銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

大山ブナの森を歩くと、、、思いがけないご縁が!

2023年05月25日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

大山の力をめいいっぱい吸い込んで、感じて、、、

そして元気になる二日間を過ごしてきました。

集合場所でお会いすると、

『今絶不調やねん、目と足が…』と、開口一番におっしゃった方。

『足の調子がね〜歩けるところまで…迷惑かけんように途中で引き返すかも…』

確認電話でそうお話された方。

添乗員の私は、2日目のブナの森トレッキングをどうしたものかと

ずいぶん心配して迎えました。

でも、そんな心配は無用でした。

森のガイドさんが教えてくださる、

草花の名前、大山の成り立ちから廃寺になった歴史、また遺構や…たくさんの木々。

もちろん、ブナの話。

光に輝くブナの森を歩いていると、すーーと心配事がどこかへ行ってしまった。

皆様ももちろん、緑に咲く草花に、森の王様ブナの木に心とらわれて、

ドンドン歩いて行かれました。

そして、偶然にも6年ぶりの祭事にも出会う事ができました。

ブナの森に入ると私達を待っていたかのように遭遇することができました。

平安時代から始まったとされる伝統の時代行列「御幸」が、

大山町の大山寺で24日に6年ぶりに行われ、

僧兵や武者などの時代衣装をまとった人たちが、神輿とともに参道を練り歩きます。

そして歩いた後の、宿坊での山菜料理。

身体にしみる美味しいお食事でした。

食事中、先程の行列を歩かれていたお坊さんが『よくお出でになりました』と、

わざわざご挨拶に来られて、、、

あっ、ここのご住職さまでしたか!!

またまた、ご縁を頂きました。

二日間、お天気も良く、大山の雄大な頂きに触れ、

皆様、もちろん私も、どろっとしたものを吸いとっていただき、

身体も心もスッキリ軽く、帰って参りました。

*****************************************
旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com

******************************************


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年ぶりのスケッチ旅行は、地元須磨・舞子・明石へ

2023年05月24日 | Hの生きる喜び、それは

「もうこれで私たちのスケッチ旅行も終わりにしようと思います」

先生から一年前、そう告げれました

スケッチ教室の皆さまのバス旅行を担当させていただいて、
もう10年近くなるでしょうか

春と秋、様々な絵の題材を求めて、
先生と生徒さんたちと、バス旅行をしてきました

先生も含め、高年齢化し、90代の方も増えてきて人数も減ってきて
やむを得ずそろそろピリオド、ということでした

手配も添乗もままならない頃から、
全てを任せてくださった先生は、私にとっても「先生」でした

寂しいな、、と思いながら一年、、、

「絵の題材がなくなってきて、皆さん描くのに困っているので
どこかまたスケッチ旅行を計画しようと思いまして、ね」

なんと、スケッチ旅行復活です!

「近場でゆっくり腰をすえて描きたいんですけど
5月でどこがいいかしら、、、」

ということでしたので、近場で真っ先に思い浮かんだ
須磨離宮公園の薔薇を提案

須磨へ行くなら海の景色を描いてほしいと、舞子公園を

ここなら洋館、松林も、そして舞子ならではの明石海峡大橋も描けますね

ここまで来たなら、明石の魚の棚へ行きましょう
活気あふれる商店街もいいですね、買い物も楽しめそう

そしたら、すぐ近くの明石城も含めて
城(堀と櫓)も描くと面白いですね

あれよあれよと行先は決まり
描くモチーフも様々なものが集まりました

10年近くご一緒させていただいているので、
皆さまとはもうお顔なじみに

「お久しぶりですーーーー、今日すっごく楽しみにしてました!」

「内緒よ、スケッチはどうでもいいの
お昼が楽しみ!いつも美味しいところ連れていってくれるから」

いつもの感じ、とてもいい雰囲気の皆さま

ランチの時に、こっそり生徒さんたちに聞いてみました

「いったん終わったと思っていたのですが、
再びスケッチ旅行の声をかけていただけたのは、何かきっかけがあったのでしょうか」

すると

「先生のところにあなたから(銀ステから)年賀状が届いたらしくて
そこに、”少人数でもいいのでまたスケッチ旅行を計画してください”って
書いてくれていたんですってね
それで先生が、それじゃあ、と思われたらしいわよ」

そうだったんですか
たくさん届く年賀状の中から、小さな言葉を拾っていただいてありがとうございます

先生。
最後のひとりになっても計画して添乗させていただきます、
これからもずっとずっと、皆さまのスケッチ旅行を続けてください

*****************************************
旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com

******************************************


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑に包まれる、那須高原と中禅寺湖

2023年05月23日 | Hの生きる喜び、それは

聴くに値するのは沈黙だけです

けれど、胃袋をだますことはできません

人生の流れを深化するために、
ひとりでいることを耕さねばなりません

妖精のいたずら 水庭

この水庭の風景は自然の中には存在しません
雨が降れば噴火口のように沸きたち、
陽が射すと水面がきらめく
溢れることも、涸れることもない、
つまり、寸分の狂いもないように計算されて造られているからです

生物空間(ビオトープ)の中に、アートをちりばめる遊び心に
皆さん目を輝かせて、この空間を楽しんでおられました

1泊目に滞在した那須高原の「アートビオトープ」

誰もが心の中に持っている哲学的な精神と
芸術的センスを呼び起こす、とても素敵なホテルでした

さて、この時期の那須、中禅寺は一年で一番清々しく爽やかな季節を迎えていました

ヤマツツジは花という花を開花させ

シロヤシオは雪のように咲き

レンゲツツジは緑の中やさしく微笑む

ふんわりと包み込むようなやわらかさのシャクヤクは

まさに百花繚乱

1本の木にちょうど半分コずつの白色と桃色の花をつけるオオデマリ

イタリア大使館は青紅葉に包まれ、

教会は静かに時を刻み

まどろんでいると思って覗き込んだら睨み返され


かと思ったら、クロネコに招き入れられ

いろいろありましたが、、、

戦場ヶ原を歩いてこの笑顔
どこに行ってもパッと弾けるような皆さまの笑顔が
今回の旅で一番満開の花々でしたね

*****************************************
旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com

******************************************

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅花山ヤマシャクヤクは咲いていませんでした。一輪を除き。

2023年05月21日 | 見かけだおしNのつぶやき

「これ私みたいやなぁ」

赤いベレー帽のお客様。

ずっとツアーの最中に思い出していました。

紅花山シャクヤクは超希少動植物。

美山のある場所だけに群生しています。

【2017年、咲いてた時の写真です。】

 

今回、久しぶりにツアーで行くことになり、

過去の資料を見直すと、なんともう6年も前のこと。

そして当時ご参加いただいたお客様の顔ぶれを見ると、、、

わっ。

笑って、のち、ホロリと。

今年は、どこもかしこも花の開花が早く、

この紅花山シャクヤクさえ、一週間前倒しに公開が決まりました。

希少種ゆえ、村の方が大切に生育を管理されています。

よって一般公開は僅か2日間のみ。

その日程に合わせて、今回、8名のお客様と訪ねました。

半数の方がお誘い(毎度の)です。

開花に合わせての公開日でしたが、、、

ツボミはギュッとまだ固く、全く咲いていませんでした。

が、杉木立をずんずん歩いた先に、見つけました。

群生にたった一輪だけ開花している小さな薄紅色の花を。

今回ご参加いただいたお客様には本当に申し訳なかったのですが、

私は、ちょっと笑ってしまったんです。

赤いベレー帽さん、やっぱりね。

「私みたいやなぁ」の言葉どおり有言実行?

 

6年前も同じく、ほとんどお誘いしてご参加いただきました。

(参加人数も、何も変わってないことにおののきますが、、、)

なかでも絶対、ノーと仰らなかったお客様。

「なんでもええわーーー、あんたが言うなら連れてってーーー」

赤いベレー帽がトレードマークのお客様でした。

私に小さな手を取られて、美山の山間の群生地を歩き、

「ああーーまぁ!」

甲高い声を上げられたと思ったら拍手されました。

満開の花の群れからはずれて、

隅っこの方で一輪だけひっそりと咲く花を見つけて、

「どこにも私みたいなんがおるんやなぁ」

そう仰ったのが忘れられない。

 

今日、小雨降る中、村の人が申し訳なさそうに、

「ここ最近寒かったから」「自然のことだから」

私も仕事柄、しょっちゅう言うことですが、

実は、全く気にしてなくて、

それよりも、ベレー帽さんは、こんなとこに、一本立ちで咲いていました。

何にも迎合することなく、あまのじゃくで、凛とされていたあの頃のままに。

ありありと思い出しました。

ふふふ

 

世の中がおんなじ方に向かっている、として。

例えば花の開花がずいぶん早い、それをいとも簡単に裏切る紅花山シャクヤク。

それをさらに超えて?咲いちゃってる一輪。

赤いベレー帽さんを思い出すのは必然でした。

【創立記念日帰りミステリーバスツアー】

日時 6月23日(金)

金額 10,000円

集合 大阪 川西 宝塚

行先 ミステリーツアーです。西へ?東へ?

ぜひ、ご一緒ください。

******************************************
旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com

******************************************

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウシュベツでタイムスリップ

2023年05月20日 | のほほん同志Aの日常

時間が伸びたり縮んだりするというのは、
アインシュタインの相対性理論のなかでの話かと思っていたら、

不思議な時間の伸び縮みを、北海道で体験してきました。

帯広から北へ1時間半。
糠平町にあるタウシュベツ橋梁へ。

ガイドツアーに参加して向かいます。


タウシュベツ橋は、もとは木材資源を内陸から町へと運ぶために開通した
鉄路、旧国鉄士幌線のアーチ型コンクリート橋でした。

ところが、開通からわずか十数年後の昭和30年、
電力の需要が高まり、水力発電のためダムの底に沈むことに。

線路も並行するように付け替えられましたが、民営化を待たずに廃線。

…そして今も、水力発電のダム湖のなかに位置するまま、
電力需要の季節ごとの移ろいに伴い、
水の底に沈んだり、また現れたりを繰りかえしているのです。

そうして、通常の風化に加えて、
水の底に沈む→表面に氷が張る→水位が下がってきて表面の氷が橋を削る

をくりかえした結果が、この姿。

こうした過酷な環境のため、1年で約10年分、風化が進むと言われているのだとか。

ダム湖の底に沈んだのが、昭和30年ですから、ざっと70年。

…つまり、700年分、風化が進んだ、ということのようです。

だからなのか、橋だけでなく、不思議な風景が広がっていました。

時間は伸びたり縮んだり。
でも、今というときを楽しんだ3日間でした。

今は帯広でしか見られないはんえい競馬。

ばん馬の駒ちゃん。

夜の帯広を、馬車を轢いて歩いてくれます。

絵になる風景の連続でした。


【創立記念日帰りミステリーバスツアー】

日時 6月23日(金)

金額 10,000円

集合 大阪 川西 宝塚

行先 ミステリーツアーです。西へ?東へ?

ぜひ、ご一緒ください。

******************************************
旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com

******************************************

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする