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埼私学保連

2012-10-29 | 教育
正式名称は「埼玉県私立中学高等学校協会保護者会連合会」という・・・
略した名称でさえ長いという、社会への認知とか考えないのかと。

この書き出しだけで読む気をなくす人も多かろうw

ものすごく簡単に言えば公立学校のPTA連合にあたるかな。違うのは私立なので附属小学校持ってるところもあるし、学校の理事長や校長が編成する「中高協会」の事実上下部組織的な位置づけ。

ぼくは本庄一高のPTA会長の立場で今年度理事として出向している。ぶっちゃけ毎月浦和に行くのがめんどい。そもそも他の理事さん、県南の人が多数だし。

その活動はほぼ「国の助成金の公私間格差是正」という損得勘定丸出し理念に貫かれている。まあ、下心そのままってのはある意味とても正直でむしろ清々しくもあるが。

ありがちな「学園間の交流」とか「子どもたちのよりよい未来づくり」とか、いかにも理想教育者!的なおためごかしよりは腹を割った感じでいいのだけど、これをスローガンにそのままありのまま掲げるってのはどうか?
少しくらい理想ふうな綺麗な言葉で包もうよ・・・とか、ぼくですら思う。

さて、PTAの副会長時代から存在は知ってたが、バカバカしいと思って後ろ向きであったのに、理事会構成員になったので今年は観念して仕方なく関わってみた。



何事もそうだけど外から想像する印象と中に入って感じるのは違うものだ。
この団体が毎年開催してる「私学振興大会」は退屈なことになんら変化ない、しかし、やはり各校の会長さんなどが集うとね、その一人ひとりのエネルギーは半端ないものだ。みんな押し出しが強くて前向きで、個性が遠慮無く発散されている。

いい意味で刺激を受ける集い、というのは悪いもんじゃない。そういうわけで、この団体の活動自体には疑問符を持ったままだが、集まることには以前より前向きに考えるようになった。

いや~、しかし、依然としてその基本理念的部分(公私間格差云々)には乗り切れないんだけど・・・。もろ圧力団体ってことだもんね。いや、反対ではないのだけど。


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