Sさんは、かつて私がNHKのダンス教室に通っていた頃、一緒に踊り、一緒に先生に怒られていた(笑)、お友達。
そのSさんが、お彼岸の日(21日)に、Hさん・Yさんと私を、自宅に招待してくださった。
Sさんは、料理がとてもお上手。
大したことはできないけど、料理をつまみながら、大いにお喋りしましょう!とのこと。
私たちはSさんのお誘いにホイホイ乗って、21日の午後1時前くらいに、Sさん宅にお伺いした。
私がSさんのお宅を訪問させていただくのは、今回で2度目。
一度目は、Sさんが今の新しいマンションに引っ越されてまもなくのこと。
その時も、カニのクリームコロッケなど、お手製の美味しい料理を、タラフクいただいたのを覚えている。
さて今回。
新しいマンションに越されてちょっと経っているだけあって、お部屋の中もベランダも、一段と美しく整えられていた。
特に驚いたのは、ベランダの花たちが見事に手入れされていて、美しく咲いていたこと!
(下の写真では、ベランダの花の全体をうまく撮れていないが、実際は、もっともっとたくさんの花が咲いていた。)
Sさんは私より一つ年上だが、最近まで仕事をされていて、今でも適当な職場を見つけて働きたいと思っておられる。
15年ちかく前に仕事を辞めてから、働く気など毛頭ない私とは、どだい出来が違う。
NHKダンスも続けられ、山歩きなどもされている。
私よりずっとずっとお忙しいSさんなのに、ベランダの花までこんなにきめ細かく手入れされているとは!
私は感嘆の声を上げた。
だが私を感嘆させたのは、それだけではなかった。
テーブルの上に並べられた料理の数々を見たとき、大袈裟でなく私は度胆を抜かれた。
タンパク質系の料理だけでも、『さくら鯛』と『ブリ』のお刺身、牛ステーキが並び、それに季節感あふれる野菜料理がいろいろ添えられている。
そしてこの時テーブルに並んでいた以外に、『鯖寿司』と“フキノトウ”の『細巻き』に『豆ごはん』、鯛のお吸い物などと、出された料理は本当に枚挙
にいとまがなかった。
デザートには、お手製の『(粟のお餅入りの)ぜんざい』、赤いグレープフルーツもわざわざ皮をむいて並べられていた。
私は本当に驚嘆した。
どうしてこんなことができるの!?
それに、たかがダンスの友だちに過ぎない、私たちのためだというのに!
私たちは、Sさんの技量に感動し、その労力に深く感謝しながら、料理を次々といただいた。
桜色のスパークリングワインといっしょに。
もちろん、食べながらのお喋りにも花が咲いた。
私たちはまず昼食をタップリいただき、途中おやつタイムを挟んで、最後は夕食までいただいてしまった。
どの料理もとびきり美味しかったのは言うまでもない。
気が付いたら、夜の8時を過ぎていた。
私たちは、1時から8時すぎまで、なんと7時間も食べ続け、喋り続けたことになる。
この日は本当に楽しい、『ごちそうさん』の一日だった。
Sさん、本当に本当に、ありがとうございました♪♪♪