恒例のNHK文化教室のダンスパーティが、昨日(8日)、『綿業会館』で行われた。
『綿業会館』は、1931年に、その頃大阪で盛んだった綿織物業の業者たちの“倶楽部”として、船場の地に建てられた。
戦前には国際会議場としても使われ、(その頑丈な造りゆえに)空襲の被害もまぬかれたのだそうだ。
綿業会館・西側正面 西側玄関のシャンデリア
上の写真は1階にある談話室だが、ネットに依ると、2階にはもっともっと豪華な談話室があるそうだ。
次が、ダンス会場になった、7階のホール。
(NHK文化センターのセンター長さんが、開会の挨拶をされている。)
私がNHK文化センターの社交ダンス教室(初級)に入ったのは、27・8年も前のこと。
当時、NHKの社交ダンス教室は人気絶頂で、定員オーバーでなかなか入れなかった。
やっと入ったとしても、今度は継続するのが大変で、夜行列を作って順番待ちをし、やっとのことで手続きができるという状態だった。
そんな状態がかなり長く続いたが、いつの頃からか、次第に生徒の人数が減り始めた。
そして、最近はメッキリ数が減り、閉鎖されるクラスも多くなってきた。
それは、即パーティの参加者の減少につながり、去年のパーティもずいぶん淋しいものになった。
なので、今年のパーティは更に淋しくなることが予想された。
もしかしたら、綿業会館でのダンスパーティは、今年で見納めになるかも…。
因みに私は、数年前に何故か突然教室に行く元気がなくなって、わがままを言って教室を辞めさせてもらった。
でもその後も、先生初めクラスメートだった人たちとの交流は続き、パーティには参加させてもらうことが多かった。
教室は辞めているのにパーティだけに参加させてもらうのは、何だか“お邪魔虫”のような気持ちがしないでもなかったけれど…。
とにもかくにも、私は昨日、1時開会に間に合うように、綿業会館へと向かった。
会場に着くとやはり、(昔は芋の子を洗うような賑わいだったのに、)何とも淋しい限りの人の数だ。
でもその淋しい中でも、生徒の皆さんはガンバってクラス単位の発表(フォーメーション)を披露してくださった。
次に、そのフォーメーションの写真を何枚か載せさせていただきます。
(と言っても、躍っておられる様子を撮った写真はほとんどがピンボケで、載せたのは静止画面になってしまいました…〈涙〉)
(上2枚の写真は、僅か2組のフォーメーションでしたが、2組とも、とっても優雅にワルツを踊られました!)
(専科クラス、“よさこいチャチャチャ”のイントロ部分)
クラス演技のフォーメーションが終わると、パーティは、フリーダンスタイム・ミニコンペ・ふれあいダンスタイムへと続いた。
(私は、フォーメーションに出られた人たちの集合写真を撮ることが参加の主な目的だったはずなのに) 音楽が鳴り出すと、もうイケナイ!
いろんな方と踊りまくり、挙句の果てには、ミニコンペにまで出場してしまった。
後で、正規の参加者の方よりたくさん踊ってしまったのでは?と後悔しきり…。
でも、とっても楽しかった♪
先生初めクラスの皆さん、本当に有難うございました。