2018年の勝負レース『泉州国際マラソン』（セル修）

２年前の別大マラソンで出した３：１３：４３を更新するというのが今回のレース目標

この半年の練習不足を考えると２年前の記録より速くというのは厳しい気もしたけど、先日の大阪ハーフで自己ベスト更新したから、この目標は当然かな。

厳しいかなという気持ちとなんかイケそうな気がするという微妙な気持ちで変に緊張もなく挑めたレースでした。



結果は・・・



ということで早速レース記いっときます


【レース前】
７：４９の大日発に乗り、８：４８に浜寺公園駅に到着。家を出るのも普段よりも遅いし、駅から受付会場までめちゃ近いので楽です。
ひとみさんと合流し、受け付けを済ますが、108君が来ない
LINEも既読にならんしと思っていたら、自転車で向かっていたら犬（猫やったかな？）が飛び出してきて転びましたという連絡それでもレースは出るということでもうすぐ到着する予定であるとのこと

この日は天気も良くて、あたたかかったので外でレースの身支度。
25ｋｍ地点に置く予定のスペシャルドリンクの準備。

目立つように派手にする人が多いけど、逆に人と違う方がいいかなと思って車の写真を貼っておきました。
中身はイオンの経口補水液とメイタン（赤）



到着した108君はゲイターを左右違うやつを持ってきていました。
（走る気あんのか）

スタート30分前に荷物を預けてトイレに行くと長蛇の列
けど、並んでみると意外にも13分で済ますことができました

Aブロックの後方でスタートを待ちます。


【レース】
・５ｋｍ　　２２：３４（２２：３４＝４：３１ペース）　
スタートラインまで少しの距離なのに思っている以上に渋滞で31秒かかったようである。スタート直後も大混雑で走りにくい。というか遅いランナーはもうちょっとスタート位置を考えて欲しい気もする
公園を出るころにはペースも安定し、少しずつペースが作れていく。
最初の折り返し手前でタローさんとすれ違う。


・１０ｋｍ　　４４：４１（２２：０７＝４：２５ペース）
折り返してからはとにかく南へまっすぐが続く。
やたら元気に楽しそうな108君とすれ違ったけど、ひとみさんは見つけられず

この時期のわりには陽射しが強くて、暑さを感じ、６ｋｍ過ぎで手袋を外す。
この区間はスピードが上げ過ぎてしまうと後半のモンスターブリッジに負けてしまうのでスピードを上げ過ぎないよう心掛ける。

暑さからか喉が渇くけど、給水がなく、10ｋｍでようやく給水ゲット。
でも中身が少なくてあまり喉の渇きを潤すことはできなかった


・１５ｋｍ　　１：０７：０４（２２：２３＝４：２９ペース）
喉が渇くし、12ｋｍ地点で摂取したSTCジェル２発でさらに喉が渇く。
ちょっとペースは落ちたけど４：３０ペースを下回らずに20ｋｍを越えたら、後半のスタミナが残りそうな気がしていたのでまあまあ予定通り。
意外に小さなアップダウンがあるのでかえって走りやすい気がする。


・２０ｋｍ　　１：２９：１８（２２：１４＝４：２７ペース）
さっきのジェルが効いてきたのと水分摂取もできて少し楽になったなぁと感じながら走っていたら、やっぱり少しペースが上がっていた
ここまでは順調な走り。気になるのは陽射し。そのせいで喉が渇く。
それでも自己ベスト出せる気がしてならない
２年前のペースよりもおそらく少し速いのでは「と思いながら走っていた（実際15秒速かった）


・中間地点　　１：３４：１３
ここまでのタイムは悪くはない。あとは後半の粘りだなと心の中で確認


・２５ｋｍ　　１：５１：５７（２２：３９＝４：３２ペース）
岸和田駅前で母親、義兄、甥っ子・姪っ子の応援を受ける

（いつも思うのであるが、走っている時の応援はとても嬉しいもんであるが、応援する方にとっては寒い中ずっと待ってても一瞬で通り去っていくのでつまらないんじゃないのかな）

調子が良かったのに23ｋｍぐらいから急に左膝が痛くなってきた。
上り坂は痛くないけど、ゆるやかでも少し下り坂になるとどうやら膝が痛むようである。
これは寒い時期にトレイル走っている時なんかでも感じることの多い痛みであり、膝のトラブルではない。
少しペースが落ちてきたけどこんなところでどんどんペースダウンするわけにはいかない。
ここでジェル２発摂取。
脱水もすこしあるのかな・・・もうすぐスペシャルドリンクだと気合を入れる。


・３０ｋｍ　　２：１５：０７（２３：１０＝４：３８ペース）
25ｋｍを過ぎてしばらく待ちに待ったスペシャルドリンク。
問題はうまく走りながら取れるかということとドリンクの味。

ひとつめの取り方については一つ作戦があった。
「クルマ、クルマ～！！」と言いながら近づいていくとスタッフのお姉さんが「ここにありますよ！」って
作戦通り

そして手に取ったドリンクの味は・・・めちゃめちゃ美味しい

ゼリータイプやから誤嚥もしないし、単独で飲むと何の味か分からんあの不味いメイタンがこんなにも美味しくいただけるなんて
この地点だけじゃなく、来年は絶対４カ所とも置いておこうと思った。

スペシャルドリンクがうまくいったおかげで元気が出た。

ずっと直進してきて左折して、高架下をくぐって折り返すこの区間。２年前はこのへんからペースががたんと落ちたけど、今回はそこまでではない。
さっきのスペシャルドリンク飲んでから、膝の痛みも消失。結局この後一度も痛くならず。

いよいよモンスターブリッジが近づいてくる

トップスピード摂取しておこう


・３５ｋｍ　　２：３９：１４（２４：０７＝４：４９ペース）
ついにやってきたモンスターブリッジ
こっからボス４連発

けど、上り坂はそんなに嫌いじゃないし、なんならペースは落ちても周りの人よりは上りは速い方やし、むしろ下りになると周りよりも遅くなるし、、、そんなに上り坂も悪くないやん

気が付けば２つクリアしていた

それよりもその後折り返しまでの距離が長い。
こんなに長かったっけ

最後にジェル１発を摂取


・４０ｋｍ　　３：０３：１４（２４：１０＝４：５０ペース）
自己ベストに向けて、少々タイムが危うくなってきた。
頭の中で計算を試みるが、脳も披露しており、うまく計算できない
肝心のGARMINも30ｋｍ付近の高架のあたりでGPS受信が狂ったようで30ｋｍ以降は距離測定がおかしくて、正しい今の自分のペースが表示されない。
とにかく前を行くランナーの背中が近づくように走って、ペースを上げていく


・ゴール　　　３：１３：２５（１０：０１＝４：３４ペース）
４発目の橋の上で４０ｋｍ地点になり。残りは2.195ｋｍだ。だいたい普段のレースなら11分ぐらいかかる距離だ・・・っちゅうことは自己ベスト無理やん

うすうす感じていたけど、ここまできて自己ベスト更新の挑戦を簡単にあきらめるわけにはいかない。

ペースは落ちていたけど、それはモンスターブリッジのせいである。
まだ心も脚も残っている

とにかく全力を出し切る

こっからゴールまではGARMINを見ない。タイムがめちゃ気になるけど２年前の別大マラソンで３：１３：４３を超えてやる。
残された時間は約10分半。４：４０ペースぐらいならいいのか

そんな計算で脳を使うよりも脚を使おう

そう思うとなんだか身体が軽くなったような不思議な感覚になった。

前を行くランナーを何人か抜き去り、ゴールが見えてきた。

そしてゴール直前、GARMINに目をやる。



「よっしゃ～」



３：１３：２５



嬉しくて嬉しくて、涙が出そうだった（いつものことながら脱水で出ないけど）





【ゴール直後】
フィニッシャータオルもらって、メダルをもらって、タローさんを発見。

なんとサブ３

うひゃー


本当におめでとうございます











タローさんと話ししながらおそらく次に帰ってくるだろうひとみさんの帰りを待つ。

スタートから３時間半が経過したところ、

じゃじゃーん

なななんと108君登場

早っ

身体にはタオル、メダル・・・でもよく見るとタオルのデザインが違う

完走者がもらえるフィニッシャータオルではなく、DNFした人がもらえるただのタオルらしい
メダルはタローさんのだった（よくみると108君の後ろでたろーさん笑っています）

聞くと７ｋｍで膝が痛くなり、モーラステープを貼ったとのこと（そもそもなんで湿布持って走ってるねん）
そして25ｋｍ手前の関門でアウト

なにやってんだか


けど、疲れた俺に変わって豚汁を入れて持ってきてくれたとても心の優しい108君
そしてお代わりも持ってきてくれました。膝が痛いのにありがとう


そろそろ４時間になるのでひとみさんが帰ってくるかなとゴール付近に行くと、ちょうどゴール。


残念ながらサブ４ならず
けど、４：０２：５３。来シーズンは余裕のサブ４です


【レース後】
自己ベスト出した３人ともう一人でビールで乾杯

いつもの写真撮れず