のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

“中秋の名月”の筈なのに‥。

2012-09-30 20:50:49 | 日記

 今日(9月30日)は、中秋の名月、 一年で一番美しい満月の日。

 私はずいぶん前から、今日の満月を見るのを心待ちにしていた。

 そして今年は、マンションのベランダからではなく、もっと趣きのある場所で満月を見たいと、大分前からアレコレ考えてもいた。

 それなのに‥。

 大型の台風17号の影響で、とても中秋の名月を見ることができる状態ではないことが、2.3日前からハッキリしてきた。

 残念やけど、しゃあないなあ‥。

 自然には逆らえないもの!

 

 そこで今日は、(お月見に出掛けることができず、時間ができたので)午後2時に、美容院を予約した。

 美容院に行くべく、ちょっと早めにマンションを出ると、その時すでに外は、かなり激しい雨と風だった。

 マンションの前の草木は風にあおられ、道端に置いてあった自転車は、横倒しになっている。

                

 

       

 

 私が雨の中、(上の)写真を撮っていると、通りかかった“おっちゃん”が、けげんな顔(声)で、「何してんねん!?」と叫ばれた。

 私は笑ってごまかしたが、 “そりゃあ、そうやな‥。”

 雨の中、傘を飛ばされそうになりながら写真を撮ってる“オバハン”を見れば、ちょっと変なん違うか?と思われても当然だ。

 

 だが私は、それに懲りず、さらに無謀な行動に出てしまった。

 いつも行く公園がどんな具合か、見に行くことにしたのだ。

 公園は、全体にうす暗く、闇の中に沈んでいるかのようだった。

             

 

 吹き飛ばされて地面に落ちた木の葉が、雨に打たれて濡れそぼち、花を開いたばかりの曼珠沙華も、雨の滴を付けたまま、風に大きく揺らいでいた。

       

 

 それよりも何よりも、公園ではさらに風が激しくなり、私の体は時折、風であおられ、ふらつきそうになった。

 こんなところで風にあおられて転んでケガをしても、誰も同情なんかしてくれない!

 「年寄りの冷や水」と非難されるのがオチだ。

 私は自分の無謀さを反省しつつ、転ばないことだけ気をつけて、美容院へと急いだ。

 そして、何とか無事に美容院に着き、カットとカラーを済ませて、家に帰ることができた。

 帰ってからテレビをつけると、テレビがしきりに、「不急の外出は、絶対に控えるように!」と、注意を繰り返していた。

 

 

 ところで私は、満月がダメならせめて十三夜の月でも写真に撮っておきたいと、28日の夜にカメラを持って近所をブラついた。

 どこか、十三夜の月をキレイに撮れる場所はないかと。

 でも結局、いい場所は見つからず、味も素っ気もない下の写真しか撮れなかった。