石匠風間ブログ!

読書、音楽、雑学

記憶の不思議

2011-02-23 | 音楽
本日44歳に相成った。「YSR44」というところか。別段なんの感慨もない。
ともいえないかw「44かぁ!年取ったなあ」と思わず誰ともなくつぶやくね(笑)
なんども書いているが、ぼくが年をとるということは皇太子殿下も野口五郎も亀梨くんも年をとっているのだ、ならばよしとしよう(よくわからない理屈)。

そんな馬鹿げなことはいいのだけど、先日車の助手席でオフコースの「時に愛は」を聴いていた。とてもいい歌だ、昔から大好きだ。で、おもむろに運転していた某氏が
「歌が思い起こさせる場面ってあるよなあ」
みたいなことを言ってきた。

その瞬間。
ぼくのなかでその存在も知らない何らかのスイッチが入った、で、「時に愛は」にまつわる記憶というか場面が突然思い起こされたのだ!今まで思い出すことのなかった記憶が、そんな些細なきっかけで突然復活、それを皮切りにそれに関連する人や物事がどんどん思い出された、まるでダムが決壊したように頭の中に記憶の放流が始まった。本当に瞬間的にだが、ぼくはそのある意味新鮮な記憶の渦に飲み込まれそうなほど混乱を感じた。

不思議だ。20歳あたりの記憶だが、どうして20余年のあいだ封印されてたのか?まあ所詮若造の青くさい思い出だし、それが何を生み出すわけでもなし、どうでもいいのだけど、だったらなんで記憶の引き出しに大事にしまってあったのだろう。どうしてもなにも、脳というのがそういうふうに出来てるのだろうけどね。

で、肝心の記憶の内容だけど。
これは言わなくてもいいだろう。第一小っ恥ずかしいしwオチのないつまらない話だし。

今後もこうした突然の記憶復活はありそうだ、何がスイッチになってるかわからないような、どこに仕掛けられてるか知る由もないそうした設えってのも粋じゃあないか。

人間の記憶は案外といい加減で、都合のいいように寝てるあいだに書き換えられたりもするそうだ。だからあまりあてにはできないが、それでも若い時にはないちょっとしたサプライズ装置が頭の中にあるようなものかも。