいます。高校生のときはがり痩せでした。

2年生のいっとき、大流行したのが「しめ」。いわゆるしめ技で、相手を「落とす」のだけど、これはつまり首を絞めて一時的に気を失わせる技で、中学柔道では確か反則だったと思います。首をしめるといっても気管を抑えるのでなく、頚動脈を抑えて血を止める技です。

技を練習する過程でやってたのでなく、まず相手を直立させて、耳の10cmほど下を人差し指で軽く押さえます。された奴はほんの数十秒で気絶するのです。この気絶する瞬間が妙な動きをするのでみんなで大爆笑、されたほうもそれほど悪い気持ちではなくむしろ夢見心地だと言います。我に返って「あ~気持ちよかった」なんていいますから。

ぼくもされましたが、落ちやすさには個人差があってぼくは何分抑えられてもぼお~っとするくらいで気絶しなかった。損してるような気持ちだったなあ。落ちやすい奴は3秒くらいでことんと気絶しちゃう。

しかし首の頚動脈を押さえるということは脳への血流をさえぎるのだから、実は結構危ない遊びではなかったかなあ。

暇なときTRYしてみてはいかが?(って推奨したらいけないよね)