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超新星爆発

2011-02-01 | 科学
嘘みたいなすごい記事を見つけた。

「オリオン座その肩に位置する赤い巨星ベテルギウス。地球から640光年の彼方にあり、直径が太陽の1000倍という、とてつもなく大きな星だ。オーストラリアの研究者によると、そのベテルギウスが、2012年に星の最後をむかえ超新星爆発し、地球にとって2つ目の太陽となる可能性があるというのだ。この発言に海外のネットユーザーは騒然、さまざまな議論を巻き起こしているのである。

超新星爆発とは、星がその一生を終え、最後に大爆発を起こす天体現象である。実はベテルギウスは現在急速に収縮中であり、ここ15年で大きさが15%縮んだという報告がある。また2010年には、NASAがベテルギウスの表面が変形している写真を公開しているのだ。ベテルギウス爆発の前触れが各地で観測されており、いつ超新星爆発をしてもおかしくない状態なのである。もっとも、地球から見えるベテルギウスは640年前の姿なので、実際のベテルギウスはすでに爆発している可能性もあるという。

南クィーンズ大学の物理学者ブラッド・カーター博士によると、「もし超新星爆発が起きたら、少なくとも2週間は2つの太陽が見られることとなり、そしてその間、夜はなくなるだろう」と驚きの事実を語り、さらに、「このシナリオは、場合によってはもっと先のこととなるかもしれないが、2012年までに見られる可能性がある」というのだ。」



色々と驚くのだけど、まず640光年(光が640年かかる距離)のところに太陽の1000倍の星があるという事実!地球の100倍ある太陽の1000倍だよ、なんじゃそりゃ。ちなみに地球から太陽までの距離は8.3光分(光の速さで8分ほどかかるということ)だから相当遠くなんだけど、それでも大爆発すると太陽のように見えるってことか。

問題は地球上への影響だ。記事は続く。

「カーター博士が言うには、「たとえベテルギウスの超新星爆発が夜空を明るくしたとしても、地球上に降り注ぐエネルギーの99%は無害で、人体や地球をそのまま通過していく」とのことだ。

博士は明るくなる以外の危険性はないとしているのだが、「地球滅亡に関わる危険がある」と指摘する科学者もいる。現在のところ、有識者の間でも意見が分かれているようだ。」



ってことで、やけに楽観的な色合いのカーター博士だけど、素人目にもおかしいと思うよね。だってたとえ2週間限定でも太陽が二つになって「影響はない」って、ないはずないでしょwwwいや、人体に直接影響なくても気候は大きく影響するだろうし見えないところで様々な変化が起こることは想像に難くないでしょ。というのが素人考えでどうってことないのかな?

去年(ちょっとだけ)話題になった「2012滅亡説」はこれのことかな?なんつってノストラダムスを持ち出すまでもなく滅亡予言のたぐいは大抵はずれるんだけどね。


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