昨日のテレビが、神戸東灘区辺りでアーモンドの花が咲いている映像を映していた。
私は今まで、アーモンドの花は見たことがないように思う。
そこで早速ネットで調べて、神戸市・魚崎辺りのアーモンドの花を見に行くことにした。
阪神電車・魚崎駅で下車。
魚崎駅周辺のソメイヨシノは、まだ1~2分咲きというところだった。 (バックの山は、六甲山)
ネットによると、アーモンド並木のある下水処理場には、徒歩で15分、タクシーでも行ける、とのこと。
歩いて行ってもいいのだけれど、道がややこしそうなので、私は初めタクシーで行こうと思った。
でも、魚崎駅の南口にも北口にも、タクシーの姿は全くなかった。
しばらく待ったが、一向に現れそうにもない。
そこで仕方なく、いろんな人に道を尋ねながら、歩いていくことにした。
(魚崎周辺の方々は実に親切で、私は何人もの方のお世話になった。)
先ずは、駅周辺の道路から階段を下りて、住吉川の傍の路を南に向かって歩く。
その路から見上げると、上の道路際に植えられた早咲きの八重の桜が、色鮮やかに咲いていた。
かなり歩いて、上の道路に上がる。
上がった道路際には、よく見るのに名まえを知らない黄色の花が、いっぱい咲いていた。
この辺りで道を尋ねた男性の方が、この上もなく親切で、アーモンド並木まで私と一緒に行ってくださった。
途中、道路の脇に積み上げられた木の箱が物珍しく感じられて、シャッターを押した。
紆余曲折を経て、やっとアーモンドの並木(と言っても、規模は小さいけれど)に到着した。
(ネットには、徒歩15分とあったが、とても15分で着ける距離ではなかった。)
アーモンドの木は、下水処理場の運河沿いに植えられていた。
アーモンドの花はちょうど満開だったが、一部は風に散って、花びらが水の上に浮かんでいた。
アーモンドの並木の端まで来て、並木の全体をカメラに収めたいと思ったが、なかなかうまく撮れなかった。
並木が終わる辺りで、ヒイラギの真っ赤な新芽に目を奪われた。
タンポポも咲いていた。
アーモンドの並木に別れを告げて、もと来た道路に出て、魚崎駅に戻ることにした。
振り返って見ると、今度は運河越しにアーモンド並木が望めた。
そこからは、ひたすらもと来た道を魚崎駅へと向かった。
行きでも見た、積み上げられた木の箱が、夕日を浴びて更に色濃く輝いていた。
又シャッターを押してしまった。(左)
右は、道路端のプランターに植えられていた、花びらがメッチャ大きいパンジー。
帰り道にあった住吉川公園という小さな公園でも、ソメイヨシノがまだ花を開き始めたばかりだった。
行きと同じように、途中から住吉川べりの路に降りて駅に向かった。
途中、ふと上を見上げると、ちょうどポートライナーが頭上を駆け抜けるところだった。
その後まもなくして、魚崎駅に無事到着することができた。